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ミステリーの女王!アガサ・クリスティの生涯とおすすめ作品一覧

更新日:2023.04.05

投稿日:2022.06.30

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本 小説 女性

数多くの名作を生み出し、世代を超えて有名なミステリー作家アガサ・クリスティの名前は誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。中でも「オリエント急行殺人事件」は、日本でもドラマや舞台化されるほどの人気作品です。ここでは、アガサ・クリスティが世に送り出した作品の数々やその背景、アガサ自身の生涯についてご紹介します。

アガサ・クリスティはどんな人?

アガサクリスティ 像

本名は「アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティ」といい、1890年にイギリス南西部のデヴォン州トーキーで誕生しました。発表された推理小説の多くは世界的なベストセラーとなっていることから、「ミステリーの女王」と呼ばれています。アガサ・クリスティの作品は、さまざまな言語に翻訳されて全世界で20億部以上出版されており、聖書やシェイクスピア作品の次によく読まれているともいわれます。

さらに、ギネスブックはアガサを「史上最も多く翻訳された作家」に認定。日本でも早くから紹介されており、早川書房は「クリスティー文庫」としてほぼすべての作品を翻訳・出版しています。

Guinness World Records:https://www.guinnessworldrecords.com/world-records/67389-most-translated-author

 幼少期

アガサ・クリスティには、10歳近く年の離れた姉と兄がいました。しかし、姉は寄宿学校、兄は軍隊にいたため幼少期を共にする機会はなく、両親や使用人たちと過ごして育ったといわれています。少女時代のアガサは正規の学校で学ぶことを禁じられ、母親から教育を受けました。

母親は教育に対する変わった信念を持っており、幼い彼女に大きな影響を与えました。例えば、「7歳になるまでは字が書けない方が良い」と信じてアガサに字を教えなかったのです。そのため一般的な子供より識字が遅く、父親がこっそり手紙を書く手伝いをさせるまでは字が満足に書けなかったそうです。

学校に通っていなかったアガサは、使用人と遊んだり、空想上の友人と遊んだりして過ごすなど、内向的に育ちました。一方で、父の書斎でいろいろな本を読んで過ごしたことで、さまざまな事象に関する知識を得て教養を深めていきました。

教育環境だけを見れば、アガサと母親の間には確執があってもよさそうですが、彼女は母を生涯尊敬しており、亡くなった時は大きなショックを受けたそうです。

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小説家になったきっかけ

小説家 執筆 ペン

アガサが15歳の時、一家は一時パリに引っ越しました。パリでは、礼儀作法や芸術などを学ぶフィニッシングスクールに短期間通い、文学に夢中になったことから自分でも文章を書くようになりました。

彼女がミステリー小説に出会ったのは、11歳年の離れた姉に勧められ、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズなどを読みはじめた時です。そして、姉に「ミステリーなんて書けるわけがない」と言われ奮起したことが、ミステリー作家として活動するきっかけになります。

結婚と小説家デビュー

結婚

第一次世界大戦がはじまった1914年に、軍人のアーチボルドと結婚します。そして、アガサは戦時中、篤志看護師として病院に勤務します。2年にわたり、薬局で助手をしながら薬剤師の資格を取るために学びました。薬剤師の勉強で得た薬学の知識が、ミステリー作品の執筆に役立つことになるのです。

勤務中の空いた時間にミステリー小説を書き、第一次世界大戦後の1920年に「スタイルズ荘の怪事件」でミステリー小説家としてデビューしました。同作品には、彼女が生み出した世界的名探偵エルキュール・ポアロが初登場します。

アクロイド殺しの論争

小説 本

「アクロイド殺し」はアガサ・クリスティが1926年に発表した6作目の長編ミステリー小説です。ポアロシリーズの3作目にあたり、ポアロの隣人が書いた手記という形をとっています。

しかし、語り手である隣人が犯人という叙述トリックは、衝撃的であると同時に読者に対してフェアではないという意見も生み、当時は世界中で論争を引き起こす作品となりました。

2013年にイギリスで最も権威のあるミステリー作家団体のCWA(英国推理作家協会)が行った投票では「史上最高の推理小説」に選ばれ、現在でも推理小説史上に残る名作として、アガサ・クリスティの代表作の一つに挙げられています。

「アクロイド殺し」は、2018年4月に三谷幸喜脚本でフジテレビのスペシャルドラマとしても放送されました。「黒井戸殺し」というタイトルで舞台を日本に移し、野村萬斎、大泉洋、向井理、吉田羊など実力派の豪華キャスト陣により、圧倒的な演技力と独特の世界観で作り上げられたドラマになっています。

 謎の失踪事件

保養地 ホテル

「アクロイド殺し」を発表した1926年12月に、当時36歳のアガサは自宅を出たまま行方不明になりました。警察は事件に巻き込まれた可能性も視野に入れて捜査をしていましたが、11日後に保養地のホテルにて、夫の愛人名義で宿泊していたアガサが見つかりました。

「Agatha Eleven Missing」と呼ばれるこの事件において、失踪した理由には諸説あります。事件前に最愛の母親を亡くし、さらに夫の愛人発覚により精神的に弱っていたことなどが挙げられていますが、アガサの自伝では失踪事件について触れられていません。

本人の作品ではありませんが、アガサ・クリスティをめぐる人間模様を描いた作品「アガサ 愛の失踪事件」が1979年にイギリス・アメリカの合同制作によって映画化されています。

離婚と再婚

結婚

アガサは、失踪事件後1928年にアーチボルトと離婚しますが、1930年のバクダッド旅行で出会った14歳年下の考古学者マックス・マローワンとすぐに恋に落ち、その年に再婚しました。

当初の旅行先は西インド諸島の予定でしたが、友人の紹介で知り合ったバグダッド帰りの夫妻から「オリエント急行でバグダッドに行ける」と教えてもらったアガサは、旅行先をバグダッドに変更し、オリエント急行で旅立ちました。この旅行でオリエント急行に乗ったことが、アガサの代表作「オリエント急行殺人事件」を執筆するきっかけになったのでしょう。

再婚後は、夫の中東での発掘作業に同行し、「メソポタミアの殺人」や「ナイルに死す」など、異国情緒溢れる作品を次々と書いています。愛のある結婚生活によって精神的に安定し、各地へ旅することによって自身の世界を広げていったこの時期は、のちに彼女の代名詞となる作品が数多く誕生した黄金期といえます。

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アガサの死

アガサ・クリスティ

第二次世界大戦が勃発すると、再び薬剤師として働きはじめました。

執筆活動も続けていたアガサは、万が一に備えて名探偵エルキュール・ポアロシリーズの最終作となる「カーテン」とミス・マープルの完結作「スリーピング・マーダー」を書き上げました。そして、2作共に「死後に出版する」という契約を出版社と交わし、それぞれの著作権を夫と娘に遺したのです。

その後、1976年1月に高齢のため風邪をこじらせ、85年の生涯を閉じました。

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アガサ・クリスティの代表作・オリエント急行殺人事件

オリエント急行 アガサ クリスティ

「オリエント急行殺人事件」はアガサ・クリスティの代名詞といえる、日本でもよく知られる作品の一つでしょう。イスタンブール発イギリス行きのオリエント急行に乗った名探偵ポアロが、密室の車内で起きる殺人事件を解決するという内容です。

ストーリーはトルコのイスタンブールから始まりますが、実は小説が執筆されたのもイスタンブールのホテルの一室だったのです。ここでは、意外と知られていないアガサ・クリスティとトルコのつながりをご紹介します。

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「オリエント急行殺人事件」はトルコのホテルで執筆された

オリエント急行殺人事件 アガサクリスティ ペラ・パレス・ホテル

「オリエント急行殺人事件」の執筆時にアガサが宿泊していたペラ・パレス・ホテルは1895年に開業し、オリエント急行でイスタンブールを訪れる乗客に多く利用されていました。

アガサ・クリスティはお気に入りの411号室に何度も宿泊しており、現在は「アガサ・クリスティ キングルーム」と名付けられています。広々とした室内には彼女が使用したタイプライターのレプリカや本が飾られていて、ファンには堪らない部屋となっています。

また、トルコ建国の父アタテュルクも同ホテルに宿泊しており、イスタンブールで最初に職務を執り行った101号室はそのまま保存され、博物館として公開されています。

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そのほかにも、作家アーネスト・ヘミングウェイや女優グレタ・ガルボなど数々の著名人が宿泊しており、ペラ・パレス・ホテルにはそれぞれをテーマにした部屋が存在します。

アガサ・レストラン

ペラ・パレス・ホテルの2階には、「オリエント急行殺人事件」の影響を受けて内装にこだわったアガサ・レストランがあります。白黒チェックの床など、ポアロ作品に登場するアール・デコ様式のデザインが美しいレストランでは、トルコ料理のほかにもフレンチやイタリアンなどの絶品料理を堪能できます。

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オリエント急行の終着駅

イスタンブール シルケジ駅 オリエント急行

オリエント急行の終着駅はイスタンブールの「スィルケジ駅」です。異国情緒が漂い、赤いレンガとモダンなデザインが魅力的な駅となっています。併設されているレストラン「オリエントエクスプレス」には、オリエント急行の写真やグッズが店内に飾られているほか、車掌の制服を着た店員さんによる粋なおもてなしも楽しめます。

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何度も映画化されているオリエント急行殺人事件

オリエント急行

オリエント急行殺人事件は、1974年にアメリカ人のシドニー・ルメット監督によって初めて映画化されています。

しかし、私たちにとって記憶に新しいのは、イギリス人のシェイクスピア俳優として有名なケネス・ブラナーが主演・監督を務めた2017年公開の作品でしょう。冒頭のシーンでは、イスタンブールのレストランで出来立てのラマザンピデ(トルコで断食の期間に食べられる、ゴマがのったモチモチの美味しいパン)をケネス・ブラナー演じる名探偵ポアロが絶賛しています。

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アガサ・クリスティのおすすめ小説作品

小説 作品

「オリエント急行殺人事件」の他にも、アガサ・クリスティはいくつもの名作ミステリーを残しています。ここで代表的な作品をご紹介します。

スタイルズ荘の怪事件

1920年に発表されたアガサ・クリスティのデビュー作で、名探偵エルキュール・ポアロが初登場した「伝説の始まり」ともいえる作品です。

スタイルズ荘で起きる殺人事件をポアロが推理していくというシンプルな内容で、序盤で提示された手掛かりを終盤で回収し、二転三転しながら意外な犯人に辿り着くという、ミステリーのお手本のような小説です。また、作品の舞台となったスタイルズ荘は、ポアロシリーズの完結作「カーテン」の舞台にもなっています。

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ABC殺人事件

小説

1936年に発表された、名探偵ポアロシリーズの長編第11作目の小説です。被害者の名前がABCのアルファベット順になっているという奇怪な事件が起こるなか、名探偵ポアロと相棒ヘイスティングスによるスピード感あふれる捜査劇が読者を退屈させず、アガサ・クリスティ作品の中でもっとも純粋に楽しめるミステリーといえるかもしれません。

なぜ、ABC順にこだわるのか?という謎自体の魅力が読者を最後まで引き込み、気付いたら読み終わっているほど熱中させられる作品なので、アガサ・クリスティを初めて読む方にもおすすめです。

ナイルに死す

ナイル川

1937年に発表された長編小説で、アガサ・クリスティ作品、とくに中近東を舞台にした作品シリーズの中では最高峰ともいわれています。エジプトのナイル川を巡る豪華客船が物語の舞台で、大富豪の美しい娘が殺害され、彼女の結婚を祝う為に集まった乗客全員が容疑者となります。

名探偵ポアロは、ナイル川に浮かぶ船内の密室で起きた殺人事件に挑みます。事件の裏には、人を愛しすぎることで生まれた激しい嫉妬と欲望がありました。数々の難事件を解決してきたポアロ自身が「私の人生を変えた」と語るほど、彼のその後に大きな影響を与える事件となりました。

「ナイルに死す」は、2017年公開の映画「オリエント急行殺人事件」で主演・監督を務めたケネス・ブラナーが主演・監督を務め、「ナイル殺人事件(英題:Death on The Nile)」として2022年2月に日本で公開されまました。日本に先駆けて公開された全米を含む13ヵ国では、初登場1位の大ヒットを記録しています。

そして誰もいなくなった

孤島 海

1939年に発表された「そして誰もいなくなった」は、アガサ・クリスティをベストセラー作家にした小説の一つで、とくに評価が高く代表作に挙げられることも多いです。10人の登場人物が孤島を舞台にして、童話「10人の小さな兵隊さん」の詩になぞらえて殺されていくストーリーです。10人全員が死ぬという結末が「そして誰もいなくなった」というタイトルにつながっています。

迷宮入りとなった後、真犯人による独白手記が見つかることで真相が明かされるという結末が魅力です。誰も出入りできない閉じられた空間で事件が起きる「クローズド・サークル」ものの代表作であり、ミステリーの面白さがすべて詰まっているといえるでしょう。

アガサ・クリスティ作品の中で最も多い1億冊以上の出版となっており、2009年時点では「聖書」を含むすべての書籍の中で6番目に多く販売されています。

映画化されたアガサ・クリスティ作品

アガサ・クリスティが世に送り出した名作ミステリーの数々は、原作小説だけでなく映画としても楽しまれてきました。代表作ともいえる「オリエント急行殺人事件」や「そして誰もいなくなった」を筆頭に、アガサ・クリスティ原作の映画作品は根強い人気を誇っています。

過去に映画化された作品でも、現代の最新技術を用いて改めて製作されることが少なくありません。近年も以下の作品が公開され、いまだにファンを魅了し続けています。

  • ナイル殺人事件(2022年公開)
  • ねじれた家(2019年公開)
  • オリエント急行殺人事件(2017年公開)
  • 華麗なるアリバイ(2010年公開)

原作の発表から数十年経っているにもかかわらず、新たな映画化に成功しているという事実がミステリー作品としての完成度の高さを裏付けています。今後もアガサ・クリスティ作品の映画化からますます目が離せません。

アガサ・クリスティの魅力

小説 本

アガサ・クリスティの推理小説は、名探偵エルキュール・ポアロやミス・マープルに代表される魅力的なキャラクター作りと奇抜なストーリー、そして巧みなトリックによって、時代を超えて読者を魅了し続けています。

作品の特徴は、シンプルで読みやすく、登場人物の性格が魅力的で生き生きとした会話が多い点です。ナレーションのような状況説明よりも登場人物同士の会話が多いため、漫画のようにスラスラと読み進められます。小説を読みながら、まるでストーリーの中に自分がいるような感覚になるのです。

ここでは、アガサ・クリスティの魅力をさらに掘り下げるべく、彼女が生み出した作品内のキャラクターやミステリー以外の小説、生前に遺した名言をご紹介します。

アガサ・クリスティが生んだ名探偵

アガサ・クリスティの作品には、エルキュール・ポアロとミス・マープルという2人の名探偵が登場します。ここで、それぞれの特徴をご紹介します。

エルキュール・ポアロ

エルキュール・ポアロ アガサ・クリスティ 名探偵

エルキュール・ポアロは、アガサ・クリスティの第一作目から登場する名探偵です。33の長編と54の短編、1つの戯曲に登場し、アガサが生涯にわたって描き続ける代表的な登場人物となりました。シャーロック・ホームズと同様、時代を超えて世界的に愛されている名探偵キャラクターの一人です。

エルキュール・ポアロは、優れた洞察力を持つ自身の頭脳を「灰色の脳細胞」と評し、自らを世界最高の探偵であると語るほどの自信家です。容疑者たちとの何気ない会話や尋問に重点を置き、会話から人物の思考・行動を探っていく捜査スタイルが特徴となっています。

物的証拠も尊重し、心理分析と組み合わせた推理で数々の難事件を解決しています。容疑者全員を集め、推理を説明しながら真犯人をその場で明かすシーンは圧巻です。

ミス・マープル

1927年に雑誌に掲載された「火曜クラブ」で初登場したミス・マープルは、ロンドンから離れた田舎町のセント・メアリ・ミード村に住む独身の老婦人です。

庭いじりや編み物が好きで、よくお喋りするどこにでもいそうなお婆さんですが、村の中で事件が起きると名探偵として活躍します。事件とは関係がなさそうな噂や古い知人の話、昔セント・メアリ・ミード村で起きた出来事などを事件の断片に重ね合わせ、さらに人間観察力と洞察力を活かして真相を解き明かしていくのが特徴です。

大胆さや切れ味という点では、ミス・マープルシリーズで起こる事件の数々は他のアガサ・クリスティ作品に劣るかもしれません。しかし、人間の深層心理やさりげない会話が事件の鍵を握るという唯一無二の魅力があります。

実は恋愛小説も得意!

アガサ・クリスティは、実は「メアリ・ウェストマコット」という筆名でミステリー以外の小説もいくつか執筆しています。サスペンスの要素を含みつつ、破綻した最初の結婚生活や母親に対する愛情などに影響された恋愛がテーマの作品となっています。

恋愛小説も読めば、アガサの人生観をより深く知るヒントになるかもしれません。

アガサ・クリスティの名言

言葉 紙

多くのベストセラー小説を生み出したアガサ・クリスティは、数々の心に響く名言も残しています。ここで代表的な言葉をご紹介します。

「人生は決して後戻りできません。進めるのは前だけです。人生は一方通行なのです。」

「人生の悲劇は、人は変わらないということです。」

世界的な名作を数多く生み出しているアガサの言葉だからこそ、多くの人に影響を与える名言となっています。

イスタンブール
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アガサ・クリスティの生涯と人気作品まとめ

本 小説

本記事では、「ミステリーの女王」ことアガサ・クリスティの生涯と人気作品をまとめてご紹介しました。アガサが生み出したミステリーの名作たちは、原作小説としてだけでなく映画化などによって今なお新しいファンを魅了し続けています。

2017年に改めて映画化され、大ヒットとなった「オリエント急行殺人事件」はその一例でしょう。物語の出発地点であり、執筆時にアガサ本人も滞在していたトルコ・イスタンブールを訪れれば、アガサ作品をより深く楽しむヒントが得られるかもしれません。

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