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アマゾネスは実在した!?ギリシャ神話の女性戦闘部族の伝説・歴史を徹底解説

更新日:2023.04.05

投稿日:2022.08.16

Views: 5888

ギリシャ神話に登場する勇猛果敢な女性の戦闘部族「アマゾネス」は、皆さんもご存じではないでしょうか?アマゾネスは昔から強く勇敢な女性の代名詞として使われ、近年ではハリウッドの人気ヒーロー映画のモデルにもなっている世界中で有名な古代の女性戦士です。

実は、古代の様々な神話や叙事詩に出てくるアマゾネスは、神話上のファンタジーだけではなく、実在したとも言われています。そんな神秘に満ちたアマゾネスは、どんな人々だったのでしょう?歴史、伝説、史実など、アマゾネスに関するあれこれをこの記事でご紹介します!

アマゾネスとは?

アマゾネス

アマゾネスはギリシャ神話や古代叙事詩に登場する、弓・剣・馬術に優れ戦いに長けた女性だけの武装狩猟民族です。英語で「Amazons」と言い、「アマゾーン」とも呼ばれています。アマゾネスは男性と変わりない敏速さと肉体的な強さ、戦闘力を持つ女性戦士として恐れられていた部族でした。

アマゾネスはギリシャ神話の中だけに存在する逸話と考えられがちですが、実は現トルコの黒海南沿岸部に居住していた古代民族とも考えられています。勇猛果敢なアマゾネスの女性達は、女王の指揮のもとに黒海北部スキタイからトラキア地方、小アジア、エーゲ海諸島に至る世界の隅々まで、定期的に広範囲の軍事遠征を行なっていました。

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アマゾネスは一般的に、獣の皮から作られた鎧を着て馬に乗り、弓矢を持った姿で描かれます。また、彼女たちは地母神キベレやアルテミスを信仰し、男性を嫌悪・禁止していたそうです。

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アマゾネスの名の由来

より敏速に正確に弓を射るために、アマゾネスは「右の乳房を切り落とす、または焼き払っていた」という伝説から、古代ギリシャ語で乳房を意味する「“mazon” +否定の接頭詞である “A” を加えて “Amazon=乳房無し”」と呼ばれるようになりました。

他にもアマゾネスの名前の由来には諸説があり、最近では戦士を意味するペルシャ語 “ha-mazan” が語源とも言われています。

ちなみに、本当にアマゾネス達が右の乳房を切り落としていたかは謎に包まれたままです。古代の美術作品ではアマゾネス達に両乳房がありますが、ほとんどの作品で右胸が隠れる形で表現されています。

アマゾネスはトルコにいた!?

トルコ ギレスン 黒海

「アマゾネスはどこに住んでいたのか?」この問いに関しては、昔からアナトリアの黒海、リュキア、カリア、リビアなど様々な説がありました。ヘロドトス、ヘシオドス、ディオドロス、アポローニオス、ウェルギリウス、アイスキュロスなど、古代ギリシャの偉人や学者たちは、自身の著書や作品においてアマゾネスの故郷を「テミスキラ(Themiscyra)」と記しています。

テミスキラは、トルコ黒海地方サムスン県を流れるテルメ川(古代名:テルモドン)の黒海河口付近にある現テルメ郡にあったとされています。紀元前1,500~1,200年頃、このテミスキラを首都として、独立したアマゾネス王国があったという言い伝えです。

同じく、黒海沿岸の町ギレスンの沖1.6kmにあるギレスン島は、古代アマゾンに支配されていた島とされており、女王によってアマゾネス族の父である「ギリシャ神話の軍神アレース」を祀った神殿と、信仰していた「地母神アルテミス」へ捧げた神殿が建てられていました。

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アマゾネスはどうして女だけの部族なの?

アマゾネス

アマゾネスはなぜ女性だけで構成されており、男性を嫌悪していたのでしょう?これにはいくつか諸説あります。

戦いによって男性部族が全滅した

アマゾネスの部族の男性達が、周辺集団への襲撃を行った際、逆に待ち伏せされて全滅させられたため、女性が武装しなくてはならなくなったと言う説。

アマゾネスの女性部族が男性部族を殺戮した

アマゾネスが奴隷として使っていた男性達が、ゼウスという名の男の最高神が現れたことを聞き、このことを自慢し始めました。これに対し、地母神を深く信仰するアマゾネス達は激怒し、その晩全ての男たちを殺戮し、男児を追放しました。さらに、殺害した男たちの性器を切り取って地母神に捧げたのち、男がアマゾネスの国に入ることを禁止したという説です。

女性だけ部族で、子孫を残す方法は?!

アマゾネス

アマゾネスは女性だけの部族です。しかし、女性だけでは部族が絶えてしまいます。そこで彼女たちは、近くに住んでいた男性部族ガルガレイ(Gargareans)と定期的に子作りをし、子孫を残していました。

何世代にも渡って、毎年春の2ヶ月間のみ密かに好意的に交わったとも、誘拐して強制的に交わって子種をもらった後に殺害したとも言われています。アマゾネスにとって男性は、子種をもらうための道具でしかありませんでした。

そして、生まれた子が女の子ならば部族内で手厚く戦士として育てられましたが、男の子であった場合は父親に返されたか殺されました。

ちなみに、古代ギリシャの地理・歴史学者ストラボンによると、この男性部族ガルガレイはコーカサス山脈の北方に住んでいたようで、元々はアマゾネスと同様にテミスキラ周辺に住んでいましたが、そこから移住したと言われています。

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アマゾネスの驚くべき伝説

女性戦士部族アマゾネスは、その特性からか実在したからなのかわかりませんが、古代から叙事詩や神話で頻繁に取り上げられてきました。ここでは、有名なアマゾネスのエピソードをいくつかご紹介します。

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ギリシャ神話でのアマゾネス<アマゾノマキア>

アレース ギリシャ神話

アマゾネスと切っても切り離せないのが「ギリシャ神話」です。アマゾネスの最初の女王オトレーレーは、東風神エウロスの娘であり、後にオリュンポス十二神の一柱である軍神アレースとの間に、3人の娘ヒュッポリテ、アンティオペ、ペンテシレイアをもうけています。

後に3人の娘たちはアマゾネスの女王となりますが、この話からアマゾネスの女王達は戦いの神アレースを祖としているために強かったということがわかります!

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女王ヒッポリュテとヘラクレスの話

ヒッポリュテー アマゾネス ヘラクレス

半神半人の英雄ヘラクレスは、至高女神ヘーラーの仕業により、狂気を吹き込まれて自分の子供を殺してしまいます。我に返ったヘラクレスは、償いのために12の功業を行いました。その内の9番目が「アマゾンの女王ヒッポリュテの腰帯を手に入れる」ことでした。これは女王ヒッポリュテが父である軍神アレースから受け継いでいた腰帯です。

ヘラクレスはアマゾネスとの戦闘を覚悟し、アテナイ王テーセウスたちと共にアマゾネスの地へ訪れます。しかし、彼らの強靭な肉体に感銘を受けたヒッポリュテは、自分たちと子供を作ることを条件に、腰帯をヘラクレスに渡すことを了承します。

しかし、最高女神でヒッポリュテの祖母でもあるヘーラーが、アマゾネス達に「ヘラクレスが女王を連れ去ろうとしている」と吹き込んだため、アマゾネス達はヘラクレス一行を襲ってしまうのでした。

裏切られたと思い襲撃に激怒したヘラクレスは、ヒッポリュテが弁解するのを聞かずに殺してしまい、帯を持ち帰ったとされています。

王女アンティオペーとアテナイ王テーセウスの話

テーセウス アンティオペー アマゾネス

ヘラクレスと共にアマゾンの地に訪れたアテナイ王テーセウスは、帰り際にアマゾネスの王女で女王ヒッポリュテの妹「アンティオペー」をアテネに連れ去ってしまいます。

このアマゾン王国からアテネへの帰途には、アナトリア西部のニカエア(現トルコのイズニック)にも立ち寄ったと言われており、その後アテネに着いた二人は結婚し「ヒッポリュトス」という名の男の子が誕生しました。

その後すぐに、アマゾネス達は奪われたアンティオペーと腰帯を取り返すためにアテネへ攻め入りますが、テーセウス率いるアテナイ軍に敗北してしまいます。さらに、アマゾネスの一人が誤ってアンティオペーを殺してしまい、このアマゾネスもテーセウスによって殺されました。

トロイア戦争でのアマゾネス

ホメロスの叙事詩『イーリアス』によると、当時の女王ペンテシレイア率いる12人のアマゾネス戦士達は、トロイの皇子ヘクトルがアキレウスに殺された後に、トロイに味方するためトロイア戦争に参戦し、ギリシャ軍に大きな重圧をかけたと言われています。

トロイア戦争において、戦闘の際にアキレスと対峙したペンテシレイアは、一騎打ちの末殺されてしまうのですが、アキレスは死に際の美しい彼女を見て恋に落ち、殺してしまったことを大いに悲しんだという言い伝えもあります。

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アレキサンダー大王も会った?アマゾネスの逸話

アレキサンダー大王

紀元前330年代に東方遠征を行ったことで有名なアレキサンダー大王。古代のアレキサンダー大王の歴史研究家によると、アレキサンダー大王は東方遠征の途中、300人の女性部族を率いて参上したアマゾネスの女王タレストリスと会ったと言われています。

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女王タレストリスの目的は、強くて英知を持つ優れた大王の子を身ごもることでした。大王は勇猛果敢な女王との子を作ることに合意し、13日間共に過ごしました。伝承群アレキサンドロス・ロマンスによると、二人の間に子供が生まれたという説もあります。

しかし、この話はほぼフィクションです。大王が中央アジアで15日間滞在している記録があり、そこで武装した騎馬遊牧民「スキタイ人」の女性達と出会って、それをアマゾネスと思い込んだ可能性があると判明しました。または、スキタイ王が自身の娘をアレキサンダー大王の妻にするために捧げようとしたことを背景に、この伝説ができたとも言われています。

アマゾネスと縁のある都市

アマゾネスの故郷は黒海沿岸のテルミスキでしたが、彼女達は軍事襲撃を行いながら各方面へ遠征するとともに、都市の建設も行ったと言われており、それにまつわる都市建設の言い伝えが残っています。ここではそんなアマゾネスと縁のある都市を紹介します。

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スミルナ(Smyrna)

イズミル トルコ

アマゾネスの女王スミルナは、現イズミールである土地に攻め入り、支配権を得てこの町を女王の名にちなんだ「スミルナ」としたと言われています。

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エフェソス(Ephesus)

エフェソス遺跡 アルテミス像

アマゾネスの最初の女王であるオトレーレーが、エフェソスの町を建設し、深く信仰していた地母神に捧げる目的で、アルテミス神殿を建設したと言われています。その後、エフェソスの若い処女達は、年に一回アマゾネス達に捧げられた武器を身に着けて、踊りを奉納するのが伝統でした。

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キュメ(Kyme/Cyme)

イズミールとベルガマの両都市のちょうど中間地点に位置するところにキュメがあります。ここは紀元前1,064年頃に造られた古代都市で、都市を創設したアマゾネスの女王キュメの名が付けられました。この地で発掘された後の時代の硬貨には、彼女の顔が刻まれています。

ミリナ(Myrina)

キュメよりも少し北にあるこの古代都市も、都市を建設したアマゾンの女王ミリナの名が付けられています。この女王ミリナは乗馬に長けていたそうです。

シノぺ(Sinope)

黒海沿岸の町シノペ(現シノップ)は、アマゾンの首都テミスキラからも近く、アマゾンの女王シノペがこの地を支配していたことから、彼女の名が付けられたと言われています。

ちなみに、古代の歴史家ヘロドトスは、南西アナトリアのリキア人が「母方の家系に従った名前を付け、子供の地位は母親の名声によって決まる」など、母権重視の珍しい習慣を持つことを紹介しています。もしかしたら、この地もアマゾネスが造ったのかもしれませんね。

スキタイ人がアマゾネス?!

アマゾネス

アマゾネスの正体や実在したのかは未だに未解明ですが、近年の発掘によりスキタイ人の女性戦士たちが、アマゾネスではないかという説が浮上しています。黒海の北側や西側にいたスキタイ人は、騎馬と弓矢を得意とし、女性も武装して男性と同等に戦士として活動していました。

2019年には黒海東のロシア西部ヴォロネジにて、様々な年代の武装したスキタイ人女性戦士のお墓が発見されています。お墓全体の25%以上から、武器や戦いで負傷した跡が見つかっており、女性戦士であったことがわかっています。

このスキタイ人は紀元前8世紀頃、南クロアチアにいた遊牧騎馬民族キンメリア人と共にアナトリアに流入し、黒海地方シノップ周辺に移住しました。女性戦士が多いこの民族と対面した古代ギリシャ人は、彼女たちに驚愕し「アマゾネス」と呼んだと考えられています。

ちなみに、このキンメリア人は紀元前695年頃に『王様の耳はロバの耳』で有名なフリギア国のミダス王を自殺に追い込み、滅亡させたことでも有名です。

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ヘロドトスによるスキタイ人とアマゾネスの関係

アマゾネス

紀元前5世紀の歴史家ヘロドトスの著書『歴史』の中で、黒海とカスピ海の間にいたサウロマタイ人は、スキタイ人とアマゾネスの連合から生まれたと述べています。

ギリシャ人は、アマゾネスとのテミスキラの戦いに勝利した後、捕らえたアマゾネス達を故郷から引き離し、船3隻に乗せて黒海へ就航しました。その後、アマゾネスは海上で反乱を起こし、ギリシャ人を皆殺しにするのですが、航海術を知らなかったため、風に任せて黒海北部のアゾフ海沿岸スキタイの地にたどり着いてしまうのです。

最初はスキタイ人もアマゾネスもお互い何者かわからず戦うものの、上陸者が女性であることを知ったスキタイ人は、戦いを止めて若い男を選りすぐりアマゾネスに近寄ります。

その後、遂にアマゾネスはスキタイの男性と一緒になるのですが、「私達はあなた方の女性達と違い、馬に乗り、弓矢を使い、槍を投げ、家事のような女性の仕事を知りません。あなた方の女性と理解し合うことは到底不可能です。」と、スキタイの中に入って一緒に生活することを拒みます。

そのため、新生活の地を求めて、スキタイ人の男性とアマゾネスはスキタイの地の東を流れるドン川を越えて3日の距離にある場所へ移住しました。このスキタイ人男性とアマゾネスの子孫がサウロマタイであると言われています。

実際に、発掘されたサウロマタイの遺跡からは、女性戦士や巫女などの墓が見つかり、女性の社会的地位が高い文化であったことがわかっています。

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南米アマゾンにもアマゾネスはいた?

アマゾンと言えば、南米の熱帯雨林アマゾンと、世界最長のアマゾン川を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?1541年、スペイン人の探検家フランシスコ・デ・オレリャーナが南米に入植した際に、先住民タプヤス族と戦ったのですが、この先住民タプヤス族は女性が男性と一緒に戦っていたため、この地をギリシャ神話の女性戦士アマゾンの名で呼ぶようになったと言われています。

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世界中で愛される『ワンダーウーマン』


元はコミックですが、近年映画でもシリーズ公開されている正義のヒーロー『ワンダーウーマン』は、皆さんご存じですよね!主人公ダイアナの母ヒッポリタは、アマゾン族の女王で、ダイアナはアマゾン族のプリンセスです。強靭な彼女が現代世界で悪と戦うストーリーは、世界中で愛されています。

ちなみに、ダイアナの出身地は女性だけが住む島セミッシラですが、これはアマゾネスの首都テルミスキをモデルにしています。

アマゾネスの痕跡をトルコで探してみよう!

アマゾネスが実在したかどうかはいまだに解明されていませんが、アマゾネスに縁のある地がトルコにはたくさん残っています。トルコの有名なモスクやグルメ、古代遺跡はもちろん、アマゾネスの痕跡を探りに、トルコを旅行してみるのも楽しいかもしれませんよ!

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