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アンゴラウサギは「もふもふ」で人気!値段や飼育の注意点は?

更新日:2023.02.28

投稿日:2022.02.10

Views: 3751

アンゴラウサギ

柔らかく長い毛並みが特徴の「アンゴラウサギ」。ウサギ好きはもちろんのこと、幅広い世代から「可愛らしい」「ぬいぐるみみたい」と大人気の品種です。

「イングリッシュアンゴラ」「フレンチアンゴラ」など複数の種類があるアンゴラウサギ、そのルーツはトルコです。ふわふわした毛並みが毛織物の材料として重宝され、世界各国に広まったともいわれています。この記事ではトルコ原産のアンゴラウサギの特徴や種類、歴史から飼育の際の注意点まで、詳しく解説します。

「ふわもふ」のアンゴラウサギの特徴。体格や性格は?

アンゴラウサギ

アンゴラウサギは、トルコ原産の長毛種のうさぎです。その豊かな体毛は中空構造になっており、シルクのような滑らかな手触りと高い保温性を有しており、セーターや手袋など毛織物の原料として広く使われています。

また、アンゴラウサギは“ふわふわもふもふ”の可愛らしい見た目でペットとしても人気。性格は、おっとりとしていて我慢強い傾向がありますが、これはグルーミングしてもらわないと体毛が絡まり、健康に悪影響があるからとも言われています。

個体によっては、自分で抱っこをせがむものもあるでしょう。一方、見知らぬ人には歯を剥いて威嚇する面もあります。

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アニメがきっかけで国内の知名度アップ

2014年から放映されたアニメ「ご注文はうさぎですか?」(通称ごちうさ)の中で、ティッピーという名のアンゴラウサギが登場します。

手も足も見えない毛玉のような外見と、渋いボイスとのギャップが大受けし、マスコットキャラクターとして人気が出ました。ごちうさは20~30代の男性に人気のアニメですが、ティッピーは女性にも人気です。

最近は忌避するアパレルメーカーも

動物愛護の観点から、世界中でファーフリー(脱毛皮)の動きが加速する中、アンゴラウサギの体毛もしだいに使われなくなってきています。イタリアの高級ファッションブランド「アルマーニ」も2021年、アンゴラウサギの体毛から作った「アンゴラ毛糸」を使わないと宣言しました。

しかし、アンゴラウサギの体毛の採取は適切な方法で行えば、ウサギの命を縮めるものではないといえます。

「○○アンゴラ」は10種類以上も!アンゴラウサギの品種

アンゴラウサギ

トルコから世界に広まったアンゴラウサギは、輸出先の国でそれぞれ新しい品種が作られました。世界最大規模のうさぎ協会である「アメリカうさぎ協会(ARBA)」が公認している4種のアンゴラウサギと、日本独自品種である「日本アンゴラ」について紹介します。

イングリッシュアンゴラ

イングリッシュアンゴラは、イギリスで誕生したアンゴラウサギです。顔の周りから耳の先までふっさりとした体毛に覆われているのが特徴です。顔に飾り毛があるのがイングリッシュアンゴラの証であり、まさに「動くぬいぐるみ」といえる愛らしさです。

フレンチアンゴラ

フレンチアンゴラはフランスで誕生しました。長い体毛に覆われているのは胴体のみで、足・顔・耳は短毛でスッキリとしています。まるでセーターを着ているかのようなビジュアルです。アンゴラウサギの中ではグルーミングがしやすく、初心者でも飼育しやすいといわれています。

サテンアンゴラ

サテンアンゴラはカナダで突然変異種として誕生しました。とても大きく、大人になると体重は4キロを超えるものもあります。その名のとおり、まるでサテンのようにつややかな美しい被毛が特徴です。

ジャイアントアンゴラ

ARBAが1988年に公認した5kg前後になる大きなアンゴラウサギです。アルビノ種で、白い毛に赤い目を持つ個体しかいません。顔以外の全身がもふもふの白い毛に覆われていて、遠目では巨大な毛玉のような風貌は圧巻です。

日本アンゴラ

日本アンゴラは大量に毛を採取できるようにとローヤルアンゴラ種を改良して作られました。ジャイアントアンゴラ種に近く、重さは4キロ以上、体毛は数百グラムになるものも。昭和50年代は海外へも出荷されていましたが、毛皮産業の衰退とともに飼育頭数が減り、現在は兵庫県内に約30匹程度が飼育されているのみです。

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アンゴラウサギの値段や飼い方のポイント|食事はなにがいい?

アンゴラウサギ

アンゴラウサギの可愛いさに心奪われて、「アンゴラウサギを飼ってみたい」と思った人もいるでしょう。アンゴラウサギの飼い方について解説します。

値段は5万~20万円と高め

アンゴラウサギは現在、5万~20万円くらいで販売されています。ミニウサギやカイウサギが数千円~2万円くらいで販売されていますから、かなり高級な部類といえます。

また、ペットショップでも取り扱っている店舗が少なく、ブリーダーから直接買い付けるケースも多くなっています。

長い毛のお手入れは必須!

アンゴラウサギは、体毛を採取するために改良を重ねた品種です。このため、放っておいたらヒツジのように体毛が伸び続け、ウサギ自身のストレスになってしまいます。また、毛を飲み込んで胃の中に毛がたまってしまったり、尿や便が長い毛にからまって不潔になったりします。

ブラッシングはもちろんのこと、定期的なカットが必要です。ウサギをカットしてくれるトリミングサロンはまだ少ないのが現状ですが、行きつけの店を作っておきましょう。

食物繊維が豊富な食事を

アンゴラウサギの食事は、ペレットや牧草を中心にニンジン、チンゲンサイ、ダイコンの葉などの野菜を与えます。ペレットや牧草で必要な栄養素の大部分が取れるので、野菜はおやつ感覚であげるくらいでいいでしょう。ウサギのおやつとして販売されているドライフルーツなども与えることができます。

前述したように、アンゴラウサギは長い毛が胃にたまりがちなので、速やかな排泄を促すために、食物繊維多めの食事を与えましょう。お菓子など人間用の加工食品は与えてはいけません。食事の際は新鮮な水もあげてください。

大きめケージで室温管理は念入りに

ウサギはもともと広い縄張りをもっているので、ケージは大きめがおすすめです。ケージには、木製やプラスチック製のすのこを敷くことが推奨されていますが、アンゴラウサギの場合は毛が長いため、金網のケージがおすすめという人もいます。

迷った場合はペットショップで今までの飼育環境を聞いてみて、それに近い環境を整えてあげるのがおすすめです。

また、アンゴラウサギの長い体毛は、夏になると熱中症の原因になることもあります。ウサギにとって快適な温度は18~24度と言われています。夏場は22度くらいがおすすめなので、外出の際はエアコンをかけておきましょう。夏は体毛を短めにカットして体温の上昇を防ぐといいでしょう。

特有の病気にも注意

アンゴラウサギは、その長い体毛が原因で「毛球症」や「皮膚炎」になりやすいので要注意。

毛球症は胃の中で長い体毛が絡まり、消化管を詰まらせてしまう病気です。食欲不振、便秘などの症状がみられます。毛の固まりが完全に消化管を塞いでしまうと、死亡する例もあります。ウサギが食欲不振になったらできるだけ早く獣医師の診察を受けましょう。

皮膚炎は長い毛を不潔にしておくことで皮膚が蒸れて炎症を起こす病気です。放っておくと脱毛などの原因になるため、ブラッシングを怠らないようにして予防してください。皮膚炎になると痛みでウサギが動けなくなってしまうこともあります。

アンゴラウサギのルーツはトルコ!飼育・普及の歴史

アンゴラウサギ

アンゴラウサギは、なぜトルコ原産なのに「アンゴラ」という名前がついたのか、その歴史をひもといていきましょう。また、日本にはいつごろやってきて、飼育され始めたのかも解説していきます。

アンゴラウサギの「アンゴラ」とはトルコ首都の古い呼び名だった

アンゴラウサギの原産地は諸説ありますが、トルコの首都アンカラ付近が原産という説が最も有力とされます。

「アンゴラ」とはアンカラの古い呼び方。アンカラは、被毛がモヘアの原料となる「アンゴラヤギ」やトルコの生ける宝石と呼ばれる長毛種の猫「ターキッシュアンゴラ」などの原産地でもあります。どちらも長く美しい被毛が特徴で、アンゴラウサギとどこか似た印象を持つ人も多いでしょう。

アンゴラウサギのふるさと、アンカラの歴史は大変古く、紀元前12世紀頃フリギュアという国の都市アンキュラが始まりです。このアンキュラが紀元前189年、ローマ帝国に占領されてアンゴラという呼び名に変わりました。東ローマ帝国時代にはアナトリア地方の軍事拠点都市としても発展し、1073年にセルジューク朝によって支配され、以後アンカラと呼ばれるようになりました。

現在、アンカラはトルコ第二の都市であり、中東・西アジアでも有数の大都市として交易も盛んです。アンカラで誕生したアンゴラウサギも交易商人たちの手によって世界各地へ運ばれていったのでしょう。

トルコの歴史をわかりやすく解説!人類文明発展を道のりを辿る旅に出よう

アンゴラウサギはいつごろ日本に入ったのか

日本にアンゴラウサギが最初に入ったのは1871(明治4)年とされています。このとき、日本では空前のウサギ飼育ブームでした。人気のあるウサギを飼育し、高値で転売していたのです。しかし、アンゴラウサギはこのときはあまり普及しませんでした。

20世紀に入り、第一次世界大戦前後、欧米では羊毛に代わる動物繊維としてアンゴラウサギに注目が集まって飼育が盛んになり、欧米各国から世界中に広まります。日本国内でも大正末期~昭和初期ごろにアンゴラウサギの毛の利用に関心が高まり、「アンゴラ狂乱」と呼ばれる価格高騰が見られました。

当時、雑誌で「簡単にもうかる」とアンゴラウサギの飼育がもてはやされ、昭和恐慌と呼ばれる不況にあえぐ国内では飼育が大いに流行しました。

アンゴラウサギと遊べる動物園やテーマパークはどこ?

アンゴラウサギ

アンゴラウサギは動物園やテーマパークでも飼育されています。施設によってはウサギとふれあえることもあります。以下に、代表的な施設を紹介します。営業時間や休園日などはご確認ください。

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八木山動物公園

仙台駅から地下鉄で行ける動物園です。公式Twitter(@sendaisiyagiya)では、動物たちの様子を発信しており、アンゴラウサギの様子もスマホやパソコンから確認ができます。

名称 八木山動物公園
住所 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
電話番号 022-229-0122
公式HP https://www.city.sendai.jp/zoo/index.html

神戸市立六甲山牧場

関西のファミリーレジャーの定番スポットです。ウサギはアンゴラウサギだけでなくミニウサギなども飼育しており、平日は餌やりやふれあい体験ができます。アヒルやモルモットなど他の小動物も飼育されており、GWにはベビーラッシュを迎えます。かわいい赤ちゃん動物とふれあいたいならGW~6月半ばまでがおすすめです。

名称 神戸市立六甲山牧場
住所 兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
電話番号 078-891-0280
公式HP https://rokkosan.jp/

神戸どうぶつ王国

神戸市のポートアイランド内にあるふれあい型動物園です。2021年10月に生まれたアンゴラウサギが展示されています。

名称 神戸どうぶつ王国
住所 神戸市中央区港島南町7-1-9
電話番号 078-302-8899
公式HP https://www.kobe-oukoku.com/

淡路ファームパーク・イングランドの丘

小動物とのふれあいや農業体験、グルメ、手作り体験などができる総合施設です。イングリッシュアンゴラが飼育されており、タイミングがよければ触れ合うことができます。

公式ツイッター(@englandhill_zoo)、Instagramで随時動物の様子を見ることができます。アンゴラウサギも登場しています。

名称 淡路ファームパーク・イングランドの丘
住所 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401番地
電話番号 0799-43-2626
公式HP https://www.england-hill.com/

神崎農村公園ヨーデルの森

イングリッシュアンゴラウサギが飼育されており、時間が合えばふれあい体験ができます。

名称 神崎農村公園ヨーデルの森
住所 兵庫県神崎郡神河町猪篠1868
電話番号 0790-32-2911
公式HP https://yodel-forest.jp/guide

「アンゴラ」がつくのはウサギ以外も?トルコ原産のアンゴラファミリー

アンゴラウサギのように、その名に「アンゴラ」がつく動物はアンゴラウサギだけではありません。トルコのアンカラ(アンゴラ)原産の「アンゴラファミリー」を紹介します。

優雅な貴婦人!トルコの至宝、ターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラ トルコ 猫 トルコ 猫

ターキッシュアンゴラは、アンゴラウサギ同様アンゴラ(アンカラ)原産の猫です。尾を覆う長い被毛と胸元の飾り毛、大きな耳、ややつり上がったアーモンド型の瞳が高貴な風貌を形作っています。

最も古いターキッシュアンゴラの飼育記録は1600年代のものです。そのころからトルコでは、毛の長い生き物が珍重されました。もともとこの地方に生息していたネコが宮廷や貴族の家で飼育・繁殖され、現在のような姿になったと考えられています。

やがてターキッシュアンゴラはヨーロッパにも伝わります。貴族の間で大人気となり、フランス国王の王妃、マリー・アントワネットの愛猫もターキッシュアンゴラだったそうです。

1900年代初頭になると人気が急騰したペルシャ猫の改良と繁殖に使われるようになり、純血のターキッシュアンゴラはトルコ以外では急速に姿を消していきました。

日本ではブリーターが繁殖を行っていますが、その数は少なくペットショップで販売されることもあまりありません。ほしい人は直接ブリーダーから手に入れるのが一般的です。

ターキッシュアンゴラはトルコの国宝!特徴や飼い方、注意点

モヘアのアンゴラヤギ

アンゴラヤギ モヘア

ターキッシュアンゴラのほかに、「アンゴラ」がつくトルコ原産の動物にアンゴラヤギがあります。

アンゴラヤギは高山地帯であるヒマラヤ地方、チベット高原付近で生まれた品種です。長い体毛は厳しい寒さに耐えるためでした。それを、遊牧民がアンカラ地方まで運んできて繁殖、定着させたものがアンゴラヤギです。

アンゴラヤギの体毛は、「モヘア」という絹のように光沢があり、柔らかな手触りの高級な毛糸になります。オスマン帝国は、このアンゴラヤギから取ったモヘアを独占販売することで、大きな富を得たそうです。

モヘアのニットやマフラーは温かさと光沢が人気!素材はトルコ原産

オスマン帝国はアンゴラヤギが国外に流出するのを防ぐため、個体を輸出する際は全て去勢をしていました。しかし、1800年代に南アフリカに輸出されたアンゴラヤギの中に妊娠していたメスがいたことから、他国に流出してしまったのです。

1800年代半ばになるとアンゴラヤギはゴールドラッシュにわくアメリカに輸出され、開拓民の荷物を運ぶなど活躍したと伝えられています。現在、アンゴラヤギは南アフリカとアメリカのテキサス州が二大産地となり、高級な毛糸「モヘア」を生産し続けているのです。

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アンゴラウサギのふるさと、トルコのアンカラはどんなところ?

最後に、アンゴラウサギのふるさとであるトルコの首都、アンカラの歴史や特徴を紹介します。

トルコの首都「アンカラ」と「アンゴラ」との関係は

アンカラ

アンカラは紀元前8世紀頃に起こったフリュギア国の都市、「アンキュラ」が始まりと考えられています。紀元前189年、ローマ帝国に占領されてアンゴラという名前になり、1073年にムスリムの国家、セルジューク朝によって占領され、アンカラとなります。

つまり、占領した国の読み方によってアンキュラ、アンゴラ、アンカラと名前が変わっていったのです。

異なる文化の国によって占領されたため、アンカラは古代ローマ、セルジューク朝など複数の遺跡が残っています。

セルジューク朝の成立から滅亡までを徹底解説!オスマン帝国との関係も説明

アンカラ発展の歴史

その後アンカラは1356年にオスマン朝のオルハンによって占領され、オスマン帝国領になっていますが、1402年にバヤズィト1世率いるオスマン朝軍とティムール率いるティムール朝軍が戦う「アンカラの戦い」が勃発します。この戦いが引き金になり、オスマン朝の分裂が始まります。

その後、アンカラはジェラーリーの反乱の中心地になったり、アンゴラヤギの体毛を使ったモヘア毛糸の生産地になったりするなど、戦乱と発展を繰り返しました。そのため、歴史が長く州都になることもあったわりには人口も増えず、規模としては「小都市どまり」だったと言われています。

オスマン帝国はなぜ600年以上も続いたのか?栄光と滅亡の歴史と強さの秘密

そんなアンカラに転機が訪れたのはトルコの共和制移行です。1922年にアンカラ政府がイスタンブールにあったオスマン帝国のスルタン制を廃してトルコ共和国の成立を宣言します。このときアンカラはトルコ共和国の首都になりました。

これによりアンカラは急激に人口が増加したため、1924年には新市街(イェニシェヒル)の建設計画が発表されます。1928年には都市計画(マスタープラン)の国際コンペが開かれ、ドイツ人ヘルマン・ヤンセン氏が優勝しました。つまり、現在のアンカラの新市街はドイツ人の手によって設計されたものです。

なお、その後もアンカラは発展を続け、現在はイスタンブールに続くトルコ第二の都市となり、現在に至ります。

トルコ首都「アンカラ」は見どころ多数!歴史的観光スポット3選

アンカラには観光スポットがたくさんあります。特に有名なアンカラの歴史的なスポットを解説します。

アタテュルク廟

アタテュルク廟 アンカラ

廟とは墓所のことです。トルコを代表する建築物であるアタテュルク廟には、トルコ共和国の初代大統領、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが永眠しています。1953年にオルハン・アルダとエミン・アナトの二人の建築家によって設立されました。

トルコには魅力的な建築物が数多く存在しますが、大理石と金モザイクが目を引くアタテュルク廟内部の美しさは圧巻で、現代におけるトルコ建築物の傑作といわれています。

トルコの初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの生い立ちと偉業

アンカラ城

トルコ歴代の支配者の住居となった城として有名です。ローマ帝国時代に完成し、今ではアンカラ市民の憩いの場になっています。さまざまな文化や文明が交錯したアンカラの地を見守ってきた歴史の“生き証人”です。

アウグストゥス神殿

アンカラがローマ帝国の支配下だったときに築かれたローマ建築の代表的存在です。壁一面にラテン語とギリシァ語で文章が刻まれていて、皇帝アウグストゥスの精神的な遺言と見られています。ビザンティン時代になると改築されてキリスト教会となり、15世紀初めにはイスラム寺院のハジ・バイラムモスクも隣に建てられました。

4世紀のローマ帝国の皇帝であり、キリスト教徒への優遇政策で知られる「ユリウス帝」がアンカラを訪問した記念として作られた「ユリアヌスの柱」もここにあります。

動乱の歴史を歩んだローマ帝国の成り立ちから滅亡までをわかりやすく解説!

イスタンブールはトルコの首都ではないけど最大の都市

イスタンブール

トルコの首都はアンカラですが、トルコ最大の都市はイスタンブールです。『飛んでイスタンブール』という歌がヒットしたことから、日本人にとってはトルコというと「イスタンブール」という都市を連想する人も多いことでしょう。

世界屈伸の観光客数を誇るイスタンブールは、人口1,400万人超で高層ビルが立ち並ぶトルコの経済・金融の中心地。バルカン半島では最大の、ヨーロッパでも最大規模の都市圏です。

トルコ最大の都市「イスタンブール」は東西が交差する世界唯一の街

イスタンブールがトルコ最大の都市になったのは、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパと接しているためです。

古代ギリシア、ローマの時代からイスタンブールは東西文化の交流地でありました。トプカプ宮殿やブルーモスクなど、トルコを代表する観光スポットもイスタンブールにあります。

世界史の教科書に出てくる「コンスタンティノープル」はイスタンブールのかつての名前です。330年にローマ皇帝コンスタンティヌス1世が建築を始め、その後ビザンツ帝国、ラテン帝国、オスマン帝国の首都となりました。モスクだけでなくキリスト教五本山の一つ「コンスタンティノープル教会」もこの地にあります。

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アンゴラウサギが生まれたアンカラはおすすめの観光地!

トルコ原産のアンゴラウサギの飼い方に始まり、アンゴラウサギのふるさとであるアンカラの歴史や文化について解説しました。柔らかく長い毛並みが「ふわふわ、もふもふ」と人気のアンゴラウサギですが、トルコ原産と知って、そのふるさとを一目見てみたいと思った方も多いのではないでしょうか。

トルコのアンカラは古代ローマからオスマン帝国まで複数の文化や歴史が交錯し、数々の遺跡が現存するロマンあふれる都市です。ぜひ、現地を訪れて体感してみてはいかがでしょうか。

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