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カッパドキアの地下都市はなぜ作られた?ミステリーな謎を解説!

更新日:2023.07.07

投稿日:2022.06.23

Views: 11314

カッパドキア デリンクユ地下都市

トルコの人気観光地の一つ、カッパドキアの地下には広大な地下都市が広がっています。もちろん、地底人が暮らしていたのではありません。身を守るため、あるいは迫害を逃れるために人が隠れ住んでいたのです。未だ多くが謎に包まれたデリンクユやカイマクルなどの地下都市は内部を見学可能で、人気の観光スポットになっています。

日光が一切届かない地下空間で2万人近くの人が日常生活を送っていたことを想像できるでしょうか? この記事では、謎に満ちたカッパドキアの地下都市について紹介します。

カッパドキアの地下都市とは?

デリンクユ地下都市 カッパドキア

トルコのほぼ中央、アナトリア高原に位置するエリアを指すカッパドキアには、奇岩があることで知られています。奇岩の下には広大な地下都市が存在していますが、1963年にカッパドキアの住民によって偶然発見されるまでは誰の目にも触れられることがありませんでした。カッパドキアには大小合わせて200以上の地下都市があるといわれており、現在も調査が行われています。

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カッパドキア地下都市の謎

カッパドキアの地下都市は、“地下都市”という名前の通り地下の岩盤を掘り進めて作られ、人々が日常生活を送れる施設が備えられています。階段や通路、リビング、寝室、羊や鶏などの家畜のための部屋やワインの醸造所、学校や教会などもあります。

しかし、カッパドキアの地下都市建設に関する詳細な文書が残されていないため、どのくらいの歳月をかけて作られたのか、どのようにして作られたかなど、未だに多くの謎が残されています。今後の研究で驚くような事実が明らかになるかもしれません。

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カッパドキア地下都市建設の目的

カッパドキア キリスト教 フレスコ画

文化遺産で自然遺産でもあるカッパドキアは、世界でも貴重とされる複合資産です。紀元前8世紀頃、フリュギア人によって地下都市が作られ始めたといわれる説の他、紀元前15~12世紀頃にバビロン王朝を倒したヒッタイト人が敵から身を守るために地下都市を建設したという説もあります。

どのような目的でどのような人によって地下都市が作られ始めたのか、完全には解明されていませんが、他の民族や侵略者から人々を守る目的で地下都市を作り始めたという説が有力とされています。また、夏の時期のカッパドキアは非常に気温が高いため、食料を腐らせないよう温度が一定に保たれる地下に貯蔵庫を作ったことが都市の始まりともいわれています。

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フリュギア人がカッパドキアに定住をしてからは、彼らが信仰するキリスト教をイスラム国家などから守る目的で地下都市に隠れて生活していたことが判明しています。その後、長い間地下都市はキリスト教徒が迫害から逃れるためにも使われていました。

そのため、防御を固めるために入口や各階層の連絡口をふさぐための円形扉や見張り台、弓矢を射るための穴なども発見されています。

カッパドキアの地下都市の歴史

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トルコ中央部を治めていたヒッタイト帝国が崩壊した紀元前12世紀頃、ヨーロッパからカッパドキアにフリュギア人たちが移住してきました。高度な技術を持っていたフリュギア人によって、紀元前8世紀頃に地下都市が作られ始めたと考えられています。キリスト教徒であったフリュギア人は、地下都市に礼拝堂やキリスト教を学ぶための学校を作りました。

西暦7世紀から12世紀にかけて、東ローマ帝国と、アラビア半島で勢力を伸ばしたイスラム王朝の間で戦争が起こります。この争いの際にカッパドキアの地下都市は、イスラム教徒からキリスト教徒を守る目的で使われ、内部は拡張され現在の地下都市の形になったのです。また、カッパドキア各地に点在していた地下都市が何キロメートルにもわたるトンネルでつながれました。

アラブ・東ローマ戦争が終結した後、14世紀にモンゴルのティムール帝国がこの地域に迫ります。地下都市はカッパドキアの住民たちの避難場所として、引き続き使われました。その後、オスマン帝国が小アジア地域を征服してイスラム教が広まると、カッパドキアに暮らすキリスト教徒たちは地下都市に隠れ住むようになります。フリュギア人を先祖に持つカッパドキアの住民は、20世紀になっても迫害から逃れるためにたびたびこの地下都市を使用していたのです。

トルコとギリシャ両国の合意により、カッパドキアに住むキリスト教徒は、1923年にギリシャに移住することになります。そして地下都市は放棄されることになったのです。

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その後、トルコでは地下都市は忘れられた存在となっていましたが、ネヴシェヒルに移住した人が1963年に自宅の壁の後ろに空間があることを発見しました。それにより、1965年から本格的に調査されることとなり、地下都市の存在が明らかになったのです。

カッパドキアにある地下都市の紹介

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カッパドキアには発掘中の物も含め多くの地下都市が存在しています。カッパドキア観光をする上で地下都市巡りは欠かせません。そこで、現在見学できる地下都市を紹介します。

地下都市の内部はライトアップされているため暗闇ではないですが、低い天井に頭をぶつけないように気を付けてください。

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デリンクユの地下都市

カッパドキア 地下都市

ネヴシェヒル県のデリンクユ地区で見つかった地下都市です。約85mの深さがあり、内部の広さは約4㎢です。その広さから最大4万人、平均して2万人が生活をしていたと考えられています。デリンクユの地下都市はカッパドキアで発見された地下都市の中で最大規模となっており、”深い井戸”という意味を持っています。

地表に近い階層には家畜部屋が作られ、羊や鶏がスロープで地上に出られる仕様です。地下2階にはアーチ型の天井を持つ宗教学校があり、その下層には十字の形をした教会があります。長さ55mの竪穴は、井戸として使われていたようです。

地下の川から入手した水は下層の貯水槽に入れられ、滑車などを使い下から上に水が供給されていました。これは敵が地上から水に毒を入れるのを防ぐ目的があります。また、内部の通路は迷路のように複雑に作られ、万が一敵が侵入した際に防御の役割を果たしました。

かつて、地下3階にはデリンクユとカイマクルをつなぐ長さ5㎞のトンネルがありましたが、崩落により長くは機能していなかったようです。デリンクユへの入り口は、100か所近くあるといわれ、草むらや壁の後方、家の中庭などに隠されています。

デリンクユの地下都市には地下16階の深い空間が存在していますが、現在見学できるのは地下8階までです。

名称 Derinkuyu Yeraltı Şehri
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 大人50トルコリラ、子供無料(8歳以下)
駐車場 有料駐車場あり

※2022年現在の情報のため、上記詳細は変更になる場合もあります。

カイマクルの地下都市

カッパドキア 地下都市

深さ約65m、地下8階の深さがある巨大な地下都市です。前述したデリンクユの次に大きな地下都市で、一番多い時期には約2万人、常時5,000人ほどが住んでいたといわれています。穀物の貯蔵室やワイン醸造などの生活環境の他、学校や教会、集会所としても使用されていました。また、アラブ人から逃れるキリスト教徒の避難所となっていた時期もあります。

内部の作りはまるで迷路のような空間となっており、狭い通路や低い天井が特徴です。地下3階には大きな安山岩の塊があり、表面に57個の穴が開けられています。この穴に銅を入れハンマーで叩くことで成形する冷間加工が行われていました。これは高温の火を使う鋳造ができない地下で必要な施設の一つでした。

なお、カイマクル地下都市の内部の見学は1964年からできるようになりましたが、地下8階までのうち、現在一般公開されているのは地下4階までです。

名称 Kaymaklı Yeraltı Şehri
アクセス ユルギュップから50分・ギョレメから40分・ネヴシェヒルから35分(タクシー利用の場合)
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 大人50TL、子供無料(8歳以下)
駐車場 なし

※2022年現在の情報のため、上記詳細は変更になる場合もあります。

オズコナックの地下都市

ネヴシェヒル県のアヴァノスから北東に14㎞行った場所にオズコナックがあります。1972年、この場所で農業を営んでいた人物が農作物用の水が地下に流れ込むことを不思議に思い地下室を発見しました。この地下都市は深さ40mの地下10階まであり、現在は地下4階までの見学が可能です。

内部にはワイナリーや井戸、換気システムなどがありますが、換気口は他の地下都市と比べて非常に小さく作られています。換気口から侵入されたり攻撃されたりすることを防ぐためです。また、上下の階層と通信できるように、直径5cmほどのコミュニケーション用の穴が各階に作られています。

オズコナックの地下都市は14の部屋の入口を遮断する円形の石の扉が特徴的です。通常、入り口を遮断する扉の中央には油を注いだり弓矢を放ったりするための穴がありますが、この扉には穴が見られません。石の扉に穴がない代わりに、フロア間をつなぐ穴が床・天井にあって、上から熱した油などを落として攻撃できるようになっていました。

カッパドキアの地下都市見学のコツや注意点

カッパドキア カイマクル地下都市

カッパドキアの地下都市を見学する際の所要時間は1時間程度かかるため、事前にトイレをすませておくことが大切です。その他、カッパドキアの地下都市を見学する際のコツや必要な注意点を紹介します。

ガイドを付けて案内してもらうと安心

地下都市内部はライトアップされており進行方向に矢印などのマークがあります。しかし、迷路のように複雑な通路で構成されているため、迷ったり転んだりしないように注意が必要です。安心して観光を楽しむためにも、ガイドによる案内の元で見学することがおすすめです。また、カッパドキアの地下都市は、歴史や宗教的に深い意味があるエリアが多いため、現地の情報に詳しいガイドを付けることで理解が深まり一層楽しめるでしょう。

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滑りにくい履きなれた靴を履く

地下都市内部は全体的に石灰石でできているため、特に人が多く通る通路は表面が削られて滑りやすくなっています。安全に見学するためにも滑りにくく、履きなれた靴を履いて見学してください。万が一転んだ場合は、石に体を打ちつけてしまうため大変危険です。内部を巡る際は、慌てずに落ち着いて歩くようにしましょう。 

膝や腰に痛みがある人は注意が必要

カッパドキア地下都市

カッパドキアの地下都市の天井は基本的に低いため、約170cm以上の身長がある人は腰をかがめて移動をする必要があります。もともと膝や腰に痛みがある人は腰や膝をかがめる体勢によって痛みを悪化させる可能性も考えられるため、見学を避けるのも選択肢の一つです。

また、内部の通路は非常に狭いため、閉所が苦手な人は恐怖を感じる可能性があるためおすすめできません。内部見学の際は、基本的に一方通行で進んでいきます。一度入るとすぐに出るのが難しいことも理解しておきましょう。

外部との気温差に注意

外部の気温と比較して地下都市内部の気温は低いです。真夏でも内部は少しひんやりとして肌寒さを感じることも少なくありません。内部を見学する際は、軽く羽織れる薄手の上着を用意しておくと便利です。衣服の調整をして外部との気温差で体調を崩すことを防ぎましょう。

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地下都市の雰囲気を感じられる施設

カッパドキアで魅力的な観光スポットは地下都市だけではありません。そこで、地下都市のようにミステリアスで魅力的な雰囲気を感じられる施設を紹介します。心に残るトルコ旅行をするための参考にしてください。 

洞窟ホテル

カッパドキアケーブリゾートスパ 洞窟ホテル

カッパドキアの奇岩をくり抜いて作られたのが洞窟ホテルです。部屋ごとにレイアウトが異なり、窓のない部屋もあります。まるで地下都市で生活をしているかのような雰囲気を感じられるでしょう。洞窟ホテルの宿泊部屋の照明は雰囲気を出すために明るすぎないように調整されているのも特徴です。

「洞窟ホテルは設備が整っていないのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。しかし、普通のホテルと同様にシャワーやトイレが付いているのはもちろん、WiFiを使用できる部屋もあるため不便はないでしょう。スパやプール、眺望の良いテラスなどを備えた”5つ星ホテル”と変わらないサービスを提供している洞窟ホテルもあります。

インテリアや家具にこだわっている洞窟ホテルも多数あるので、自分の好みに合うホテルを見つけてください。ただし、岩を掘って作るため部屋数が少ないホテルが多く、ピークシーズンは予約が取れないケースがあります。早めにチェックしておくと安心です。

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洞窟レストラン

カッパドキアには洞窟を模したレストランもあります。壁をくり抜いた場所にテーブルと椅子が置かれているのが特徴です。まるで洞窟の中で食事をしているような非日常的な雰囲気を感じられるでしょう。

食事内容にはトルコ料理が提供され、カッパドキア名物のマスや壺焼きケバブなどを楽しめます。洞窟レストランでも人気のあるエヴラノスレストランでは、ベリーダンスショーやセマーショーが行われており、食事と一緒にショーを楽しめます。

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世界中に存在する地下都市

トルコのカッパドキア以外にも世界中に地下都市があります。それぞれの場所によって歴史や建設目的が異なるため、いろいろな地下都市を訪問して比較してみるのも面白いかもしれません。

オルヴィエート(Orvieto) | イタリア

オルヴィエート

オルヴィエートは、イタリア中部のウンブリア州にあり、世界一美しい丘の上の町として知られている場所です。白ワインと美しい建物が有名で、建物の下には地下都市が広がっています。オルヴィエートの地下都市は、紀元前10世紀頃からエトルリア人の手によって造られたといわれています。

地下都市には1,200部屋近くの地下室があり、オリーブオイルの搾油所、ワインの保管庫、深く掘られた井戸などがあります。地下都市で食料として重宝されていた鳩の飼育場所もあり、現在でも鳩はこの街のレストランで食べることができます。また、第二次世界大戦の時はオルヴィエートの地下室は防空壕として使われていました。現在は一部の地下室を見学できます。

クーバーペディ(Coober Pedy) | オーストラリア

クーバーペディ

南オーストラリア州にあるクーバーペディは、世界最大のオパール産地として知られています。この地では長い間、アボリジニの人々が生活していましたが1911年にオパールが発見されたことで多くの採掘者が集まり街へと発展しました。

クーバーペディの夏は気温が50℃近くになることもある過酷な環境のため、丘陵に掘った洞窟に人々が住むようになりました。洞窟住居はダグアウトハウスと呼ばれ、内部の気温は一定に保たれており、エアコンなしでも快適な気温で生活できます。地下には多くの家や公共施設、オパールを扱う宝石店などもあります。近年は洞窟ホテルやゲストハウスも作られ、観光客に人気のスポットとしても有名です。

トレド(Toledo) | スペイン

トレド

トレドはスペイン中部にある城塞都市です。1986年に”古都トレド”として世界遺産に登録されました。トレドの町には大聖堂や美術館のある美しい街並みが広がっており、その下に建造物があります。

トレドの街はローマ時代に作られ始めましたが、その後ゲルマン系民族、アラブのイスラム帝国、そしてキリスト教徒によって支配され、その都度街は作り変えられてきました。そのためトレドの地下には様々な文化を持つ建物が埋まっています。建物内部には、井戸や貯水槽、墓地などがあり、ローマ式、アラブ式、ユダヤ式の浴場もあります。

ナウル(Naours) | フランス

ナウルはフランス北部にある都市で、ナウルの地下都市には長さ約3.2㎞に及ぶ地下通路と300を超える部屋があります。もともとローマの採石場として3世紀頃に掘られましたが、中世に起こった戦争や侵略から逃れる目的で人々が隠れ住むようになりました。

この地下都市には約3,000人が暮らすことができ、礼拝堂、パン工房の他、家畜を飼う小屋などがありました。その後は長い間使われていませんでしたが、第一次世界大戦中に連合国軍によってトンネルは拡大され駐屯地として使用されていました。現在は博物館として公開されており、兵士たちが残した多くの落書きが見られます。

ヌーシャーバード(Nushabad) | イラン

イラン中部にある小さな町ヌーシャーバードの下には、2004年に発見された地下都市が広がっています。ヌーシャーバードの地下都市は226~651年の間にこの地を支配したサーサーン朝によって建設され始めたと考えられています。その後、時代ごとに内部は拡張され、18世紀頃まで使用されていました。

地下都市は最深部で18mあり、外部からの侵入者を防ぐために上下移動が必要な複雑な通路が張り巡らされています。地下都市への入口は地上にある井戸や家の中にあるかまどの後方、モスクなどに隠されていました。この地下都市は非常に高い気温から逃れる目的で建設されたと考えられますが、やがて他の民族の侵略や盗賊などから逃げるための避難場所として使われるようになりました。長期間の滞在ができるように巨大な貯水槽が設置され、落とし穴などの罠が作られています。

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北京地下城(Beijing Underground City) | 中国

北京地下城は、中国北京市の天安門広場地下に存在するシェルターです。1960年代から70年代にかけて、ソ連との関係が悪化した中国に核戦争の脅威が迫っていました。そこで中国政府は、首都北京の地下に巨大なシェルターを建設したのです。10年の歳月をかけて工事が行われ、最大4カ月間30万人が生活できる地下都市が完成しました。

地下都市には、地中深くに蛇行するように通路が作られ、内部には戦車が通れるほど大きな道路もあります。学校、病院、食糧庫、レストランや映画館などの施設も備えています。2000年代初頭に施設の一部が一般公開されましたが、2008年に閉鎖しました。

カッパドキアの地下都市を満喫するにはツアーがおすすめ

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未だはっきりとしたことが解明されていないため、ミステリアスな魅力があるカッパドキアの地下都市。ツアーに参加して現地のガイドに案内してもらうのがおすすめです。歴史的、宗教的背景を案内してもらうことで一層カッパドキア観光を満喫できるでしょう。また、カッパドキアの地下都市内部は迷路のようになっているため、ガイドに案内してもらえば迷うこともなく安心です。カッパドキアといえば気球ツアーも有名ですが、地下都市にも足を運んでください。きっと思い出深い旅になるでしょう。

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