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トルコのイスタンブール空港、乗り継ぎからホテル、お土産まで全解説

イスタンブール空港は、日本からトルコへ行くとき、多くの人が利用するトルコの玄関口で、将来は世界最大規模の国際空港になるといわれる空港です。

本記事では、イスタンブール空港の概要のほか、乗り継ぎ方法、ラウンジの利用方法、ターミナル内および近隣のおすすめホテル、免税店で買いたいお土産やレストラン情報、おすすめのトルコ料理など、空港でも滞在時間を充実させられるよう、イスタンブール空港の完全ガイドをお届けします。

イスタンブール空港とは

イスタンブール空港は2019年、新しいトルコの玄関口として開港しました。世界72の航空会社が乗り入れ、110か国の国際線フライトが展開されている巨大な空港で、今後もさらなる発展が見込まれます。イスタンブール空港とはどのような空港なのか解説します。

2019年開港！イスタンブール国際空港（IST）の概要

イスタンブール空港（IST）は、これまで使われてきたアタテュルク空港の収容能力が不足してきたため、新しく開港した国際空港です。2018年から運用が始まり、2019年4月に全面開港されました。

世界最大の空港

イスタンブール空港は、トルコの入口だけでなく、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・中東を結ぶハブ空港として、今後さらなる利用者の増加が見込まれています。

開港はいくつかのフェーズに分けて行われる予定で、現在は第1フェーズとして9,000万人が利用可能です。全フェーズ完了後は滑走路が4本から6本に拡張され、1日の離発着数は500便となり、2億人が利用可能に。トルコのみならず世界最大の国際空港になる予定です。

国際線と国内線のターミナルが一体

イスタンブール空港は国際線と国内線のターミナルが一体になっています。以前のアタテュルク国際空港ではターミナルが2つに分かれており、連絡通路によって双方を行き来する必要がありましたが、イスタンブール空港ではすべてが1カ所に収まり、さらに便利になりました。陸路で空港に入ると左手側の3分の2が国際線、右手側3分の1が国内線です（空港到着時は左右が逆になります）。

乗り入れ航空会社は全72社

■イスタンブール空港基本データ

旅客目的地	262か所
乗客数（2019年4月～2022年6月）	1億3592万3474人
総フライト数（2019年4月～2022年6月）	94万1,675便
ショッピングと飲食店舗数	281（ショッピング201、飲食80）
貨物目的地	97か所

2022年6月現在、イスタンブール空港では世界110か国への国際線フライトと国内45都市への国内線フライトを合わせた262か所への便が運航しています。

主な乗り入れ航空会社は、

• ターキッシュエアラインズ（トルコ）
• エールフランス（フランス）
• エミレーツ航空（アラブ首長国連邦）
• エティハド航空（アラブ首長国連邦）
• ブリティッシュ・エアウェイズ（イギリス）
• ルフトハンザドイツ航空（ドイツ）
• アエロフロート・ロシア航空（ロシア）

などで、現在全72社が就航しています。

イスタンブール市内への空港シャトルバス「havaist」

イスタンブール空港は黒海沿岸に位置し、イスタンブール新市街からは約43キロ、旧市街からは約50キロ。市内から空港への移動手段として「havaist（ハヴァイスト）」と呼ばれるシャトルバスが運航しています。

havaistの行き先は主に2つ

havaistは20路線65カ所へ運航しており、日中は20～30分に1本、夜間は1時間に1本程度のペースで24時間運航しています。なかでも、代表的な行き先は、新市街タクシムと旧市街スルタンアフメットの2つです。

＜空港⇔タクシム（POINT HOTEL TAKSIM横）＞

• 料金：25TL
• 所要時間：90分
• 乗り場：空港2階14番乗場

＜空港⇔スルタンアフメット（アヤソフィアとブルーモスクのそばにある公園）＞

• 料金：30TL
• 所要時間：110分
• 乗り場：空港2階 16番乗場

havaistは全席自由席で予約はできず、満席の場合は次のバスを待たなければなりません。

乗車券（イスタンブールカード）の買い方

havaistに乗車する際、あると便利なのがイスタンブールカードです。イスタンブールカードは日本でいうSuicaやPASMO、ICOCAのような交通系ICカードで、トルコでは多くの公共交通機関で支払いに利用できます。

現在のhavaistはクレジットカードやアプリなどでも乗車できますが、イスタンブールカードはhavaist以外の市バスや地下鉄などでも利用でき、料金が割引になる場合もあるので、トルコ国内で移動が多いなら買っておいて損はないでしょう。

イスタンブールカードには使い捨てタイプとチャージ式の2種類があり、鉄道駅やバスターミナルの窓口、Biletmatikと呼ばれる黄色の自動券売機、キオスクなどで購入やチャージが可能です。キオスクでは「Istanbul Kart」と書かれているところで売っています。

イスタンブール空港のフロアガイド

今後、世界最大の国際空港へと発展していく予定のイスタンブール空港。その内部はどのようになっているでしょうか。イスタンブール空港の各フロアをみていきましょう。

2Fは出発フロア

イスタンブール空港の2階（エレベーター表示：0階）は出発フロアになっています。国際線と国内線は同じターミナル内にあり、チェックインカウンターのB～Dが国内線、E～Kが国際線ターキッシュエアラインズ、Lの右が国際線ターキッシュエアラインズのビジネスクラス、左が国際線ターキッシュエアラインズMiles＆Smilesのエリートとエリートプラス会員専用、M～Sがその他の航空会社の国際線です。

1Fは到着フロア

1階（エレベーター表示：－1階）は到着フロアになっています。到着フロアの外につけられる車は基本的にタクシーのみです。空港からタクシーを利用する場合は、到着フロアからそのまま外へ出て乗車できます。

B1はバスやタクシーの乗車場

地下1階（エレベーター表示：－2階）はバスやタクシーの乗車場フロアになっています。シャトルバスhavaistや市バスを利用する場合は、税関を通って13番出口近くになるエレベーターまたはエスカレーターから1つ下の階へ降りてください。

イスタンブール空港の両替所・ATM・Wi-Fi

イスタンブール空港内には、両替所やATM、無料で使えるWi-Fiなど便利な施設やサービスがあります。海外へ行ったときに困ることの多い、お金やインターネット接続の問題を解決してくれるスポットを紹介します。

両替所

トルコに着いたら、まずは空港で両替するのがおすすめです。

両替所は出発フロアと到着フロア、両方のロビーにあります。各両替所の場所は、到着フロアでは、ターンテーブルスペースに2か所、税関通過後に左右斜め向かいに1か所ずつあります。ロビー内にある銀行での両替も可能です。

出発フロアでは、LとHのカウンター手前に2か所とパスポートコントロールの両端のほか、出国審査を通過した後に2か所あります。

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ATM

空港内のATMでは、国際キャッシュカードやクレジットカードがあれば現金を引き出せます。TL以外に〈€・＄・￡〉などと表記されていれば、トルコリラのほかにも、ドルやユーロ、ポンドといった通貨が引き出し可能です。ATMも両方のフロアに設置されており、到着フロアなら税関通過後にロビーへ出て左右両側の端に、出発フロアでは入口の両端（1番入口右と7番入口左）にあります。

Wi-Fi

イスタンブール空港には、1時間無料で利用できるWi-Fiサービスがあります。トルコの旧国営電話会社であるTurkTelekom社が提供していて、画面上では「IstanbulAirport TurkTelekom Wi-Fi」と表示されます。

Wi-Fiを利用するにはパスワードが必要になり、2種類のログイン方法があります。手順が少し複雑で、説明言語もトルコ語と英語のみのため、初めての方だと戸惑ってしまうかもしれません。詳しいWi-Fi接続方法を解説します。

空港の専用端末を使う方法

Wi-Fi接続方法の1つ目は、空港内に設置されている専用端末を使ってパスワードを発行する方法です。マシンは到着フロアと出発フロアの両方にあり、青いボディと「FREE Wi-Fi」の文字が目印です。

＜利用手順＞

1. 画面に表示されている「Get Your Wi-Fi Now」を押す。
2. パスポートの顔写真のあるページをスキャンする。
3. パスワードが発行されるので、「Print」を押して印刷する。

利用できるのは1時間のみで、時間が経つと自動的に接続が切れ、パスワードの再発行はできません。

SMS認証を使う方法

もう1つはSMS認証を利用する方法です。こちらはスマホのみで手続きが完了します。

＜利用手順＞

• スマホのWi-Fi画面に表示されている「Istanbul Airport TurkTelekom WiFi」を選択。
• 「Mobil Giriş」と「Pasaport Giriş」（上述の端末を使う方法）が表示されるので、「Mobil Giriş」を選択。
• 携帯番号入力画面に移動するので、自分の国を選び、携帯番号を入力する。
• 規約を承認し、Enterを押す。
• SMSに送られてくる6桁の番号を入力し、「Continue」を押すと接続完了です。

こちらも利用できるのは1時間のみです。

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ラウンジ

空港内には、出発前や乗り継ぎのときに利用できるラウンジが国際線で4つ、国内線で1つの計5つあります。今後は到着ラウンジもオープン予定です。それぞれのラウンジの特色や場所、利用条件を紹介します。

国際線

イスタンブール空港の国際線ラウンジは4つあり、いずれも出発フロアから1つ上がった階にあります。基本的に、利用には特定の航空会社への搭乗や会員パスが必要ですが、有料で誰でも利用できるラウンジもあります。

ターキッシュエアラインズビジネスラウンジ

＜利用条件＞
ターキッシュエアラインズまたはスターアライアンス加盟航空会社で国際線ビジネスクラスを利用する乗客が利用可能（スターアライアンスには日本のANAも加盟）。

＜場所＞
出国審査を通過後、右手にあるE1搭乗口前のエスカレーターで1つ上の階へあがってください。

ラウンジ内は5,600㎡で、765名が使用可能。トルコ料理をはじめとする各種料理やアルコール、無料Wi-Fi、映画、ゲーム、図書室、会議室、キッズスペースなどのサービスが利用できます。

ターキッシュエアラインズMiles&Smilesラウンジ

＜利用条件＞

ターキッシュエアラインズ利用者	・ビジネスクラス利用の乗客
	・エコノミークラス利用でMiles&Smiles EliteまたはElite Plus会員の乗客と同伴者1名または家族（同伴者と子供）
	・エコノミークラス利用のスターアライアンス・ゴールド会員の乗客と同伴者1名
	・コーポレートクラブ会員の乗客と同伴者1名
ターキッシュエアラインズ以外のスターアライアンス加盟航空会社の利用者	・エコノミークラス利用でMiles&Smiles EliteまたはElite Plus会員の乗客と同伴者1名
	・エコノミークラス利用のスターアライアンス・ゴールド会員の乗客と同伴者1名

＜場所＞
出国審査通過後、右手にあるC1搭乗口前のエスカレーターで1つ上の階に上がってください。

こちらも5,600㎡の広さに最大765名が利用可能なラウンジです。トルコ料理やインターナショナル料理、各種アルコール、無料Wi-Fi、PressReader、映画、ゲーム、図書室、会議室、キッズスペースなどを利用できます。

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IGAラウンジ

＜利用条件＞

• IGA Pass年間会員
• IGA Loungeサービス購入者
• プライオリティパス（Priority Pass）所持者
• 有料での利用も可能　料金：大人50 EUR、子供25 EUR

＜場所＞
パスポートコントロールを抜けてメインの通路を左へ進み、エスカレーターで1つ上の階へ行きます。

イスタンブール空港の運営者であるIGAのラウンジで、料金を払えば誰でも利用できるのが特徴です。ラウンジ内は4,400㎡の広さがあり、585名が利用可能。オープンビュッフェや無料マッサージ、ソフトドリンク、無料のアルコール、無料Wi-Fi、キッズスペース、ミーティングルームなどのサービスがそろっています。

スカイチームラウンジ

＜利用条件＞

• スカイチーム加盟航空会社が運航するフライトまたは同日発着の国際線乗り継ぎを利用するファーストクラス・ビジネスクラスのすべて乗客。
• スカイチーム加盟航空会社が運航するフライトまたは同日発着の国際線乗り継ぎを利用するスカイチームエリート・プラスの乗客と同伴者1名。

＜場所＞
IGAラウンジの隣にあり、同様にパスポートコントロールから左手に通路を進み、エスカレーターで上の階に行きます。

582㎡とほかのラウンジより少し小さめですが、145席以上用意されており、トルコ料理や軽食、アルコール、ソフトドリンク、無料Wi-Fi、シャワー、テレビ、新聞・雑誌などのサービスが利用できます。

国内線

国内線はターキッシュエアラインズのラウンジ1つだけで、メインターミナルから少し離れた別の建物内にあります。その分、搭乗時に不便がないよう、ラウンジ内でチェックインできるサービスがあるのも特徴です。

ターキッシュエアラインズCIPラウンジ

＜利用条件＞
ターキッシュエアラインズの国内線フライトで

• ビジネスクラス利用の乗客
• エコノミークラス利用のMiles&Smiles Classic Plus会員
• エコノミークラス利用のMiles&Smiles Elite又はElite Plus会員の乗客と同伴者1名または家族（配偶者と子ども）
• 同日乗り継ぎで国際線を利用のターキッシュエアラインズコーポレートクラブ会員の乗客と同伴者1名
• エコノミークラスを利用のスターアライアンス・ゴールド会員の乗客と同伴者1名

＜場所＞
ターミナルの6B搭乗口のそばに専用エレベーターがあります。
車を利用する際は、空港の敷地内に入る際、初めの車両セキュリティー後、一番右の車線に入ると専用駐車場があります。

軽食ビュッフェや無料Wi-Fi、ゲーム、PressReader、キッズスペース、会議室などのサービスが利用できます。ラウンジ内でも国内線のチェックインが可能で、ターミナルに戻らなくてもエプロンバスで直接搭乗機へ移動できるので、出発までゆっくり時間を過ごせます。

空港内の宿泊施設

トルコへ到着するタイミングやトランジット（乗り継ぎ）などのため、旅行中に空港内や空港近くで宿泊施設を利用する機会は多いものです。イスタンブール空港内や付近にあるホテル、宿泊施設を紹介します。

エアポートホテル（YOTEL）

「YOTEL」はイスタンブール空港のターミナル内にあるエアポートホテルで、トルコ旅行の際はもちろん、トランジットホテルとしても利用できます。ターミナルから出なくていいため、アクセスは抜群。急な宿泊の場合にも安心です。

客室数は全部で451部屋（AIR側174部屋、LAND側277部屋）。24時間チェックインが可能で、時間単位での利用もできます。支払いは完全キャッシュレスでクレジットカードのみ対応しています。

部屋では無料Wi-Fiやワイヤレス充電、ソファから完全フラットまで自由に調整できるダブルベッドが備わっています。レストランやバー、フィットネスクラブ、レインシャワーキャビンなどもあり、翌日からの観光や次のフライトに向けてのリフレッシュに最適です。

トランジット専用と一般客の2パターン

YOTELの利用は、一般客向けのLAND側（YOTEL）とトランジット客専用のAIR側（YOTEL AIR）の2種類に分かれており、それぞれ入り口も違います。ホテルの入口は両方とも出発フロアにあって、LAND側入り口はターミナル7番入口を入って、Pカウンターを通過した正面にあります。AIR側入口は、パスポートコントロールセンターでの出国手続き後、メインの通路を左に向かって進み、店舗の間にある通路を左へ入ったところです。

料金

料金はLAND側とAIR側でそれぞれ異なり、AIR側は最低4時間から時間単位での利用も可能です。

・LAND側：1部屋1泊：141 ユーロ～（2名1室利用可/税込/朝食なし）
※チェックイン14:00以降、チェックアウト12:00まで
・AIR側： 1部屋1泊（10時間以上の滞在）151EUR～（2名1室利用可/税込/朝食なし）
・時間利用

• 4時間利用：80～100ユーロ（4時間以下の利用でも料金は4時間分）
• 5時間利用：90～110ユーロ
• 6時間利用：100～120ユーロ
• 7時間利用：110～130ユーロ
• 8時間利用：120～140ユーロ
• 9時間利用：130～150ユーロ

仮眠カプセル

出発までの待ち時間やトランジットの合間に少し横になって休みたい、というときに便利なのが、ターミナル内の仮眠カプセル「IGA Sleepod」です。出発フロアのDゲートすぐ横に設置されているカプセルベッドで、上のシャッターを閉じると完全な個室キャビンとなります。内部にはUSBポートやコンセントがあり、スマートフォンやパソコンの充電も可能。ベッド下には手荷物も収容できるようになっています。

カプセルの利用方法

IGA Sleepodは全25台が24時間営業しており、1時間単位から利用可能です。予約はできないので、直接IGA Sleepodの受付に行って空室があれば利用できます。使い捨てシーツと枕1つが無料で提供されますが、ブランケットや枕の追加、枕カバーは別料金になっています。

料金

IGA Sleepodは日中と夜間で利用料金が変わります。

• 日中キャビン使用料（7:00～19:00）：8ユーロ/1時間
• 夜間キャビン使用料（19:00～7:00）：11ユーロ/1時間
• 追加サービス（ブランケット、枕、枕カバー）：3ユーロ

空港からすぐのホテル

イスタンブール空港周辺には、リーズナブルな料金でおしゃれな客室で美味しい料理を楽しめるホテルがたくさんあります。近年では無料Wi-Fi完備のホテルがほとんど。イスタンブール空港からすぐの場所にあるおすすめのホテルを紹介します。

Emre Guest Apartment Near İstanbul Airport

「Emre Guest Apartment Near İstanbul Airport」はイスタンブール空港から南に約3キロの場所にあるホテルで、24時間宿泊対応可能です。

室内には、無料Wi-Fiやバスルーム、アメニティを完備。朝食ルームサービスでは、通常のメニューに加えてハラル料理も楽しめます。

Continental Airport Hotel

「Continental Airport Hotel」は、イスタンブール空港から南に車で15分ほどの場所にあるホテル。無料駐車場があるので、車での利用にも便利です。空港へのシャトルバスもあるので、トランジットでも手軽に利用できます。客室の内装はおしゃれで、快適なキングサイズのベッドでくつろげます。

Plus Hotel Express

「Plus Hotel Express」はイスタンブール空港のほど近く、目を引くデザインの外観を持つホテルです。シャトルバスがあるので、空港へのアクセスにも困りません。レストランでは、ビュッフェ形式とアラカルト形式の2種類の朝食が楽しめます。

Smart Airport Hotel

「Smart Airport Hotel」はイスタンブール空港から車で15分ほどの場所にある全20室と少し小さめのホテル。無料駐車場があるので、車での宿泊にも便利。空港へのシャトルバスも提供しています。建物の外には美しい庭園が広がり、客室にはテラスもあって、外の景色を一望できます。朝食にはコンチネンタルブレックファーストをいただけます。

イスタンブール空港の乗り継ぎ方法

初めての空港での乗り継ぎや乗り換えには不安がつきもの。さらにイスタンブール空港は将来、世界最大規模になる広大な空港です。イスタンブール空港での乗り継ぎ方法を紹介します。

国際線から国際線への乗り継ぎ

イスタンブール空港での乗り換え・乗り継ぎには、国際線から国際線、国際線から国内線、国内線から国際線の3パターンがあります。

まずは国際線どうしの乗り換えから説明していきます。国際線の乗り換えは、同じ航空会社どうしのケース、航空会社が異なるケース、短時間での乗り換えとケースでそれぞれ方法が異なります。一度トルコに入国しなければならない場合もあります。それぞれの乗り換え方法を詳しくみていきましょう。

同じ航空会社の便へ乗り継ぐ場合

同じ航空会社の場合は、トルコに入国する必要がなく、ターミナル内でそのまま乗り継ぎできます。

1. 空港に着いてターミナル内に入った後、案内版にある「Dış hatlar transfer （英語：International transfers）」の表記を探し、矢印の方向に進んでください。案内が「Pasaport kontrol/Transfer（英語：Passport control/Transfers）」と書かれている場合もあります。
2. 出発空港で次に乗る飛行機のチケットを発券していない場合は、「International Transfer Desk」で乗り継ぎ便のチェックインおよび発券を行います。すでに乗り継ぎ便のチケットを持っている場合は手続き不要です。
3. 空港中央部にある国際線乗り継ぎ用セキュリティー検査場を通過して、国際線出発ロビーへ向かいます。
4. 出発フロアの電光掲示板から搭乗する便を探し、指定の搭乗ゲートへ行ってください。

※預けている荷物は次の便に載せ換えられているため、目的地の空港で受け取りを行います。

乗り継ぎ時間が90分以内の場合

イスタンブール空港は敷地が広く、移動距離が長いため、乗り継ぎに時間がかかります。到着ゲートが空港の端だった場合は空港中央にある国際線乗り継ぎセキュリティーセンター検査場に着くまで30分以上かかってしまうこともあります。

空港中央部から遠くにある到着ゲートには90分以内で乗り換えを行わなければいけない乗客用に、検査場まで行く時間を省くための「kısa süreli bağlantı noktaları（短縮乗り換え地点）」「Hızlı Transfer（英語：Fast Track）」が設置されています。ここで手続きを済ませれば、そのまま出発フロアへ移動できて時間短縮になるので、ぜひご利用ください。

違う航空会社の便に乗り継ぐ場合

到着便と乗り継ぎ便が別の航空会社の場合、一度トルコへの入国手続きを行う必要があります。

1. 到着便から降りてターミナルに入り、案内板の「Bagaj alım（英語：Baggage reclaim）」または「Pasaport kontrol （英語：Passport control）」を探し、矢印の方向に進んでください。
2. パスポートコントロールセンターで入国審査を行います。
3. ターンテーブルで搭乗時に預けた荷物を受け取ります。
4. 税関を通過した後、1つ上の出発フロアに向かいます。
5. 乗り継ぎ航空会社のカウンターでチェックインを行います。
6. パスポートコントロールセンターで出国審査を行います。
7. 出発フロアの電光掲示板から搭乗する便を探し、指定の搭乗ゲートへ行ってください。

国際線から国内線、国内線から国際線への乗り継ぎ

国際線と国内線の乗り継ぎは、同じ航空会社を利用する場合と他の航空会社を利用する場合で方法が変わります。それぞれの乗り継ぎ方法を詳しく紹介します。

ターキッシュエアラインズ国際線からターキッシュエアラインズ国内線へ

1. 国際線到着便を下りてターミナルに入り、案内板にある「Pasaport kontrol/Transfer （英語：Passport control/Transfers）」の表示を探し、矢印の方向に進んでください。
2. パスポートコントロールセンターへ向かうと、「İç hatlar transfer （英語：Domestic transfers）」「Pasaport kontrol/Transfer（英語：Passport control/Transfers）」と書かれている案内板があるので、そちらに進みます。
3. 国内線への乗り継ぎ専用ゲート「İç hatlar transfer-Pasaport Kontrol（英語：Domestic transfers-Passport Control）」でパスポートを見せ、入国審査を行います。
4. 国内線出発ロビーに行き、電光掲示板で国内線乗り換え便を確認し、指定のゲートへ向かってください。

ターキッシュエアラインズ国内線からターキッシュエアラインズ国際線へ

1. 国内線の到着便を降り、ターミナルに入ります。案内板から「Dış hatlar transfer （英語：International transfers）」の表示を探し、矢印の方向に進んでください。
2. 国際線乗り換え「Dış hatlar transfer （英語：International transfers）」のパスポートコントロールセンターで出国審査とセキュリティー検査を行います。
3. 国際線出発ロビーに行き、電光掲示板で国際線乗り換え便を確認し、指定のゲートへ向かってください。

国際線航空会社とは異なる国内線航空会社へ

1. 国際線到着便を降りてターミナルに入り、案内版から「Bagaj alım（英語：Baggage reclaim）」または「Pasaport kontrol （英語：Passport control）」を探して矢印の方向に進んでください。
2. パスポートコントロールセンターで入国審査を行います。このとき、国内線乗り継ぎ用ではなく、通常のパスポートコントロールセンターへ行ってください。
3. ターンテーブルで搭乗時に預けた荷物を受け取ります。
4. 税関を通過した後、1つ上の出発フロアに向かいます。
5. 国内線乗り継ぎ航空会社のカウンター（右手B、C、Dカウンター）でチェックインを行います。
6. 出発フロアの電光掲示板から搭乗する便を探し、国内線セキュリティー検査を受け、指定の搭乗ゲートへ向かってください。

国内線航空会社とは異なる国際線航空会社へ

1. 国内線到着便を降りてターミナルに入ります。案内版から「Bagaj alım（英語：Baggage reclaim）」「Çıkış（英語：Exit）」の表示を探し、矢印の方向に進んでください。このとき、中から国際線への乗り換えはできないので、一度出る必要があります。
2. ターンテーブルで搭乗時に預けた荷物を受け取ります。
3. 出口から外へ出た後、1つ上の出発フロアへ向かいます。
4. 国際線乗り継ぎ航空会社のカウンターでチェックインを行います。
5. パスポートコントロールセンターで出国審査を受けます。
6. 出発フロアの電光掲示板から搭乗する便を探し、指定の搭乗ゲートへ向かってください。

トランジットとは？トランスファーとの違いや荷物や入国など乗り継ぎを紹介

ターキッシュエアラインズでは乗り継ぎの間に観光もできる

ターキッシュエアラインズでは、イスタンブール空港での乗り継ぎ時間が6時間を越える場合に、イスタンブール市内の観光ができる「Tour Istanbul」というサービスを利用できます。

Tour Istanbulでは、ブルーモスクやトプカプ宮殿などイスタンブールの観光名所を回るツアーや美術館を見学できるツアー、朝食やランチ付きのツアーなど、さまざまなプランが用意されています。1日に複数のツアーが開催され、内容によって所要時間も違うので、自分に合ったプランを選択可能です。

ほかにも、乗り継ぎ時間がエコノミークラスで12時間以上、ビジネスクラスで9時間以上になる場合、提携しているホテルやケータリングサービスを利用できます。

イスタンブールのおすすめ観光スポット7選！人気グルメやお土産も解説

イスタンブール空港の免税店（バザール）で買いたいお土産

イスタンブール空港の免税店（バザール）では、トルコの食べ物や雑貨、コスメ、ブランドファッションなど、お土産にぴったりの商品を取り扱っています。ぜひ買っておきたい、おすすめのお土産を紹介します。

食べ物・お菓子

旅のお土産で人気の品は、その国でしか食べられない食べ物やお菓子ではないでしょうか。空港内では、トルコの特産品や伝統的な食べ物やお菓子がたくさん売られています。ぜひ、トルコの味を日本へとお持ち帰りしてみてください。

甘くて美しいトルコスイーツの魅力！バクラヴァやハルヴァ、ロクムなど

ロクム

ロクムは白い粉のついた四角いトルコの伝統的なお菓子で、英語ではターキッシュディライトと呼ばれています。和菓子の求肥やゆべしのようなもっちりした食感で、ナッツやピスタチオ入り、香り付きなど種類も豊富。1箱にたくさん入っていて、賞味期限も長いので、職場へのお土産にぴったりです。

ナルニア国物語に登場するターキッシュ・デライトとは？簡単な作り方や購入方法もご紹介！

バクラヴァ

バクラヴァはパイ生地にナッツやピスタチオをはさんだ焼き菓子で、甘いシロップがかかっています。シロップが垂れやすいので、本来はお土産にしにくいお菓子なのですが、空港で売られているものはしっかり密封されていて、持ち運びしやすいようになっています。

リッチな甘さの中東菓子「バクラヴァ」の魅力とは？お取り寄せできる絶品もご紹介

ケスタネ・シェケリ

ケスタネ・シェケリは栗を使ったマロングラッセのようなお菓子。トルコ語で「栗の甘いもの」を意味します。トルコは栗の産地として有名で、大粒の栗が観光客にも人気です。生地にも栗を練り込んであり、口に入れた瞬間、栗の風味が広がります。

白チーズ

トルコのチーズはクセのない白チーズが一般的です。チーズ特有の臭みや酸味などが少なくマイルドな味わいで、お酒のおつまみにも最適です。日持ちするものもあるので、お土産にもぴったりといえます。

フェタチーズとは？簡単レシピや食べ方・日持ちなど徹底紹介

ナッツ

ナッツ類はトルコの名産品で、ピスタチオやヘーゼルナッツなどが有名で、お土産としても定番です。バリエーションも豊富なので、いろいろな種類のナッツを買うといいでしょう。

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トルココーヒー

トルコの飲み物といえば、やはりトルココーヒーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。トルココーヒーは専用器具で粉を煮立て、粉が沈んだら上澄みを飲みます。このため、豆ではなく、粉で売られていることが多いです。空港では、行列ができるトルコの有名店「Mehmet Efendi」のコーヒーも売られています。

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チャイ

トルコ紅茶といわれるチャイも有名なトルコの飲み物です。トルコは紅茶の消費量が世界一といわれ、どの家でも日常的に飲まれています。軽くて荷物になりにくいところもお土産に向いているでしょう。

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ラク

ラクはトルコで伝統的に作られているブドウの蒸留酒。水と混ぜると白く濁る性質があり、「獅子の乳」とも呼ばれます。アルコール度数40％と強めですが、お酒好きの方にはきっと喜ばれるお土産になるはずです。

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サーレップ

サーレップは日本人にはあまり知られていないトルコの冬の定番ドリンクです。ランの一種であるサーレップという植物から作られた粉を熱湯で溶かし、砂糖やシナモンで味を調えた甘くてとろみの強い飲み物です。トルコアイスを伸ばすときにも使われることでも知られ、お土産にすれば喜ばれるでしょう。

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ハチミツ

ハチミツはトルコの名産品のひとつで、中国に次いで世界第2位の生産量を誇ります。トルコ人はパンやチーズ、ヨーグルトなどにかけて、日常的にハチミツを食べています。お土産用としてもたくさん売られていて、さまざまな種類から選べます。

雑貨

食べ物と同様に、旅行のお土産で定番なのが雑貨です。その国にしかない製品や伝統工芸品などは人気も高く、旅の思い出にも最適です。トルコのお土産として人気の雑貨を紹介します。

人気のトルコ雑貨！インテリアや日用品などのおすすめアイテムをご紹介

トルコランプ

トルコランプはオスマン帝国の時代から使われてきたトルコの伝統工芸品です。美しく繊細でエキゾチックな模様が印象的で、装飾品としても高い人気があります。模様は職人の手作りで一つひとつ違うので、好みの柄を見つけてみてください。安いものなら2,000円くらいで買えるので、お土産としても手頃です。

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ナザールボンジュウ

ナザールボンジュウは青く丸いガラスの真ん中に大きな目玉の模様が描かれているトルコの伝統的なお守りです。一度見たら忘れられないデザインで、観光客にも人気です。持っていると、妬みや羨望を受けても心が傷つかないといわれています。キーホルダーや壁掛けタイプなどがあります。

食器

美しく精密で個性的な模様の描かれたトルコの食器もお土産として人気があります。模様は1つひとつ職人の手で描かれているため、同じデザインはひとつもありません。値頃なものなら500～1,000円ほどで売られているので、気軽に購入できるでしょう。

陶器の小物

トルコの伝統的なモチーフなどが描かれた陶器もお土産に人気です。鍋敷きや置物、コースター、トルココーヒーカップのセットなど種類も豊富。陶器は割れやすいので、旅行の道中よりも出国時に空港で買うほうが安心です。

トルコタイル・陶器・食器の特徴と歴史を紹介！旅行のお土産にもおすすめ

キリム

キリムは、トルコの遊牧民が作る伝統的な平織物です。じゅうたんに似ていますが、毛足がないのが特徴で、さまざまなサイズが売られています。イスラム教では偶像崇拝を禁止しており、花や鳥、人物などの柄は使えないため、柄を表現したいときは、幾何学文様になります。キリムの柄には夢や願い、喜びなどさまざまな意味が込められています。柄の意味から商品を選んでみるといいでしょう。

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アクセサリー・コスメ

トルコならではのアクセサリーやコスメは特に女性に喜ばれるお土産です。アクセサリーでは縁飾り（オヤ）を使ったピアスやネックレス、ブレスレットなどが人気。コスメではトルコの名産バラを使ったローズオイルなどが多く売られています。

スカーフ

トルコ女性の多くが着用しているスカーフもお土産に人気です。トルコらしい色や柄でおしゃれなスカーフは普段使いにもぴったり。軽くてかさばらないところもお土産に向いています。空港や飛行機内での防寒グッズにもなります。

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オリーブ石けん

エーゲ海や地中海に面し、オリーブの名産地であるトルコではオリーブオイルから作るオリーブ石けんが愛用されてきました。ナチュラルで高品質、香りもいいオリーブ石けんは観光客にも高い人気があり、お土産にも喜ばれる一品です。

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トルコ石

トルコを代表する宝石、トルコ石（ターコイズ）。鮮やかな青や緑にほのかな光沢が特徴で、紀元前からトルコでは貴重品として扱われていました。災いを避ける魔除けの効果があるとされ、贈り物に最適です。12月の誕生石でもあるので、12月生まれの家族や恋人がいる方は、ぜひプレゼントにどうぞ。

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トルコのブランドファッション

空港にはトルコのファッションアイテムも数多く売られています。実はトルコはテキスタイル大国。良質でシンプルなデザインの洋服は日本人の好みにも合い、お土産にも最適です。おすすめのブランドをいくつか紹介します。

VAKKO

VAKKOは高品質のコットンやオーガニックシルクを使用したトルコの高級ブランド。デザインの多くにはオスマン帝国時代の伝統的なモチーフがあしらわれています。

男性向けにはスーツやワイシャツ、ネクタイなどフォーマルな着こなしからジャケット、ニットなど普段使いできるものまで。女性向けにはブラウスやジャケット、スカーフからドレスまで、さまざまなアイテムを取りそろえています。

どれもシックで品があり、高級感あふれるエレガントなものばかりです。大切な人に贈るお土産にぜひ。

MAVI

MAVIはトルコ語で「青」を意味するデニム・ジーンズブランド。イスタンブールで創業され、今では欧米にも進出、海外でも隠れた人気をもつブランドになっています。サイズ、デザイン、色味などさまざまに展開していて、新作も頻繁にリリースしています。

Tシャツやジャケット、ニットなども販売しており、なかでもトルコ製コットンを使用したイスタンブールモチーフのTシャツは人気があり、お土産にもぴったりです。

LC Waikiki

LC Waikikiはトルコの格安ファッションブランドで、日本でいえばユニクロやしまむらのような存在。「誰もがきちんとした服装をすべき」をモットーにしながらも、「手頃なファッション」を提供し続けています。Tシャツやジャケット、パンツ、スカート、ドレス、靴と豊富な品数を展開。格安といっても生地はしっかりしており、品質は確かなので、お土産にも喜ばれるでしょう。建国の日など祝日には、トルコ建国の父アタテュルクのサイン入りデザインTシャツも売られています。

YARGICI

YARGICIはトルコのレディースファッションブランドで、ナチュラルデザインのアイテムを多数販売しています。ボディーラインを気にしなくていい、ゆったりしたアイテムが多め。どれもシンプルで可愛らしいデザインで日本人の好みにも合いでしょう。バッグやショール、アクセサリーなども多く取り扱っています。

イスタンブール空港での食事

イスタンブール空港では、多くのカフェ、レストランが24時間営業しています。飛行機までの待ち時間や出発前に最後にトルコの味を楽しみたいときにぜひ利用してみてください。

出発フロアで食べ納めするべきトルコ料理（Tadında Anadolu）

出発フロアでパスポートコントロール（出入国審査）を抜け、すぐ左にあるエレベーターもしくはエスカレーターで1つ上の階に上がると、ファストフードやトルコ料理のお店がそろう広々としたフードコートがあります。席数も多いので、食事だけでなく、待ち時間を過ごすのにも最適です。
おすすめはエスカレーターの隣にある「Tadında Anadolu」。トルコ各地の家庭料理を提供しているお店です。出発までのしばしのトルコ料理食べ納めにいかがでしょうか。

Tadında Anadoluのメニューの中からいくつか料理をご紹介します。

タルハナ・チョルバス

タルハナ・チョルバスはトルコの一般家庭で飲まれているポピュラーなスープです。タルハナはトルコの保存食で、ヨーグルトと小麦粉を混ぜ、トマト、西洋パセリ、赤ピーマン、玉ねぎ、ミントを入れた栄養満点の発酵食品です。

ゼイディンヤール・エンギナル

トルコの前菜として代表的な料理であるゼイディンヤール・エンギナル。メゼ（冷菜）でよく使われるアンティーチョークと野菜のオリーブ漬けで、エーゲ海地域でよく食べられています。

マントゥ

小麦粉の生地に牛や羊のひき肉などの具を詰めたマントゥは、トルコの代表的な家庭料理で世界最小の餃子といわれています。カッパドキアに近い内陸部の街カイセリの名物で、ヨーグルトと特製ソースをかけていただきます。

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エトゥリ・バクラル・ドルマ

エトゥリ・バクラル・ドルマはトルコ中央東部の街トカットの名物で、肉とソラマメに数種のスパイスを加えて作ったピラフをブドウの葉で巻いた料理です。日本でも親しまれているピラフは実はトルコ料理。ぜひ本場のピラフの味を楽しんでみてください。

エトゥリ・トパラック

エトゥリ・トパラックはアナトリア地方の都市コンヤの名物で、ひき割り小麦を使ったブルグルと呼ばれる食材と、ひき肉で作るミートボールを、ひよこ豆と一緒にトマトソースで煮込んだ料理です。

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到着フロア

到着フロアにも、税関通過後に日本でもおなじみの「Burger King（バーガーキング）」、パンやベーグルのお店「Simit Sarayı」、オーストラリアのコーヒーショップ「Gloria Jeans’s Coffee」といったファストフード店やカフェがあります。

早くイスタンブール空港に到着してしまい、迎えを待たなくてはいけないときでも、お店を利用してゆっくり休憩しながら待つことができます。

空港での時間も旅行の一部。世界最大の国際空港を楽しもう

トルコの玄関口であるイスタンブール空港は、今後、世界最大の国際空港へと成長し、より多くの人が利用するようになっていくでしょう。

海外旅行で空港を利用する際は、乗り継ぎのために退屈な時間を過ごすというイメージがありますが、イスタンブール空港には、ラウンジやホテルでフライトの疲れを癒やせる場所があるほか、カフェやレストランなど異国料理でお腹を満たせるところもあれば、土産や現地でしか入手できないものを買うことができるショップがたくさんあります。

空港で過ごす時間も大切な旅行の時間の一部です。イスタンブール空港を訪れる際は、楽しく充実した時間お過ごしください。