トルコおすすめ観光案内 イスタンブール

イスタンブールのおすすめ観光スポット7選!人気グルメやお土産も解説

更新日:2022.10.21

投稿日:2021.11.16

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イスタンブール スレイマニエモスク

トルコはアジア大陸とヨーロッパ大陸をまたぎ、交通の要衝として古くから栄えていました。そのトルコにある都市イスタンブールは、言わずと知れた有名観光スポットが集まるトルコを代表する観光都市です。

そんなイスタンブールの有名観光スポットはもちろん、ショッピングからグルメ、そして旅行をする上で気になる天候から治安など、イスタンブールに関する様々な情報を紹介しますので、是非参考にしてください!

イスタンブールは東洋と西洋が混在するトルコ最大の都市

イスタンブール

イスタンブールはビザンチン、オスマン両帝国の都として栄えたトルコ最大の都市です。日本からトルコまでの直行便はこのイスタンブールを結んでいて、約12時間で行くことができます。

イスタンブールは、ボスポラス海峡でヨーロッパ側(ヨーロッパ・サイド)とアジア側(アジア・サイド)に分かれており、主な観光スポットはヨーロッパ側にあります。

アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがっているイスタンブールは「ヨーロッパとアジアの架け橋」と言える、世界唯一の都市なのです。

ちなみに、トルコの首都はイスタンブールと思われがちですが、正しくはアンカラなのでお間違えなく。

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ヨーロッパ・サイドには観光スポットが集結!

イスタンブール トルコ

観光スポットの多いヨーロッパ側は金角湾を挟んで、「旧市街」と「新市街」に分かれています。

旧市街は歴史的建造物が多く並び、世界遺産にも登録されている『イスタンブール歴史地区』の中心地になっています。ブルーモスクやアヤソフィアなどの必見スポットが多く、世界各国からの観光客でいつも賑わっています。

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旧市街の対岸に広がる新市街は比較的新しいエリアで、ビジネスの中心地でもあります。そして、外国資本の高級ホテルもあり、繁華街のイスティクラール通りを中心におしゃれなショッピングタウンとしても人気があります。

ちなみに、日本からの直行便が到着する「イスタンブール空港」はヨーロッパ側、黒海沿岸部にあります。

アジア・サイドはローカルなエリア!

イスタンブール

一方のアジア側は、観光名所は少ないですが、ありのままの庶民の生活に触れることができるローカルなエリアです。バーダット通り沿いにオシャレなカフェやレストランが並んでいるので、近年若者たちに注目されています。

国内線が主に発着するサビハ・ギョクチェン空港のほか、2014年に開通した高速列車YHTの始発駅、ソユトリュチェシュメ駅もあり、郊外型のショッピングセンターも増え、地下鉄も充実しつつあります。

【イスタンブールの基本情報】

人口 1,546万2,452人(2021年):トルコ全体の18%
面積 5,461㎢
人口密度 2,831人/ ㎢(トルコ全体の27倍)

厳選!イスタンブールの人気観光スポット

イスタンブールはとにかく見どころが満載!観光スポットが盛りだくさんです!そんなイスタンブールの数ある観光スポットの中でも、“ここだけは絶対に見逃してはいけない!”と言える観光スポットを厳選して紹介します。

ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)

ブルーモスク

ブルーモスクの名で知られるこのモスクは「世界で一番美しいモスク」とも称される、イスタンブール観光において欠かすことのできない有名観光スポットです。ブルーモスクは1616年に7年の歳月をかけて完成しました。

モスク内部の壁には青を基調とした美しいイズニックタイルの装飾が施されていて、「ブルーモスク」という愛称はここからきたと言われています。そんなブルーモスクの正式名称は「スルタンアフメト・モスク(Sultanahmet Camii)」です。

内部は大ドームを中心にいくつもの小ドームが周りを支える大空間が広がり、外光を取り入れる260枚もの窓の多くはトルコ式のステンドグラスで、幻想的な雰囲気を感じられます。また外観では、イスタンブール唯一の6基のミナレット(尖塔)があるのも特徴です。

ブルーモスクは観光客が多く集まる一方、地元の人々も日々の礼拝のために訪れています。礼拝は1日5回行われており、礼拝の時間は見学できませんので注意してください。

また、モスクには腕や足を露出する服装では入場できません。訪れる際には服装にも注意して、女性は髪をスカーフで隠し、男性は短いズボンは控えましょう。スカーフは無料で貸し出しもされています(2022年現在)。

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【ブルーモスク|観光情報】

名称 スルタンアフメト・モスク(Sultan Ahmet Camii)
住所 Sultan Ahmet, Atmeydanı Cd. No:7, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey
開館時間 8:30~11:30、13:00~14:30、15:30~16:45
金曜日:13:30
定休日 なし
入場料 無料 ※出口付近で寄付を受付
公式サイト http://www.sultanahmetcamii.org/

※2022年4月現在、改修工事により足場が組まれ全景が見られない場合があります。工事終了は2023年中頃が予定されています(入場観光に影響はありません)。

アヤソフィア

アヤソフィア

ブルーモスクと並んでスルタンアフメトの丘に立つアヤソフィアは、ビザンチン帝国時代の360年に建設されました。元々は、東ローマ帝国時代にキリスト教正教会の大聖堂として建てられましたが、その後2度の再建やモスクへの改修などを経て、1934年からは博物館として公開されていました。そして2020年7月、モスクに回帰し「アヤソフィア・ジャーミィ」となりました

博物館だったときに見どころだった2階ギャラリーは、現在は入場禁止となり入ることができませんが、入口付近にあるモザイク画は現在も見ることが可能です。モスクに回帰しても、ビザンチン建築の最高傑作とうたわれる姿には変わりなく、今まで通り観光客が訪れることができます。

アヤソフィアもブルーモスク同様、入場の際には露出を控える必要があります。スカーフの無料貸し出しは行われていませんのでご注意ください。

【アヤソフィア|観光情報】

名称 アヤソフィア(Ayasofya Camii)
住所 Sultan Ahmet, Ayasofya Meydanı No:1, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey
入場料 無料
公式サイト https://www.ayasofyacamii.gov.tr/en

トプカプ宮殿

トプカプ宮殿

トプカプ宮殿は、ボスポラス海峡と金閣湾、イスタンブールの街全体を見渡すことのできる、イスタンブール市内で最も見晴らしの良い小高い丘に立ちます。

トプカプ宮殿では15~19世紀にかけて、オスマン帝国の中心として国政が行われ、歴代の君主スルタン(皇帝)とその家族たちがここで暮らしていました。

宮殿の外観はどちらかというと地味ですが中に入ると、贅を尽くした装飾の数々は息をのむほどです。宮殿内の女性たちの居住区ハレムは室内装飾がとても豪華で、観光客にとても人気があるエリアとなっています。

また、スルタンの財宝を展示する宝物館も必見です。あいにく宝物館は修復工事により閉館(2022年4月現在/工事終了未定)となっていますが、一部の宝飾品は別の場所で展示されており見学が可能です。

広大な宮殿内のみどころを全て回るとなると、最低でも2~3時間はかかると言われています。じっくり見学されたい場合は時間にゆとりをもって訪れることをおすすめします。

【トプカプ宮殿|観光情報】

名称 トプカプ宮殿(Topkapı Sarayı)
住所 Cankurtaran, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~16:45、チケット売り場は16:00まで(冬季:10月30日~4月15日)
9:00~18:45、チケット売り場は18:00まで(夏季:4月15日~10月30日)
定休日 火曜日
入場料 72TL
ハレム入場の追加料金:42TL
ハギアアイリーン教会入場の追加料金:36TL
オーディオガイド:20~30TL
公式サイト https://muze.gen.tr/muze-detay/topkapi

※2021年10月現在、宝物庫は工事により閉鎖中です。工事終了時期は未定です。

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地下宮殿

地下宮殿

地下宮殿とは、ビザンチン帝国時代にアヤソフィアや近くの宮殿に水を送るために造られた地下貯水池です。

入口から地下に続く階段を下りると驚くほど広大な空間が広がっています。奥行140m、幅70m、高さ8mもあるこの広大な薄闇の空間には大理石の柱が無数に並び、柱の足元には水をたたえ幻想的な雰囲気が感じられます。

数多くある柱の中には、「涙の柱」と「メデューサの首」と呼ばれる、謎めいた装飾の柱もあり、これら柱は必見です。

水の上には見学通路が設けられているので濡れる心配はありませんが、地下は薄暗く足元が見えづらいのと、湿気で床が滑りやすいので、転倒には十分注意してください。

地下宮殿はアヤソフィアのすぐ近くにあるので、ぜひアヤソフィアと併せて行きたい観光スポットです。

【地下宮殿|観光情報】

名称 イスタンブール地下宮殿(Yerebatan Sarnıcı)
住所 Alemdar, Yerebatan Cd. 1/3, 34110 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~18:30(夏季)、9:00~17:30(冬季)
定休日 なし
入場料 20TL
公式サイト https://www.yerebatan.com/en

※2022年4月現在、改修工事により一部ご覧頂けない箇所があります。工事終了時期は2022年5月です。

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スレイマニエ・モスク

スレイマニエ・モスク

スレイマニエ・モスクは1550~1557年に建設された、トルコが誇る天才建築家ミマール・スィナンによるモスクで、壮麗王と称されたオスマン帝国最盛期の皇帝、スレイマン大帝のために造られました。

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金閣湾を眼下に望む高台に造られ、新市街からもこのスレイマニエ・モスクの姿を眺めることができます。

モスク内部には、249もの窓が取り付けられています。特にミフラーブの周りにある窓に施されたステンドグラスは16世紀のもので、アラビア文字やチューリップ、カーネーションなどの細密な模様が描かれているので注目ポイントです。

また、中央の大ドームは直径27.25m、高さは地上から48.5mあり、周りは半円ドームとタンバンと呼ばれる半円アーチに囲まれていて、ドームやタンバンなどには多数の小窓が設けられているので、モスク内部には様々な角度から光が差し込み明るい造りとなっています。

モスクなので、入場の際には露出を控えた服装で、女性はスカーフ持参で訪れましょう。

【スレイマニエ・モスク|観光情報】

名称 スレイマニエ・モスク(Süleymaniye Camii)
住所 Süleymaniye Mah, Prof. Sıddık Sami Onar Cd. No:1, 34116 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~19:00
定休日 なし
入場料 無料

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ドルマバフチェ宮殿

ドルマバフチェ宮殿

ボスポラス海峡に面して立つヨーロッパ様式の壮麗な宮殿で、1843~1856年にかけて、アブドゥル・メジト1世の命によって造られました。完成後は、トプカプ宮殿に代わるスルタンの居城として、6人のスルタンとその家族がここで暮らしていました。

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宮殿の総面積は1万5000㎡もあり、部屋は285室、広間は43室にあり、それぞれ趣の異なった内装となっています。宮殿の内部を彩る調度品には、ヨーロッパからの献上品も多く、室内は豪奢な印象を受けます。

宮殿内は、男性のみ入れる「セラムルク(Sekamlık)」と、男子禁制の「ハレム」のふたつの部分に分かれています。見学は1階入口から始まり、中心となるのは重厚ならせん階段を上った2階からとなります。ここにはスルタンの寝室や側室たちの居室、浴室など、その生活ぶりが見られる部屋があります。

また、ドルマバフチェ宮殿はトルコ建国の父アタテュルクのイスタンブール滞在中の住居としても使われていて、アタテュルクの執務室もあります。アタテュルクが使用していた寝室の時計はアタテュルクが息を引き取った時間の9時5分で止まったままとなっています。

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ドルマバフチェ宮殿で最も圧巻なのが、見学の最後に訪れる吹き抜けの儀式の間です。ここには、その大きさもさることながら、高さ36mの天井からつるされた重さは4.5tにも上るシャンデリアがあり、このシャンデリアはイギリスから購入したもので、750のキャンドルがともされた特注のバカラ製となっています。

床に敷かれたヘレケの絨毯は124㎡とトルコで2番目の大きさを誇り、まさに“豪華絢爛”という言葉がふさわしい空間となっています。

【ドルマバフチェ宮殿|観光情報】

名称 ドルマバフチェ宮殿(Dolmabahçe Sarayı)
住所 Vişnezade, Dolmabahçe Cd., 34357 Beşiktaş/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~18:30 (チケット販売・最終入場時間17:30まで)
定休日 月曜日、元旦、5/1メーデー、砂糖祭り及び犠牲祭の初日
入場料 セラムルク60TL、ハレム40TL、セラムルクとハレムのセット90TL

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ガラタ橋・ガラタ塔

ガラタ塔

「ガラタ橋(Galata Köprüsü)」は旧市街と新市街を結ぶイスタンブールの交通の要で、6世紀のユスティニアヌス1世の時代に最初の橋が架けられました。この初代の橋は木製でしたがその後何度も架け替えられ、現在の橋は1994年に開通した5代目の橋となります。

全長490m、幅42mのガラタ橋は2層式になっており、橋の上にはトラムも走る珍しい造りとなっています。また、下階にはカフェやレストランが並び食事を楽しむことも出来ます。橋の上の歩道では地元の人々が釣りをしており、ガラタ橋は観光客だけでなく地元の人々でいつも賑わっています。

そして新市街にある「ガラタ塔(Galata Kulesi)」は14世紀中頃に建てられた9階建ての建物で、今では新市街のシンボルとなっています。

ガラタ塔には入場でき、最上階とその下の階は博物館となっています。塔の周りにはパノラマ展望台があり、イスタンブールの街を一望できるので、観光客はもちろん地元の人々にとっても人気の観光名所となっています。

【ガラタ塔|観光情報】

名称 ガラタ塔(Galata Kulesi)
住所 Bereketzade, Galata Kulesi, 34421 Beyoğlu/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~20:30
定休日 なし
入場料 35TL

※紹介した観光情報は全て2022年4月現在のものとなります。内容は予告なく変更となる場合があります。

名所巡りだけじゃない!イスタンブールでやりたい5つのこと

ボスポラス海峡クルーズ

ボスポラス海峡

ボスポラス海峡はアジアとヨーロッパの2大大陸を隔て、マルマラ海と黒海を結ぶ全長は約30kmもある海峡です。

そのボスポラス海峡でのクルーズ「ボスポラス海峡クルーズ」では、海辺にたたずむオスマン朝時代の華麗な宮殿からエキゾチックなモスク、強固な要塞を望むことができます。ヨーロッパ側とアジア側の異なる風景を一度に満喫できるのも魅力で、どれもイスタンブールの街だからこそ見ることの出来る景色です。

2大大陸の交差点であるイスタンブールならではのボスポラス海峡クルーズは、イスタンブールを訪れたら欠かせない観光のひとつです。天気の良い日は2階のデッキに出て、風を浴びながらイスタンブールの街を望むのもおすすめです。

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イスタンブールで本場のベリーダンスを鑑賞!

ベリーダンス

トルコと言えば「ベリーダンス」も有名です。トルコを訪れたら本場のベリーダンスを観たいと思う人も多いと思います。ベリーダンスは世界最古の踊りと言われ、中東やアラブ世界で伝承されてきました。ちなみにトルコでは「オリエンタルダンス(Oryantal dansı)」とも呼ばれています。

イスタンブールにも食事をしながら本場のベリーダンスを鑑賞できる人気のナイトスポットはあるので、是非イスタンブールの夜の思い出として足を運んでみてはいかがですか?

ベリーダンスは世界最古の踊り!艶やかで美しい動きや衣装の特徴

ボスポラス海峡・ナイトクルーズ

ナイトクルーズ

ボスポラス海峡クルーズと言えば昼間ですが、実は「ボスポラス海峡・ナイトクルーズ」もあります。

ナイトクルーズではディナーを楽しむことができ、さらにはダンスショーも行われます。ダンスショーでは本場のベリーダンスから、各地域の民族舞踊に旋舞セマーなど、様々なダンスが披露され、食事を楽しみながらダンスショーを観ることができます。

また、ライトアップされた夜のイスタンブールの街を望むことができるのも、ナイトクルーズならでは。ナイトクルーズは基本的に20時半ごろに出航し、所要時間3時間ほどの楽しいクルーズです。イスタンブールの夜の素敵な思い出になること間違いなしです。

イスタンブールで本場のトルコ料理を堪能

トルコ料理

トルコ料理はフランス料理と中華料理に並ぶ世界三大料理の1つです。トルコを訪れたらトルコ料理は外せません。その中で最も有名なのが「ケバブ」。耳にしたことがある人も多いと思います。

トルコ料理は世界三大料理!ケバブなど定番有名メニューを徹底紹介

トルコでケバブとは、お肉や魚、野菜などをローストして調理する料理の総称で、「○○ケバブ」と言った多くの種類のケバブ料理があります。

日本でも最近ケバブ屋を多く見かけますが、そのほとんどがブロック状のお肉を垂直の串に刺して回転させながら焼くケバブだと思います。これは「ドネルケバブ」と言い、ドネルはトルコ語で回転を意味しています。

ドネルケバブは、本場トルコの街中でも多く見かけるトルコ定番のファーストフードで、もちろんイスタンブールの街中でも多く見かけることができます。是非味わって頂きたい代表的なトルコ料理です。

ケバブ以外にも、ハンバーグのようなひき肉料理「キョフテ」、お米を使った料理「ドルマ」、水餃子のような料理「マントゥ」など、トルコ料理の種類は本当に豊富でどれを食べたらいいか迷ってしまうほど。スパイシーな料理が多いですが、割と日本人の口に合う味付けとなっているのでどの料理も食べやすいですよ。

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イスタンブール名物「サバサンド」

サバサンド

前述にてトルコ料理を簡単に紹介しましたが、実はイスタンブールには「サバサンド」という名物料理があります。その名のとおり、バゲットに焼きたての鉄板で焼いたサバ、そこにレタスとたまねぎを挟んだ、いたってシンプルなものです。このサバンサンドにお好みで塩とレモンをかけて食べるのですが、シンプルな味付けなのにヤミツキになってしまうから不思議です。

トルコではパンが主食として食べられているのですが、実は政府がパンの質を守る法律を作るほど。そのため、トルコのパンはどれを食べても美味しいので、バゲットの味にも注目です。

サバサンドは、観光スポットである「ガラタ橋」にあるレストランや、その近くの「エミノニュ広場」の屋台舟で食べることができます。イスタンブールの名物料理サバサンド、是非試してみてください。

ちなみに、サバサンドはトルコ語で「バルック・エキメッキ(Balik Ekmek)」と言い、Balikは魚、Ekmekはパンを意味しています。

イスタンブール名物「サバサンド」とは?レシピや本場の食べ方を紹介!

トルコのスイーツ

バクラヴァ

トルコのスイーツも種類が豊富で、どれを食べていいか迷ってしまうほど。そんなトルコのスイーツの中でも代表的なのが、トルコ名物でもある“伸び~るアイス”!

この伸びるアイス、トルコ語では「ドンドゥルマ」と言い、普通のアイスにはない独特の粘り気があり、棒にくっついたまま落ちてきません。観光スポットでは露店も多く見かけ、パフォーマンスを披露しながらアイスを作ってくれます。

日本でも伸びるアイスを扱っているお店はありますが、トルコで食べられるアイスと原材料が異なるので、是非とも本場の伸びるアイスを味わってみてください。特に、粘り気に大きな違いがあること間違いなしです。

知れば知るほど食べたくなる!トルコアイス「ドンドゥルマ」を大解剖

ドンドゥルマ以外にも、伝統的なお菓子「バクラヴァ」や「ロクム」、「ライスプリン」やチュロスのような揚げた生地にたっぷりシロップを含ませた「トゥルンバ」など、1回の旅行では食べきれないほど沢山のスイーツがあります。

トルコのスイーツには激甘なスイーツが多いですが、一度食べるとクセになってしまうから不思議です。もちろん激甘でないスイーツもあるのでご安心を。

イスタンブールで可愛い猫たちと触れ合おう!

猫

イスタンブールの街中を歩いていると多くの猫を目にします。街のあらゆるところにエサやお水が置かれていて、猫たちは気ままに暮らしています。

これはイスタンブールに限らずトルコのどの街に行っても同じで、トルコでは病気の猫を見つければ薬を与えるなどして、誰かしらが面倒を見てあげます。こうして人々に愛されてきている猫たちはとても懐っこく、すぐにすり寄ってきてくれるのでとても癒されます。

イスタンブールには世界的にも知られ日本でも話題になった、“ベンチに肘をついて座る猫”「トンビリ」という名の猫がいました。イスタンブールのカドゥキョイで暮らす野良猫で、とても人懐っこく近所の住民にもとても人気でした。トンビリは2016年に亡くなってしまいましたが、亡き後に記念碑が作られるなどして今でも愛され続けています。動物愛好家が多いトルコだからこそ見られる光景です。

トルコは野良猫に超優しい国!カワイイ猫事情を紹介

イスタンブールを訪れた際は、ぜひ愛らしい猫たちにも注目してみてください。

バザールでお買い物!イスタンブールのおすすめショッピングスポット

グランドバザール

イスタンブールには多くの観光スポットが点在していますが、ショッピングも欠かせません。特にバザールは必ず訪れたい人気スポットで、買い物をしなくとも見ているだけでワクワクしてしまう場所です。

ここではバザールはもちろん、イスタンブールでのおすすめショッピングスポットを紹介します。

グランドバザール

グランドバザール

グランドバザールは言わずと知れた、トルコの魅力が凝縮した巨大朝市場です。トルコ語では、“屋根付きの市場”という意味を持つ「カパルチャルシュ(Kapalı Çarşı)」と呼ばれ、その名のとおり、全体が天蓋で覆われた巨大市場となっています。

ビザンチン時代の市場があった場所にメフメト2世の命で建設され、往時は東西貿易でもたらされた品々を商う店で活気づきました。今では5,000もの店がひしめきあい、貴金属や陶器、タイル、絹製品、絨毯にトルコの伝統菓子ロクムなどの食料品など、様々なトルコ土産が揃っています。

レストランやカフェもあり、常に観光客で賑わっていて、見ているだけでも楽しめるイスタンブール観光に欠かせない人気観光スポットでもあります。

グランド・バザール徹底解説!トルコ観光で絶対訪れたい巨大市場の魅力

【グランドバザール|観光情報】

名称 グランドバザール(Kapalı Çarşı)
住所 Beyazıt, Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日、砂糖祭、犠牲祭、10月29日共和国記念日、元旦
※その年により変更になる可能性多々あり。前もって必ずご確認ください。
入場料 無料

エジプシャンバザール

エジプシャンバザール

エジプシャンバザールは別名「スパイス・バザール」とも呼ばれる、スパイスやグルメが集まる“トルコの台所”的な市場です。かつて香辛料専門店が軒を連ねていたことからこう呼ばれるようになりました。現在もスパイスや生薬、食料品を扱うお店が集まっているのも特徴です。

エジプシャンバザールはL字型の直線的な造りで、グランドバザールと比べて規模も小さいので迷うこともなく安心してお買い物が楽しめます。トルコ名物の食品みやげを買うのにおすすめのバザールです。

もちろん、魅力的な伝統工芸品も買うことができますよ。

エジプシャンバザールでおすすめのお土産は?買い物する際の注意点も解説

【エジプシャンバザール|観光情報】

名称 エジプシャンバザール(Mısır Çarşısı)
住所 Rüstem Paşa, Erzak Ambarı Sok. No:92, 34116 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 8:30~19:00
定休日 なし
入場料 無料

イスティクラール通り

イスティクラール通り

イスティクラール通りは新市街にある、イスタンブールの旬が集まる注目エリアです。新市街の高台にあるタクシム広場を起点に下るようにしてガラタ塔まで続く通りで、おしゃれなカフェやデパートなどのお店が建ち並んでいます。言わば、日本の銀座のような通りで、イスタンブールでは一番の繁華街です。

イスティクラール通りは毎日が歩行者天国で、ハイブランドのお店があるわけではありませんが、ハイセンスなお店から老舗ロカンタ(大衆食堂)、トルコの伝統スイーツが楽しめるカフェなど様々なお店があるので、昼間はショッピング、夜はレストランやバーと、老若男女で楽しむことができるので常に多くの人々で賑わっています。

そしてイスティクラール通りの真ん中には、「ノスタルジック・トラムヴァイ」と呼ばれる一両編成の赤いレトロなトラムがタクシム広場とテュネル広場を結んで走っています。このトラムは、イスティクラール通りだけを走る短い路線ですが、観光の記念に乗ってみるのもおすすめです。

イスティクラール通りはショッピングにとどまらず、観光スポットとしても有名な通りです。

イスタンブールで買いたい!おすすめのお土産6選!

旅行に行ったら必ずと言っていいほどお土産を買って帰ると思います。ここでは、トルコを訪れたら絶対に買って帰りたいお土産を紹介します。プチプラなものからごほうびのものまで、是非参考にしてください。

ナザールボンジュウ

ナザールボンジュウ

ナザールボンジュウとは邪視(妬みなどの眼差し)から身を守ってくれるトルコ古来のお守りです。トルコでは車や壁などいたることころに飾られているので、旅行中も見かけることが多いと思います。

ナザールボンジュウは、壁掛け型やブレスレット、キーホルダーなど、種類も大きさもバリエーション豊富です。手頃な値段で買うことができるので、職場や友達に配るお土産に最適です。バザールで値段交渉をしながらまとめ買いをするのもトルコ旅行の楽しみのひとつです。

トルコで人気のお土産を一挙紹介!雑貨・お菓子・アクセサリー

陶器・タイル

陶器

トルコでは、陶器やタイルも多彩です。中でも代表的なのが「イズニック焼き」と「キュタフヤ焼き」です。

イズニック焼きは、オスマン帝国時代に発展したトルコ伝統の焼物で、宮殿やモスクの装飾のために作られたタイルや、インテリアとしても使える絵皿など、バリエーションが豊富です。

チューリップやバラや幾何学模様など伝統的なモチーフのタイルは鍋敷きやコースターにも使えます。

キュタフヤ焼きは、現在のトルコ最大の陶器の産地で、繊細な花柄模様をひとつひとつ手描きしたカラフルな陶器です。絵皿やさまざまな食器、置物など多彩に揃います。小さな点々の持ち上がりが可愛いらしく、小皿はお土産にもおすすめです。

陶器、タイルいずれも割れやすいので梱包には注意してください。

トルコタイル・陶器・食器の特徴と歴史を紹介!旅行のお土産にもおすすめ

トルコランプ

トルコランプ

トルコランプもトルコ土産の定番のひとつです。カラフルなモザイクが幻想的なガラス製のランプが放つ光は、エキゾチックな雰囲気を出して、見ているだけでも楽しめます。

トルコランプにはスタンド型や天井から吊り下げるタイプなど種類も豊富にあります。職人の手作業で作られるモザイクは、柄や色によってだいぶ印象も変わり、選ぶのも楽しみのひとつになること間違いなしです。

電球タイプは日本と電圧が違うのでそのまま使うことはできません。また、コンセントの形状もトルコと日本では異なるので変換プラグも必要となります。少し値が上がりますが最近では乾電池タイプのものもあり、電源を入れるだけで使用できるのでおすすめです。また、キャンドル用のランプもあるので、これなら電球や電源の心配もなく手軽に使用できます。

トルコランプを購入する際は、ランプがちゃんと点灯するか確認し、持ち帰る際には破損しないようにしっかりと梱包してもらうようにして下さい。

トルコランプの魅力とは?特徴やデザイン、インテリアとしての飾り方を解説

お菓子や食料品などのグルメみやげ

ターキッシュ・ディライト

グルメ大国でもあるトルコではグルメみやげも種類が豊富です。「ターキッシュ・ディライト」の名前でも知られるトルコの伝統菓子ロクムは、砂糖とデンプンを混ぜナッツ類を加えたお菓子で弾力があり、日本のゆべしにも似ていて、わりと日持ちもするのでトルコのグルメ土産として最適です。

バザールなどで量り売りされているドライフルーツやナッツ、スーパーや雑貨店などで見つけられるお菓子や調味料もおすすめです。チャイ(紅茶)をよく飲むトルコならではの紅茶の茶葉やティーパック、帰国後も気軽にトルコの味が楽しめるインスタントスープの粉末は人気です。

そしてチョコレート!チョコレートといえばベルギーを連想する人が多いと思いますが、実はトルコのチョコレートも美味しいんです。トルコはナッツの名産地でもあるので、ピスタチオやヘーゼルナッツなどの高級ナッツがふんだんに使われたチョコレートが豊富にあります。

特におすすめなのが「ULKER(ウルケル)」と「ETİ(エティ)」というメーカーのチョコレートです。どちらもトルコのメーカーで、人気もあり値段もお手頃なのでバラマキ用のお土産としてもおすすめです。

甘くて美しいトルコスイーツの魅力!バクラヴァやハルヴァ、ロクムなど

キリム

キリム

キリムとは、遊牧民族に伝わる平織りのラグ(小さめの敷物)のことを言います。古くからトルコをはじめ、西アジアで暮らす遊牧民によって親しまれていました。ウール製で丈夫なので一生ものになるので、自分へのごほうびとして買ってもいいかもしれません。

デザインは伝統柄のほか、現代人の生活にマッチするモダン柄などバリエーションも豊富にあります。是非、お気に入りの1枚を見つけてください。キリムの布を使ってリメイクしたカバンや靴もおすすめです。

キリムをインテリアに取り入れよう!トルコの逞しい大地を感じる織物

ハマムグッズ

ハマム

トルコ伝統の蒸し風呂「ハマム」で使うバスグッズも買いたいお土産のひとつです。手袋タイプやボールタイプなどバリエーション豊かなアカスリ、吸水性抜群の「ペシテマル」と呼ばれるタオルはおすすめです。

ハマムでは、入浴前にペシテマルを体に巻き、アカスリなどをしてもらうときには大理石の上に敷いて寝ころびます。ペシテマルはサイズも大きく柔らかい素材なので、タオル以外にもシーツや赤ちゃんのおくるみにも使えるので喜ばれること間違いなしです。

他にも、ペシテマルと同じ素材のバスローブや、いろんな香りを楽しめる石鹸セットもおすすめですよ。

日本人にも人気!トルコ式風呂「ハマム」の入り方やおすすめ店舗を紹介

イスタンブールのおすすめレストラン3選

トルコ料理 世界三大料理

東西の両方から影響を受けたイスタンブールの食文化は、非常に多彩で味わい豊かなものばかりです。宮廷料理において美しく洗練され、世界3大料理の一つともいわれています。イスタンブールの多国籍情緒あふれる料理を味わうために、とっておきのレストランをピックアップして紹介しましょう。

Asitane(アシターネ)

オスマン帝国時代の宮廷料理を食べてみたければ、「Asitane(アシターネ)」をおすすめします。アシターネはカーリエ博物館の隣、カーリエホテルに併設されたレストランです。歴史研究家によるアドバイスの下で数多くのオスマン宮廷料理を忠実に再現し、その数はなんと380種にも及びます。

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アシターネは、宮廷料理を現代に復活させたレストランとして有名です。宮廷料理を看板に掲げるレストランは他にもたくさんあります。しかし、アシターネで提供されている380種の料理のうち、250種ものメニューはアシターネでしか食べることができません。

本物の宮廷料理を体験したい人には、まさにうってつけのレストランであるといえるでしょう。悠久の歴史に思いをはせながら、トルコの自然を感じさせる色とりどりの料理で、たっぷりと宮廷気分を味わってください。

名称 Osmanlı Saray Mutfağı Asitane Restaurant
住所 Kariye Camii Sokak No:6 34240 Edirnekapi Istanbul, Turkey
営業時間 12:00~23:30分
定休日 なし
公式HP https://www.asitanerestaurant.com/English/

Makarna Sarayı(マカルナ・サラユ)

Makarna Sarayı(マカルナ・サラユ)は、「ロカンタ」と呼ばれる大衆食堂タイプの店で、手軽にトルコ料理を楽しめるのがウリです。ロカンタでは、まず店頭に並んでいる料理から食べたいものを指さして注文します。そして、取り分けてもらった後に会計をして、自分で席に運んで食べるのが一般的です。一品料理の定食屋さんや、オードブル形式のファストフード店をイメージするとよいでしょう。

マカルナ・サラユは観光スポットのごく近くにあるロカンタで、非常に居心地の良いレストランです。観光の合間の休憩にぴったりといえるでしょう。マカルナ・サラユでは、トルコ料理が豊富に取りそろえられていて、店名にもなっているマカルナ(トルコ風パスタ)やケバブ、煮込み料理などが人気です。

名称 Makarna Sarayi
住所 Mollafenari, Vezirhan Cd. No:18, 34120 Fatih/İstanbul, Turkey
営業時間 10:00~23:00
定休日 なし

Cumhuriyet(ジュムフリエット)

Cumhuriyet(ジュムフリエット)は、トルコで「メイハネ」と呼ばれるタイプの店です。「メイ」は「お酒」、「ハネ」は「家で」という意味で、日本の居酒屋のような飲食店をイメージするとよいでしょう。メイハネではバリエーション豊かな「メゼ(前菜)」を気軽に楽しめます。

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ジュムフリエットはトルコ共和国の初代大統領アタチュルクも通ったと言われる老舗のメイハネで、新鮮な魚介類を使ったシーフードメニューが豊富です。店は3階建てになっていて、3階では「ファスル」と呼ばれる楽団の演奏が聴けるので、トルコ気分をたっぷりと堪能できます。

名称 Tarihi Cumhuriyet Meyhanesi
住所 Hüseyinağa, Kamer Hatun Sahne Sokak, Kamer Hatun Cd.No:27, 34435 Beyoğlu/İstanbul, Turkey
営業時間 9:00~翌2:00
定休日 なし

イスタンブールの場所・行き方

イスタンブール空港

イスタンブールには、ヨーロッパ側の「イスタンブール空港(IST)」と、アジア側の「サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)」と、2つの空港があります。そのうち、日本からの直行便が発着するのはイスタンブール空港になります。

イスタンブール空港は、それまで利用されていたアタテュルク国際空港に代わって、2019年4月に開港しました。年間2億人の利用を見込んだ世界最大の空港で、トルコの玄関口となる空港です。とにかく広いので、出発の際は3時間前には空港に到着するようにしましょう。

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なお、サビハ・ギョクチェン空港は主に、トルコ国内線がメインとなります。

イスタンブール空港から市街へのアクセス

イスタンブール空港

イスタンブール空港は黒海沿岸部に位置しており、街の中心から35kmのところにあります。2022年現在のイスタンブール市内への交通手段は、バスまたはタクシーです。バスは(Havaist)か路線バス(IETT)のいずれかを利用します。

空港バスを利用する場合は、新市街のタクシム広場に向かう路線か、旧市街に向かうスルタンアフメト方面の路線を使うと便利です。いずれも運賃は18TLで、所要時間は1時間半ほどです。主要路線は24時間運行で、路線にもよりますが30分に1便程度の頻度で出発しています。

タクシーを利用する場合は、タクシム広場まで約40分で運賃は185TL~、シルケジ駅までも約40分で運賃は185~200TLが目安とっています。ただし、渋滞が予想されるので所要時間、料金共に多くかかる場合もあります。

イスタンブール旅行ガイド|治安や天気は?

イスタンブール内の交通事情

イスタンブールカード

イスタンブールは街の規模が大きいですが、主な観光スポットは中心部に集中しているので、トラムやメトロなどの公共交通機関を使って自由にまわることができます。

乗車の際のチケットで主に使われるのはチャージタイプのカード「イスタンブールカード」と「回数券」になります。イスタンブールカードは日本のチャージタイプのカードと仕組みはほとんど同じなので利用しやすいです。

イスタンブールの交通手段は様々で、短い区間のみを運行するレトロなトラムや、山道を上るケーブルカー、何気に重宝するフェリーなど多彩です。効率的な移動はもちろん、乗車そのものを楽しむのもいいかもしれません。

交通手段の種類

  • メトロ(Metro)/地下鉄
  • トラム、ノスタルジックトラム(Tramvay)/路面電車
  • テュネル(Tünel)/地下ケーブルカー
  • フニキュレル(Funiküler)/地下ケーブルカー
  • マルマライ(Marmaray)/近郊列車
  • 市内バス(Otobüs)
  • メトロビュス(Metrobüs)
  • ワプル(Vapur)/大型連絡船

イスタンブールの気候・平均気温|ベストシーズンは?

チューリップ

イスタンブールの気候は比較的東京と似ています。平均気温は13.6℃で、冬でも雪が降ることは少ないです。夏は気温が高いものの、乾燥しており日本の夏のような蒸し暑さはありません。秋は日本より少し肌寒い場合があります。冬の寒さは日本と同じくらいです。

観光のベストシーズンは、4月および10月~11月となり、この時期は暑すぎず寒すぎず、ちょうど良い気候で晴天も多く過ごしやすく観光に最適です。

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特に4月はトルコの国花でもあるチューリップがイスタンブールの街に咲き誇り、公園や広場、道路沿いが沢山のカラフルなチューリップで彩られます。「チューリップフェスティバル」も開催されるので、春のイスタンブールを旅するのもおすすめです。

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季節や特定の場所での服装に注意が必要

イスタンブールには四季があるため、季節に応じた服装の準備が必要です。目安として、春は東京と同じくらいの気温が多いので重ね着で調整できる服装が適しています。

モスクに入場するときには宗教的なマナーに配慮しましょう。男女ともにタンクトップやショートパンツといった肌を露出する服装は望ましくないとされており、ショールなどで肌を隠すように言われる場合があります。

また、女性がモスクに入るときは髪を覆うのがルールです。スカーフやショールはモスクで無料レンタルを利用できますが、身に着けるものを不特定多数の人と共用することに抵抗を感じる場合は自分で持参しましょう。

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イスタンブールの治安

イスタンブール

2022年現在の外務省による危険情報では、トルコの東側および国境地帯を除いて、トルコのほとんどの地域で危険情報は出ていません。

イスタンブールについてはレベル1の「十分注意してください」が案内されていますが、これは2016年のテロを受けたもので、現在はテロは発生しておらず、むしろテロに対する警備が非常に厳重になり安定しています。

イスタンブールの治安は欧米諸国と比較しても特に悪くありませんが、安全な日本から旅行する場合は盗難・詐欺に注意が必要です。トルコに限らず海外旅行においては、スリや置き引き、ひったくりが発生しているため、手荷物・貴重品は肌身離さず携帯しましょう。

また、日本人が友達詐欺(ぼったくり)、性犯罪の被害に遭うケースもあるので、知らない人がなれなれしく話しかけてきた場合は警戒したほうが無難です。

被害に遭って海外旅行保険やパスポート再発行を請求する場合に現地警察の証明書が必要になるため、警察の電話番号「155」を覚えておきましょう(交通事故の場合は154)。パスポートを盗まれた場合は日本領事館に出向いて再発行の手続きを行います。日本領事館(イスタンブール)の電話番号は0212-317-4600(+90- 212-317-4600)です。

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インターネットやWi-Fiの利用環境は?

イスタンブール空港

スマートフォンで地図を見たり現地情報を探したりするためにはインターネット環境が必要です。イスタンブールでは、ホテルや大型チェーンの飲食店、ショッピングセンターなどでフリーWi-Fiを利用できることもあります。ちなみに、イスタンブール空港でもフリーWi-Fiのご利用が可能です。

その他の場所、特に博物館の中や田舎ではフリーWi-Fiを使用できないケースが多いため、日本から海外で使用できるポケットWi-Fiを持参したほうがよいでしょう。

日本国内向けのポケットWi-Fiの中には海外でも使用できるものもありますが、契約内容や使い方によっては高額の請求がされる恐れがあります。海外旅行用のポケットWi-Fiレンタルサービスも各種あるので、どれを利用するのが最もリーズナブルかを確認するとよいでしょう。

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クレジットカードは使える?

イスタンブール エジプシャンバザール

クレジットカードは万が一、盗難や紛失が発生した場合でも電話一本で利用停止手続きができるため、海外旅行に便利です。トルコには支払い手段としてクレジットカードを使用できる店がたくさんあります。

しかし、店の規模やエリアによってはクレジットカードを使えないケースもあるため、必要最低限の現金を用意しておくことも必要です。アメリカドルやユーロで支払いができる店も多くありますが、公衆トイレを使うときのチップ用にトルコリラも少し用意しておきましょう。

イスタンブールの大きな店などでは日本円が使えるところもありますが、釣り銭の準備がないケースを想定して千円札を多めに持参すると便利です。

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ラマダン期の旅行について

ラマダン ラマザン イフタール

ラマダンとはイスラム暦で「聖なる月」とされて、その1カ月間、日の出から日没まで断食や禁欲をする行事のことです。ラマダンには「浄化・自制・共感」という意義があるとされています。

イスラム暦は太陰暦なので、ラマダンの時期は私たちがふだん使用している太陽暦から毎年11日前後ずれていきます。トルコは政教分離のため、ラマダンは国民に強制されるものではなく、ラマダンをしない人もいます。

そのため、レストランやカフェなどの飲食店はラマダンの期間中も通常営業です。ただし、日没後の飲食店はふだんよりも混雑するケースがあります。また、日没前後は早く食事をしたくて急ぐ人が多いことによる交通渋滞に注意しましょう。

日中に食事を我慢する反動か、ラマダンの期間中に消費される食べ物の量は通常時より多いといわれており、イフタールと呼ばれるごちそうを食べる習慣もあります。日没後から夜明け前までパーティをしてにぎやかに過ごすこともあり、ラマダンには祭りとしての側面もあるのです。

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イスタンブール以外の観光もする場合は地域やシーズンに合わせた服装の準備を

カッパドキア 気球ツアー トルコ

四季があり、日本より約2倍という大きな国土を持つトルコでは、季節と地方によって適する服装が変わります。旅行に出かける前に訪問地の最新天気情報をチェックして服装を準備しましょう。また、日本と比べると一日の中での気温差が大きく、昼は暑くても朝晩に冷え込む場合があります。

春のトルコ西部は東京と大体同じくらいの気温のため、パーカーやカーディガンなど上から羽織るもので調整すると良いでしょう。カッパドキアなど内陸部やトルコ東部では朝晩の冷え込みが厳しいこともあるので、暖かい上着も必要です。夏の日中は暑く、日差しの強さと乾燥に注意しましょう。夏でも朝晩は涼しいことがあるため、薄手の上着も持参したほうが安心です。

トルコの秋は東京よりも気温が低く、雨が降りやすくなります。冬はエーゲ海沿岸を除いて東京と同じくらい寒くなるので、しっかりとした防寒着が必要です。また、冬は雨が多く、場所によっては雪が降ることもあるため、雨具や滑りにくい靴も用意しましょう。

イスタンブールの歴史

イスタンブール

イスタンブールは、ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国という歴史的大国の首都となり続けていました。都市の名称も何度か変わっていて、最初に知られている都市の名称は「ビュザンティオン」で、紀元前660年に創建されました。その後330年に「コンスタンティノープル(コンスタンティノポリス)」として再建され、16世紀もの間、ローマ帝国、ビザンチン帝国、ラテン帝国、オスマン帝国と4つの帝国の首都でありました。

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1453年、オスマン帝国により都市が征服されてしまいます。コンスタンティノープルの陥落が起こる以前のローマやビザンツの時代はキリスト教発展の要でしたが、征服後はイスラム教の中心やオスマンのカリフの中心に変わっていきました。

1923年には、ムスタファ・ケマルの指揮のもとトルコ軍と民族は4年にわたる独立戦争の後にトルコ共和国を樹立、新しい首都はアンカラに制定されました。

この独立戦争の指揮をとっていたムスタファ・ケマルは後にトルコ初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクとなり、帝国のスルタン(皇帝)を追放し、国家を近代文明へと向かわせていきました。

新しい共和国の首都はアンカラになりましたが、イスタンブールは変わらず現在もトルコ最大の都市であり、魅力と活気は変わらず健在となっています。

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なお、現在のトルコ語の名称イスタンブールは、1453年の陥落の際に改称されました。しかし、コンスタンティノープルの呼称は残っていたため、直ちにイスタンブールと改称されたわけではありませんでした。オスマン帝国の都になってから、便宜的に「イスタンブール」としたと言われています。

イスタンブール旅行にかかる目安の費用とベストな日数は?

ここでは、トルコへ旅行する場合に必要な費用や旅行日数の目安と、その理由を解説します!

費用

イスタンブール 日本 飛行機

2021年3月に直行便を利用してイスタンブール旅行8日間のトルコツアーをする前提で、個人手配とパッケージツアーにかかる費用を比較してみましょう。往復とも機内泊のため、トルコでの宿泊数は5泊です。

まず、日本-イスタンブールの往復航空券は直行便(トルコ航空)の場合、15万円~が相場となります。

次に、旅行費用を大きく左右する要素である宿泊代です。場所にもよりますが、トルコの宿はスタンダードクラスで1泊あたり約5,000~8,000円、スーペリアクラスで約8,000~1万5,000円、デラックスクラスで約1万5,000円以上かかります。いずれも平日・2名1室利用・1泊あたりの料金です。つまり、5泊8日の宿泊費は約4万~約7万5,000円以上と計算できます。

トルコの物価は安い?スーパーやレストランなどさまざまな料金を解説!

そうすると、航空券代と宿泊費だけで約20万~約23万5000円以上です。さらに、食事やトルコ国内での交通費、オプショナルツアー代金や博物館の入場料金もかかります。

それに対し、5泊8日のパッケージツアー料金は直行便(トルコ航空)・全都市で5つ星ホテル利用の場合でも、約18~19万円から見つけることが可能です。ホテルランクを下げると1万円程度、安くなる場合もあります。

パッケージツアーにはトルコ国内交通費や食事代、入場料などが含まれているため、個人手配と比べて現地での出費を抑えられるといえるでしょう。ただし、同じツアー内容でも旅行会社によって価格が異なるため、比較が大切です。

トルコ旅行・ツアー完全ガイド!人気の都市や世界遺産、グルメ、注意点

日数

イスタンブール 歴史地区 世界遺産

トルコのパッケージツアーは8~10日間で設定されているものが一般的です。8日間以上あれば、最も人気の高い世界遺産都市5つ(イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ・エフェソス・トロイ)を周遊できます。日数が多ければ、その分、観光スポットの滞在時間やフリータイムが長くなる点がメリットです。

個人旅行をする場合、イスタンブールだけを観光するにしても2日間はあったほうが良いでしょう。イスタンブールは見どころが多いため、たっぷりと時間を取ることがおすすめです。イスタンブールからカッパドキアに足を伸ばす場合は1~2日間をプラスしましょう。

トルコ旅行にはどれくらい日数が必要?観光地ごとのおすすめ日数も紹介

また、終日観光できる日が最低4日間あれば、主な観光スポットを回ることができます。移動日を加算すると、イスタンブール旅行を満喫できるトルコ旅行には9~10日間くらいが必要といえるでしょう。

イスタンブール観光を満喫するならツアー旅行がおすすめ!

イスタンブール ガラタタワー

名所がたくさんあるイスタンブールを満喫するなら、ツアーの利用がおすすめです。ツアーであれば、人気の観光スポットを効率よく巡ることができるので、不慣れな土地で迷うということもありません。

街のレストランでトルコ料理を楽しめるツアーもたくさん用意されていて、現地では専門のガイドによるサポートもあります。お土産の購入や価格交渉のことなど気軽に相談できるので、安心して大いに観光を楽しむことができるでしょう。

【2022年最新】トルコ観光人気ランキング!スポット・食事・モデルコースを徹底紹介

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