エミレーツ航空でトルコ・イスタンブールへ!CAや機内食の評判やマイルの特徴
更新日:2023.04.05
投稿日:2022.07.29
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日本からトルコ・イスタンブール空港へのフライトなどで利用するエミレーツ航空は、アラブ首長国連邦のドバイを本拠地とする航空会社です。CAのサービスや機内設備、機内食などの質の高さが有名で、「ワールド・ベスト・エアライン」の受賞歴もあります。世界150以上の都市に向かう路線を就航させており、世界各地へのフライトに利用できます。この記事では、日本からトルコ旅行をする際に便利なエミレーツ航空について、サービスや設備、評判、ラウンジ、搭乗手続きからマイル制度まで詳しく解説します。
Contents
エミレーツ航空の基本情報
エミレーツ航空とはどのようなエアラインなのでしょうか。エミレーツ航空の概要や就航している都市、人気のポイントなど、基本的な情報を紹介します。
エミレーツ航空の概要
エミレーツ航空はドバイが本拠地
エミレーツ航空は、世界的な金融センターであり観光都市としても知られるアラブ首長国連邦のドバイを本拠地とする航空会社です。オーナーはドバイ政府ですが、完全に独立した航空会社として運営されています。品質向上を第一に考え、世界最高水準のサービス提供をモットーとしています。
現在は230機以上の航空機を保有し、世界80か国以上、150以上の都市へ路線を就航させています。毎週1500以上のエミレーツ便がドバイから6大陸へ向けて飛び立っており、2013~14会計年度の利用客数は4450万人、輸送貨物量は225万トンとなりました。
コロナ下でも2020年には世界最大となる1580万人の旅客数運送を達成するほど、世界の旅客にとって大きな存在となっています。
エミレーツ航空オフィシャルサイト:https://www.emirates.com/jp/japanese/
■エミレーツ航空の概要
設立 | 1985年10月25日 |
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本拠地 | アラブ首長国連邦 ドバイ |
就航先 | 世界80か国以上 150都市以上 |
保有機数 | 260機以上 |
利用客数(2020年) | 約1,580万人 |
輸送貨物量(2021~2022年) | 約210万トン |
エミレーツ航空の歴史
エミレーツ航空は1985年10月25日に産声を上げました。当時、アラブ首長国連邦の防衛大臣でドバイ王家の一員だったシェイク・モハメド・ビン・ラシド・アル・マクトゥーム氏がドバイの国立航空旅行会社であるdnata社のマネージングディレクター、モーリス・フラナガン卿に航空会社の設立を打診し、すぐに決まりました。
当初、旅客機はリースされたボーイング737型機とエアバスA300-B4型機の2機のみでしたが、やがて世界的な航空会社として発展を遂げ、現在もさらなる拡大を続けています。
エミレーツ航空の使用機材
エミレーツ航空で使用されている航空機は全機がエミレーツA380型機とボーイング777型機で、両機の保有数はいずれも、世界最大を誇っています。ほかに、プライベートジェットとして利用できる高級ジェット機を少数保有しています。
■エミレーツA380
エミレーツA380は、ヨーロッパのエアバス社によって開発・製造された超大型ワイドボディで世界初の総2階建て旅客機です。エミレーツ航空のフラッグシップ機で、ファーストクラスのプライベートスイートやビジネスクラスのフラットベッドシートなど、ラグジュアリーな設備を備えています。
全長 | 72.7メートル |
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全高 | 24.1メートル |
翼幅 | 79.8メートル |
巡航速度 | マッハ0.85 |
定員 | 4クラス(超長距離)484席 3クラス(長距離)517席 3クラス(超長距離)489席 2クラス(長距離)615席 |
■ボーイング777
ボーイング777はアメリカのボーイング社が開発した、ツインジェットエンジン機としては世界最大の旅客機です。
全長 | 73.9メートル |
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全高 | 18.6メートル |
翼幅 | 64.8メートル |
巡航速度 | マッハ0.84 |
定員 | 3クラス 364 / 358 / 354席 2クラス 427 / 442席 |
エミレーツ航空のレイティング・受賞歴
エミレーツ航空は数々のレイティング上位や受賞歴をもっており、2016年にはスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワード2016における「ワールド・ベスト・エアライン」を、さらに12年連続で「ベスト機内エンターテインメント」賞を獲得しています。
エミレーツ航空のアライアンス
エミレーツ航空は現在、どのアライアンスにも加盟していませんが、JALやジェットスターなど個別の航空会社と提携を結んでおり、マイルの相互利用などが可能です。
エミレーツ航空の就航都市
現在、エミレーツ航空は、世界6大陸150以上の都市に向けて路線を就航させています。アジアやアメリカ、ヨーロッパなど、地域ごとの主要な就航都市を紹介します。
アジア太平洋
アジア太平洋地域では、日本をはじめとする46都市に就航しています。
日本では成田空港、羽田空港、関西国際空港に就航しており、ドバイやヨーロッパ、エジプトなどへ向けた便が出ています。日本以外の主な就航都市は以下のとおりです。
- 韓国:ソウル
- 中国:上海、北京、香港、広州
- 台湾:台北
- フィリピン:クラーク、マニラ、セブ
- ベトナム:ハノイ、ホーチミン
- タイ:バンコク、プーケット
- インド:コルカタ、デリーなど
- インドネシア:ジャカルタなど
- ミャンマー:ヤンゴン
- マレーシア:クアラルンプール
- シンガポール:シンガポール
- アフガニスタン:カブール
- バングラデシュ:ダッカ
- パキスタン:イスラマバードなど
- モルディブ:マレ
- オーストラリア:シドニー、ブルズベン、メルボルン、パース、アデレード
- ニュージーランド:オークランド、クライストチャーチ
北・中央・南アメリカ
南北アメリカ大陸では、4カ国15都市に就航しており、そのうち12都市はアメリカの各都市へ向かう路線です。
アメリカはエミレーツ航空の就航都市が最も多い国で、主要都市のほとんどに路線があります。主な就航都市は以下のとおりです。
- アメリカ:ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン、サンフランシスコ、シアトル、ボストン、ヒューストン、マイアミ、シカゴ、ダラス、オーランド、ニューアーク
- カナダ:トロント
- ブラジル:サンパウロ
- メキシコ:メキシコシティ
アフリカ
アフリカでは22都市に就航しており、北はエジプトのカイロから南は南アフリカのケープタウンまで大陸全域にわたってアクセスが可能です。主な就航都市は以下のとおりです。
- エジプト:カイロ
- 南アフリカ共和国:ケープタウン、ダーバン、ヨハネスブルク
- エチオピア:アディスアベバ
- アルジェリア:アルジェ
- チュニジア:チュニス
- モロッコ:カサブランカ
- ケニア:ナイロビ
- ガーナ:アクラ
- モーリシャス:モーリシャス
- スーダン:ハルツーム
- ナイジェリア:アブリャ、ラゴス
- コートジボワール:アビジャン
- タンザニア:ダルエスサラーム
- アンゴラ:ルアンダ
ヨーロッパ
ヨーロッパでは39都市に就航しており、西ヨーロッパから北欧、地中海地域、アジアとヨーロッパをつなぐトルコまで幅広い目的地にアクセスできます。主な就航都市は以下のとおりです。
- イギリス:エディンバラ、グラスゴー、ロンドン(ヒースロー、スタンステッド、ガトウィック)、ニューカッスル、バーミンガム、ランチェスター
- フランス:パリ、ニース、リヨン
- ドイツ:ベルリン、フランクフルト、デュッセルドルフ、ハンブルク
- イタリア:ローマ、ミラノ、ベネチア、ボローニャ
- スペイン:バルセロナ、マドリード
- ポルトガル:リスボン
- スウェーデン:ストックホルム
- スイス:ジュネーブ、チューリッヒ
- デンマーク:コペンハーゲン
- ノルウェー:オスロ
- オランダ:アムステルダム
- ベルギー:ブリュッセル
- オーストリア:ウィーン
- チェコ:プラハ
- ハンガリー:ブダペスト
- ポーランド:ワルシャワ
- ロシア:モスクワ、サンクトペテルブルク
- クロアチア:ザグレブ
- マルタ:マルタ
- キプロス:ラルナカ
- トルコ:イスタンブール
中東
エミレーツ航空の拠点であるアラブ首長国連邦のドバイも位置する中東地域では、14の都市に就航しています。主な就航都市は以下のとおりです。
- アラブ首長国連邦:ドバイ
- イスラエル:テルアビブ
- サウジアラビア:リヤド、メディナなど
- バーレーン:バーレーン
- イラン:テヘラン
- イラク:バグダットなど
- クウェート:クウェート
- オマーン:マスカット
- レバノン:ベイルート
- ヨルダン:アンマン
エミレーツ航空の評判や口コミ
エミレーツ航空の実際の評判はどうなのか、SNSの声を集めました。エミレーツ航空を初めて使うという方はぜひ参考にしてみてください。
CAが親切
ちなみに利用したのはエミレーツ航空でした。機内食おいしいし(ハラルフードのみだけどそれも貴重な体験だった)、CAさん方のサービスも上質、到着も定刻。文句無しでした。大変オススメ!
夜は通路の上が星空になるのです〜(* ´ ω`*) pic.twitter.com/DgGSeFsklG— 哉子 (@KofKrose) September 7, 2015
エミレーツ航空初めてだったけど、設備も席の快適さもCAさんのサービスもこれまでで一番良かった。
また使いたい。— Yutaro (@madridiswiftie7) December 3, 2019
エミレーツ航空のCAはサービスの高さが有名。とても親切で気遣いも細やかと評判です。
機内食がおいしい
エミレーツ航空、サウジアラビアの会社なんだけど、私の知ってる機内食とレベルが違う。(エコノミーです pic.twitter.com/DVv9310EJ6
— ジャスと離された謝ミサイル🚀 (@LLLHUESUGI) January 11, 2020
#ドバイ食レポ エミレーツ航空の機内食はとにかくうまい。そのまま市販してもらいたいレベル。今回の夕食はビーフ焼きそばをチョイス。スパイス歯応え満点、生に戻したビーフジャーキー。ビールに合いすぎてたまらん!提供は深夜1:30だけど、逆に気分が高まる。チョコケーキもそのまま店で出せる濃厚 pic.twitter.com/oQSstGOPyS
— 瀬川たかし (@SGWMDL) January 8, 2020
エミレーツ航空は機内食がおいしいと評判です。目的地に合わせた世界各地の料理が楽しめます。
アメニティが充実
✈️エミレーツ航空 ファーストクラス
アメニティはブルガリ✨可愛い香水瓶は30mlと本格的💕
エミレーツ手帳、ボールペン🖊
パジャマは使えそうなフェルトのケース入り😴用のアメニティはBYREDO
ピローミストやアイクリームまで😍これらを入れる手提げバッグは777には無く380でいただきました😍 pic.twitter.com/IGrDWsW0Ye
— Amy@とある女子の中の人✈️🇹🇭帰国 (@Amychan2011) January 15, 2022
エミレーツ航空エコノミークラスのアメニティ🙌✈️💓
最近新しくなってAR技術を取り入れたそう👀全6種類🌟モチーフは”豪州・アジア・中南米・アフリカ・中東・欧州”🌎
中身はアイマスク、耳栓、くつ下、歯ブラシ🎀✨
可愛い😍🎉 pic.twitter.com/d3laa4Ty02
— tamami¨̮ (@ek_3854) August 2, 2016
エミレーツ航空はファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスを問わず、機内アメニティが充実しています。
エンタメが満足
エミレーツ航空は機内でEURO2020や東京オリンピックをLIVE放送。移動中も見逃すことなし!これいいな。
Emirates offers a summer of live sports and cool new content on ice for travellers https://t.co/BrsGUbpCRr pic.twitter.com/21v8ntSjKr
— 酒井琢磨 スポーツプランナー (@takuma_sports14) June 29, 2021
エミレーツ航空が凄い!http://t.co/aO6wZWp 機内エンタメiceは脅威の1,200チャンネル。機内サービスはマルチ言語。ビジネスクラス以上ではマットレスまで配られる。SQも凄かったが、これまで使ったエアラインの中でも断トツの印象。 #airline
— Tokyoite (@TokyoitesJapan) September 8, 2011
エミレーツ航空では、機内の各座席に映画や音楽、ゲームなど5000を超えるチャンネルを楽しめる機内エンターテインメントシステムを用意。到着までの時間も退屈することはありません。
エミレーツラウンジは国内で成田だけ
成田空港のエミレーツ航空ラウンジです。1日1本しか飛ばないのに自社ラウンジとか凄すぎですね…。滅多に入るチャンスが無い場所なので僕も初潜入です😊 pic.twitter.com/cLeVcvTTYv
— 橋場泰樹 @世界76周している旅のプロ (@travelerscafe) February 5, 2020
エミレーツ航空は世界の空港に独自の自社ラウンジを持っています。日本の空港でエミレーツ航空のラウンジがあるのは成田空港だけです。成田発のエミレーツ便は1日1本しかないため、開いているのは1日4時間ほどとレアなラウンジです。
エミレーツ航空でトルコへ行くには
エミレーツ航空は、トルコへ行くのに利用できる航空会社のひとつです。トルコ旅行の際は、どの便を利用すればいいのか、所要時間はどれくらいになるのか、乗り継ぎは必要なのかなど、エミレーツ航空でトルコへ行く方法を解説します。
国内発は成田か関空、ドバイ経由
日本からエミレーツ航空を利用してトルコのイスタンブール空港へ行く場合、国内の出発地は成田空港、関西国際空港の2つです。直行便はなく、途中でドバイを経由します。
なお、トルコへの直行便は、羽田空港からターキッシュエアラインズがイスタンブールまでの便を就航しています。
ターキッシュエアラインズの評判は?荷物の取扱い・機内食・マイルについて
東京(成田空港)発
関東から出発してトルコへ行く場合、成田空港からドバイを経由してイスタンブールへ向かう便が1日に往路1本、復路2本で毎日運航しています。
■往路
- 成田空港22:30→ドバイ4:10(ボーイング777) 約10時間40分
- ドバイでの乗り継ぎ滞在時間 約6時間35分
- ドバイ10:45→イスタンブール14:25(エミレーツA380) 約4時間40分
- 総所要時間 約21時間55分
■料金
- ファーストクラス:130万円~
- ビジネスクラス:53万円~
- エコノミークラス:11万円~
大阪(関西国際空港)
関西出発の場合は、大阪にある関西国際空港からドバイ経由でのイスタンブール行きの便が出ています。1日に往路が1本、復路2本で1週間のうち火曜日から土曜日までの5日間運航しています。
■往路
- 関西国際空港23:45→ドバイ4:50(ボーイング777)約10時間5分
- ドバイでの乗り継ぎ滞在時間 約5時間55分
- ドバイ10:45→イスタンブール14:25(エミレーツA380)約4時間40分
- 総所要時間 約20時間40分
■料金
- ファーストクラス: 110万円~
- ビジネスクラス:50万円~
- エコノミークラス:12万円~
座席と機内サービス
エミレーツ航空の座席は、クラスごとに各種サービスが充実しています。ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスそれぞれの座席やアメニティ、機内食を紹介します。
ファーストクラス
エミレーツ航空のファーストクラスは個室になっており、まるでプライベートジェットに乗っているかのようなラグジュアリー感を味わえます。2020年にはトリップアドバイザーの読者投票によるワールド・ベスト・ファーストクラスにも選ばれました。
座席
ファーストクラスの座席は、座り心地のよい広々とした革製シートです。座席角度は最もくつろげる姿勢に調節可能で、NASAの技術を利用したゼロ・グラビティ設定により、無重力空間にいるような浮遊感を体験できます。就寝時には完全に水平なベッドにもできるので、空の上でも快適にぐっすりと眠れるでしょう。
シートはアームレストのスイッチまたはタッチパネルで操作でき、ボタン1つで床から天井まであるドアが閉まり、完全なプライベート空間になります。さらに、照明や温度、ムード設定なども自由に変更可能。
座席にはミニバーがあり、無料Wi-Fiも完備。景色を楽しめるよう双眼鏡も用意されているほか、ミドルスイートでは最新のバーチャルウィンドウも楽しめます。備え付けのタブレットでは、機内エンターテインメントiceを利用して映画やテレビ番組、音楽、スポーツ中継などを楽しむことができます。
アメニティ
座席には、ハンドミラーやフェイシャルクリーム、リップバーム、シェービングフォーム、香水などが入った「エミレーツ・プライベートコレクション・ブルガリ」のアメニティキットが用意されています。さらに、アレルギーフリーのアミノ酸や各種ビタミン、カモミールエッセンスに加え、スリープオイル、ピローミストも入ったエミレーツ航空専用の「バレード・スキンケア・コレクション」も。就寝時にはパジャマの用意もあります。
機内食
コース料理から軽食まで、ファーストクラスではタブレットで注文すれば、いつでも好きなタイミングで機内食を食べられます。一流のシェフやサプライヤーとの提携により、発着地や季節に応じたバリエーション豊かな料理を楽しめます。
国内からの便では本格的な日本料理も出されています。さらに、限定品のヴィンテージ・シャンパンやワイン、カクテルなど、ドリンクも最高級のものを提供。料理はロイヤル・ドルトンの食器やロバート・ウェルチのフォークとナイフで出されるなど、食器類にもこだわっています。
ビジネスクラス
エミレーツのビジネスクラスは、広々としたシートにバリエーション豊富な食事、高品質のアメニティでファーストクラスにも劣らないクオリティを提供。「従来のビジネスクラスの概念を変えるワンランク上の快適さ」をアピールしています。
座席
座席はソフトな革張りの広々としたシートで、他の客とあまり視線が合うことがないため、プライベート空間にいるようにくつろいだ時間を過ごせます。座席は互い違いに配置され、どの席からでも直接通路に出られるようになっています。シートはフルフラットにでき、夜はベッドのように使えます。
座席にはミニバーがついているほか、無料Wi-Fiもあり、搭乗中もネットやSNSを利用できます。座席に着いた際には、ウエルカムシャンパンがサービスされます。座席に備え付けられたモニターで楽しめるコンテンツはファーストクラスのものと同じです。
アメニティ
アメニティキットには、「エミレーツ・ブルガリ・コレクション」からメンズ用とレディース用がそれぞれ用意されていて、ハンドミラーやフェイシャルクリーム、リップバーム、ボディーローション、シェービングフォーム、制汗剤、歯磨きセットなどのほか、気分をリフレッシュできるミニ香水のアクア・プール・オム、オムニア・クリスタリンも入っています。
就寝時にはベッドメイキングサービスがあり、ぐっすり快眠できるでしょう。
機内食
機内食は豊富な料理を取りそろえていて、すべて、ロイヤル・ドルトンの食器とロバート・ウェルチのフォーク・ナイフで提供されます。季節や発着地に合わせたさまざまな料理が出され、ドバイからの便では伝統的なアラビア料理のメッツェが、東京・大阪の便では本格的な日本料理がいただけます。座席での機内食のほか、上質なワインやカクテルに新鮮なフルーツやカナッペ、ペストリーなどが楽しみながら同乗者と歓談できる機内ラウンジも利用可能です。
エコノミークラス
通常のエコノミークラスに加えて、一部の路線でワンランク上の快適さを提供するプレミアムエコノミーがあり、座席や機内食、アメニティなど、従来のエコノミークラスのイメージを覆すほど充実したサービスを提供しています。
座席
座席は3~4列で、足元スペースは従来よりも広くなり、リラックスしたフライトを楽しめます。前席の背もたれ部分に設置されているモニターでは、ファーストクラスやビジネスクラスでも提供されている機内エンターテインメントコンテンツを楽しめます。
プレミアムエコノミーのクリーム・レザー・シートなら、レッグレストもついていて、さらに広々とくつろげます。また、座席が前に配置されているので、到着後はエコノミークラスの乗客よりも先に飛行機から降りられます。
アメニティ
アメニティキットは、歯ブラシ、歯磨き粉、アイマスク、ソックス、耳栓など旅行に欠かせないものが防水仕様のポーチに入って用意されています。ポーチは2020年のドバイ万博を記念したデザイン。フライト後は財布や化粧ポートとしても利用でき、旅の思い出になります。
機内食
エコノミーの機内食は、世界各地の料理から目的地に合わせたメニューが提供されます。選べるメインディッシュに、クラッカー、チーズ、サラダまたはフルーツ、デザートがついています。搭乗中はソフトドリンクやアルコールなどから好きな飲み物を無料で注文できます。事前に予約すれば、機内でケーキとシャンパンを出してもらえるサービスもあるので、特別な日や大切な人への贈り物として利用してみるといいでしょう。
エミレーツラウンジ
成田空港やドバイ空港には、エミレーツ航空の乗客だけが利用できる自社ラウンジがあり、搭乗までの待ち時間に利用できます。エミレーツラウンジの利用条件やサービス内容を紹介します。
成田空港のラウンジ
てなわけで、あっという間でしたが本日の成田便でドバイへ戻ります。
成田はエミレーツの専用ラウンジがあるのですね。
中の雰囲気は既にドバイ感がありながら、食べ物が日本品質なのでドバイのラウンジのより美味しいです(^^; pic.twitter.com/oj561Z9VTB— J太郎 (@jtaro91) April 13, 2018
成田空港のラウンジは第2ターミナルの本館4階にあり(入口は3階)、936㎡の余裕ある空間に174席が用意されています。日本の空港でエミレーツラウンジがあるのは成田空港だけで、羽田空港と関西国際空港では、パートナシップを結んでいるJALのラウンジが利用可能です。
■利用条件
- エミレーツ航空ファーストクラスの乗客
- エミレーツ航空ビジネスクラスの乗客
- エミレーツ・スカイワーズのゴールド会員以上(ゴールドは大人または子ども1名、プラチナは大人1名と17歳未満の子供2名)
- エミレーツ・スカイワーズ会員(有料)
通常、航空会社のラウンジは24時間営業しているところが多いですが、成田空港から飛び立つエミレーツ便は1日1本のため、エミレーツラウンジが開いているのは出発時間前の約4時間だけです。ラウンジの中でもかなりレアな存在ですので、成田空港からエミレーツ航空に搭乗する際は、ぜひ利用してみてください。
食事とドリンク
エミレーツラウンジでは、食事やドリンクの無料サービスを利用できます。食事は前菜やチーズ、ステーキ、シチュー、カレー、煮込み料理、炒め物、サラダ、デザートなど豊富なメニューをビュッフェ形式で。飲み物もソフトドリンクから、ワインや日本酒、スピリッツ、シャンパン、ウイスキーなどが幅広く用意されています。
利用できるサービス
エミレーツラウンジでは、無料Wi-FiやPCやプリンタなど仕事をするための環境も整っています。また、予約をとればシャワー室も使えます。また、イスラム圏の航空会社だけあって、ラウンジの一角にはイスラム教徒用の礼拝室も設けられていますので、周辺では騒音をたてないようにしましょう。
他社の上級会員は使えないことに注意
エミレーツラウンジを利用できるのは、エミレーツ航空のマイレージサービスであるエミレーツ・スカイワーズのゴールド会員以上です。他社サービスの上級会員は利用できないことに注意しましょう。
ドバイ空港のラウンジ
ドバイ空港のエミレーツラウンジは、ファーストクラス用ラウンジとビジネスクラス用ラウンジ、搭乗クラスに関係なく利用できるマルハバラウンジの3つがあります。
ファーストクラス
ファーストクラスラウンジはドバイ空港の4階(出発フロアの上の階)コンコースAにあります。ラウンジ内は、飲食ができるシガーバーや待ち時間を静かに過ごせるプライベートエリアに分かれています。
ほかにも、シャワースパ、ワインセラー「ル・クロス」、お土産や高級ブランド品がそろう免税店、携帯電話やタブレットの充電ができるビジネスセンターなどがあり、無料Wi-Fiも完備。ラウンジからの航空機への直接搭乗もできます。
ビジネスクラス
ビジネスクラスラウンジは4階のコンコースBにあります。食事と飲み物が楽しめるバーエリアと静かに過ごせるラウンジエリアに分かれています。無料Wi-Fiやビジネスセンターも利用でき、航空機への直接搭乗も可能です。
マルハバラウンジ
ドバイ空港1階にあるマルハバラウンジは料金(2時間52ドル~)を支払えば搭乗クラスに関係なく利用でき、出発までの時間を快適に過ごせます。ビジネスラウンジと同等のサービスのほか、マルハバ独自の送迎サービス「ミート&グリード」もあり、出発・到着・乗り継ぎの手続きから荷物の移動などをサポートしてもらえます。
イスタンブール空港のラウンジ(IGA)
トルコのイスタンブール空港にはエミレーツ航空のラウンジはありませんが、料金(大人50ユーロ、子供25ユーロ)を払えば誰でも利用できるIGAラウンジがあります。場所は、出発フロアのパスポートコントロールを抜けて、メインの通路を左に向かって進み、エスカレーターでひとつ上のフロアに上がったところです。
■利用条件:
- IGA Pass年間会員
- IGA Loungeサービス購入者
- プライオリティパス所持者
- 料金:大人50 ユーロ 子供25ユーロ
ラウンジ内では、オープンビュッフェや無料のドリンク・アルコール、無料マッサージ、無料Wi-Fi、キッズスペース、ミーティングルームなどのサービスがそろっています。
トルコのイスタンブール空港、乗り継ぎからホテル、お土産まで全解説
エコノミークラスの乗客でも有料で使える
エミレーツラウンジを無料で利用できるのはファーストやビジネスクラスの乗客だけですが、エコノミークラスでも料金を払えばラウンジを利用できます。各ラウンジの料金を紹介します。
成田空港
一般の乗客とスカイワーズ会員で、ラウンジ利用料が変わります。
- 一般:130ドル
- スカイワーズ会員:100ドル
ドバイ空港
ドバイ空港のラウンジはビジネスとファーストに分かれているため、それぞれ料金が異なります。
■ビジネスラウンジ
- 一般:150ドル
- スカイワーズ会員:125ドル
■ファーストラウンジ
- 一般:300ドル
- スカイワーズ会員:250ドル
搭乗前の手続き
搭乗前に必要な、チェックインや座席指定、手荷物の検査などの手続きについて解説します。
チェックイン
搭乗前には、搭乗口や離陸時刻、座席番号などが記された航空券を発行するチェックイン(搭乗手続き)が必要です。エミレーツ航空のチェックインにはオンライン、セルフ、カウンターの3つの方式があります。
オンライン
オンラインでのチェックインを利用すれば、自宅にいながら手続きが完了します。出発の48時間前から、パソコンやスマホアプリを使って手軽に座席や食事メニューの指定ができます。多くの空港では、デジタル搭乗券が使えるので、当日もカウンターでの手続きは不要です。
セルフ
空港に置かれている自動チェックイン機を利用して航空券を印刷する方法です。持ち込み手荷物に関してもセルフサービス自動手荷物預け機(バッグドロップ)でタグ付けを行うので、カウンターでの手続きなしで搭乗できます。
カウンター
空港にあるエミレーツ航空チェックイン・デスクを利用して手続きを行う方法です。係員が航空券の印刷や手荷物のチェックイン手続きをやってくれるため、フライトに慣れていない人はこちらを利用すれば安心できます。
最近では、感染症対策としてパスポートや搭乗券の代わりに生体顔認証を利用するシステムも導入されています。通常のカウンターのほか、搭乗クラスごとやエミレーツ・スカイワーズ会員のランクごとのデスク、団体用デスクもあります。
座席指定
エミレーツ航空では、フライトの予約時や購入後の予約管理で座席を選択でき、出発の48時間前からはオンラインでの座席指定もできるようになります。当日、空港のカウンターやセルフチェックインでも座席指定は可能です。フライトの90分前までにはチェックインする必要があるので、それまでに座席指定を済ませなければなりません。
搭乗クラスや座席の種類によっては座席指定の際に追加料金が必要になる場合があります。それぞれのクラスでの座席指定料金を紹介します。
ファーストクラス
ファーストクラスでは、どの席でも無料で座席指定ができます。
ビジネスクラス
ビジネスクラスでは、運賃プランによって異なり、Saver、Flex、Flex Plusに搭乗する乗客は無料で座席指定が可能です。Specialの場合は無料ですが、座席指定ができるのはチェックイン時のみとなります。
エコノミークラス
エコノミークラスでは、運賃プランと座席の種類によって座席指定料金が必要になる場合があります。プレミアム・エコノミークラスは、無料で座席指定が可能です。
■エコノミークラスの座席タイプと追加料金
座席タイプ | 説明 | 追加料金 |
---|---|---|
レギュラーシート | 窓口、中央、通路側の3列席 | 15~35ドル |
プリファードシート | エコノミークラスで一番先に飛行機から降りられる | 25~80ドル |
ツインシート | 窓側と通路側のみの2列席 | 35~135ドル |
エクストラレッグルームト | 非常口列にある最前列の座席 | 55~205ドル |
プレミアムレザーシート | クッション付きのレッグレストやヘッドレスト、ダイニングテーブルがある座席 | 110~495ドル |
■運賃タイプ別 座席指定料金
レギュラー | プリファード | ツイン | エクストラレッグルーム | プレミアム | |
Special | 有料 | 有料 | 有料 | 利用不可 | 有料 |
Saver | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
Flex | 無料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
Flex Plus | 無料 | 無料 | 有料 | 有料 | 有料 |
手荷物の規定
航空機では、機内に持ち込める手荷物に制限があり、重量制または個数制(南北アメリカ・アフリカ)の規定が設けられています。重量制では手荷物の重さが搭乗クラスの最大手荷物許容量を超えない範囲なら、いくつでも手荷物を持ち込めます。個数制では個数・重量ともに制限があります。手荷物量は搭乗クラスによっても変わります。エミレーツ航空のそれぞれのクラスでの手荷物規定を紹介します。
ファーストクラス
重量制:50キロ
個数制:1個あたり32キロの手荷物を2個まで
ビジネスクラス
重量制:40キロ
個数制:1個あたり32キロの手荷物を2個まで
エコノミークラス
エコノミークラスでは料金プランごとに手荷物制限が変わります。
■重量制
- Special:20キロ
- Saver:25キロ
- Flex:30キロ
- Flex Plus:35キロ
- プレミアムエコノミー:35キロ
■個数制
- Special:23キロ未満の手荷物1個
- Saver:23キロ未満の手荷物2個
- Flex:23キロ未満の手荷物2個
- Flex Plus:23キロ未満の手荷物2個
- プレミアムエコノミー:1個あたり23キロの手荷物2個まで
マイルと特典
多くの航空会社と同様にエミレーツ航空にもマイル制度があり、貯めるとさまざまな特典があります。マイルのほかにも特別な特典や学生だけの特別運賃など、エミレーツ航空独自の制度を紹介します。
マイル制度
マイルは距離に応じてもらえる航空会社のポイント制度で、エミレーツ航空でも利用のたびにマイルが付与されます。エミレーツ航空のマイル制度を詳しく解説します。
エミレーツ航空で獲得できるのはスカイワーズマイル
マイル制度は海外の航空会社ではFFP(Frequent Flyer Program)と呼ばれ、エミレーツ航空で獲得できるマイル(FFP)は「スカイワーズマイル」といいます。フライトごとに路線や運賃タイプ、搭乗クラス、会員ティアに応じてマイルが付与されます。獲得できるマイル数はエミレーツ公式サイトのマイルカリキュレータを利用して事前に確認できます。
マイルの増やし方
スカイワーズマイルはエミレーツのフライトだけでなく、提携している航空会社のフライトやホテルでの宿泊、レンタカー利用など、さまざまな方法で獲得できます。
航空会社 | JAL、大韓航空、バンコク航空、カンタス航空、ジェットスター、マレーシア航空など |
---|---|
ホテル | エミレーツ・スカイワーズ・ホテル、ヒルトンホテル、クラウンホテル、ザ・リッツカールトンホテルなど。Booking.comのような予約サイトでも獲得可能 |
レンタカー | Avis & Budget、CarTrawler、ヨーロッパカー、Hertz、シクスト |
クレジットカード | アメリカン・エキスプレス |
ショッピングなど | ビスター・ビレッジ(アウトレット)、アラビアン・アドベンチャー(サファリツアー)、ドバイ・モールなど |
日本の航空会社では原則マイルの購入は認められていませんが、エミレーツ航空ではマイルの購入ができ、家族や友人へのギフトにしたり、譲渡したりすることも可能です。価格は1,000マイル30ドルからです。
マイルの利用方法
貯めたスカイワーズマイルは、エミレーツ航空でのフライトのほか、提携航空会社でのフライト、宿泊、イベント、搭乗クラスのアップグレードなどさまざまな特典と交換できます。マイルの使用方法をまとめました。
エミレーツ航空でのフライト予約 | 全てのフライトでマイル予約可能。現金とマイル併用もOK |
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提携航空会社でのフライト予約 | 提携している航空会社では、マイルの獲得だけでなく利用も可能 |
エミレーツ・スカイワーズ・ホテル | 提携ホテルの多くはマイル獲得だけで、利用できるのはエミレーツ・スカイワーズ・ホテルのみ |
ラビアンアドベンチャー(サファリツアー) | 1万6,969マイル~ |
エミレーツホリデー(旅行代理店) | 5,000マイル~ |
マルハバ(空港ラウンジ) | 5,100マイル~ |
アップグレード | エコノミーからビジネス、ビジネスからファーストなど、マイルで搭乗クラスのアップグレードが可能 |
スポーツ、イベント | ACミランやアーセナル、レアル・マドリードなどサッカーの試合やツールド・フランスなどスポーツ・イベントのチケットもマイルを使って購入可能 |
会員ティア
スカイワーズマイルには、ブルー、シルバー、ゴールド、プラチナの4つの会員ティアがあり、上位ティアになると、エミレーツ航空利用時にボーナスマイルを獲得できるほか、ラウンジの無料利用や座席のグレードアップなどの特典があります。
会員ティアは、ティアマイルと呼ばれるマイルを獲得するとグレードアップできます。ティアマイルは、エミレーツ航空またはフライドバイのフライト利用時に運賃や区間、搭乗クラスをもとに計算され、ランクごとに必要なティアマイルが決まっています。
ボーナスマイル | グレードアップに必要なティアマイル | |
---|---|---|
シルバー | 25% | 2万5,000ティアマイル |
ゴールド | 50% | 5万ティアマイル |
プラチナ | 75% | 15万ティアマイル |
スペシャルオファー
エミレーツ航空では、期間限定の特別な特典や学生向けの割引運賃、さらに特典が受けられるサービスパッケージなどのスペシャルオファーがあります。主なものを紹介します。
マイ・エミレーツ・パス・サマー・エディション
エミレーツ航空のチケットを提示するだけで、ドバイとUAE全域で特別な特典を受けられる「マイ・エミレーツ・パス・サマー・エディション」というサービスがあります。食事やレジャー、ショッピング、スパなど500カ所以上で、利用料金の割引をはじめとする特典が受けられます。サマー・エディションとついているように、5月1日から9月30日までの期間限定の特典です。
学生対象の特別運賃と特典
エミレーツ航空には、学生を対象とした割引料金があります。予約時に割引コード“STUDENT”を入力すると、エコノミーとビジネスの料金が最大10%割引になります。割引に加えて、機内への持ち込み荷物が増える特典もついています。利用の際は、チェックイン時に学生証または学校の合格通知を提示してください。
その他の特典
「スカイワーズ+(プラス)」の会員になると、パッケージに応じてボーナスマイルや空港ラウンジの利用などの特典を受けられます。
■スカイワーズ+年間料金
- クラシック 399ドル
- アドバンス 699ドル
- プレミアム 999ドル
トランジットのドバイ空港
エミレーツ航空でのフライトの際、乗り継ぎ(トランジット)などでよく利用するのがアラブ首長国連邦のドバイにあるドバイ空港です。ドバイ空港とはどのようなところなのか、乗り継ぎの注意点や食事、免税店、おすすめのお土産を紹介します。
ドバイ国際空港:https://www.emirates.com/jp/japanese/before-you-fly/dubai-international-airport/
ドバイ空港の乗り継ぎのポイント
ドバイ空港での乗り継ぎ時のポイントで、代表的なものを3つ紹介します。
エミレーツはターミナル3
ドバイ空港はエミレーツ航空の本拠地といえる空港です。このため、エミレーツ便の発着はすべてターミナル3に固定されています。
手荷物はどうなる?
乗り継ぎの際、次の便もエミレーツ航空または提携航空会社の場合は、荷物の受け取りは必要なく、そのまま乗り継ぎが可能です。別の航空会社を利用する場合は、手荷物は乗継便の受託手荷物となるため、ターンテーブルで荷物をいったん引き取り、出発ターミナルで再チェックインする必要があります。このとき、エミレーツ航空の手荷物配送サービスを利用すると、自分で引き取らなくても次の便まで配送してもらえます。
emirates.comでの予約が便利
ドバイ空港で乗り継ぎを行う際は、すべてのフライトをemirates.comで予約するのが便利です。全旅程で必要な航空券が1枚にまとめられ、手荷物もエミレーツ航空が目的地まで配送してくれるので、乗り継ぎが簡単になります。
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食事
乗り継ぎの待ち時間は長い場合だと、10時間以上になることもあります。空港ターミナルビルで食事をとる機会もあるでしょう。ドバイ空港のおすすめ飲食店を紹介します。
フードコート(ザ・デイリーDXB)
ターミナル3のコンコースBに5つの店舗からなるフードコートがあります。コンコース内にはいくつもの飲食店がありますが、どのお店に入るか迷ったときはまずはここを利用してみてください。手軽な価格でアメリカやイタリア、アジアなど、世界各地の料理を楽しめます。イスラム教徒用のハラルのほか、ベジタリアンやヴィーガンに対応した料理も用意されています。
5つ星ホテルでの食事
メインコンコースを抜けると、ターミナル3のエアポートホテルで5つ星評価を受けている「ドバイ・インターナショナル・ホテル」があります。このホテルのレストランは24時間営業なので、いつ到着しても利用可能。軽食からコースまで世界各地の料理がそろっています。アジア料理がいただけるチョ・ガオのほか、ザ・ギャラリー、アーラン・ラウンジのようにさまざまな料理が食べられるインターナショナル・ビュッフェもおすすめです。
スイーツも充実
ターミナルにはスイーツを扱う店舗も充実しています。多種多様なキャンディがそろう「キャンデリシャス」のほか、「コスタ」「ポールベーカリー」ではケーキをいただけます。「ヌテラ」のカフェでチョコレートワッフルやクレープを楽しむのもいいでしょう。
免税店ショッピング
出発までの時間には、ドバイ空港ターミナル3の1階にある免税店「ドバイ・デューティー・フリー」でショッピングが楽しめます。店内には、スマートウォッチやフレグランス、ジュエリー、美容器具、コスメ、カメラなど多様な商品を取りそろえています。ファッションでは、ブルガリ、シャネル、キャロライナ・へレラといった高級ブランドから、H&Mのようなカジュアル・系まで好みのブランドを購入できます。
ドバイのお土産5選
免税店やターミナル内の店舗では、ドバイのお土産もたくさん売られています。大切な人への贈り物にぴったりなおすすめのドバイ土産を5つ紹介します。
クレオパトラ石けん
ドバイ旅行のお土産として人気の高いアイテムとして「クレオパトラ石けん」があります。パッケージにクレオパトラが描かれ、フローラルでエキゾチックな香りが魅力です。ただ、ローカルスーパーなどで売られていることが多く、空港では見つけにくいかもしれません。入手困難なレアアイテムですから、見つけたときはぜひ購入してみてください。
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サンドボトル
サンドボトルはドバイの伝統工芸品で、色とりどりの砂を少しずつ瓶に入れていき、サンドアート(砂絵)を作り上げたものです。砂漠とラクダなどいかにも中東の雰囲気を感じさせる模様が多く、ドバイ・モールをはじめ、主要な観光スポットのほとんどで購入できます。手作りのため、同じ模様は世界に1つしかないといわれています。
ラクダやランプの置物
砂漠の国ドバイを代表する動物であるラクダの置物も多数売られています。手のひらサイズなので、お土産にぴったりですし、値段も日本円で300円くらいからとお手頃です。小さくても造りは細かく、色やデザイン、装飾などさまざまなものがあります。
また、置物としてランプも人気のお土産です。こちらも色やデザインが多種多様なので、気に入ったものを見つけてみてください。
ドバイ・スイーツ(チョコ、デーツなど)
チョコやデーツなどのアラブスイーツもドバイのお土産として高い人気があります。
ドバイのチョコレートで有名な「パッチ・チョコレート」は、高級感と品質の高さからドバイの代表的なお土産として重宝されています。個別包装になっているので、たくさんの人に配るときにも便利です。
UAEの特産品であるナツメヤシを使ったデーツもお土産には向いています。ピスタチオやナッツ類、フルーツをはさんだものやチョコレート・コーティングされたデーツも人気です。
アラブ香水
アラブのエキゾチックな香りがただよう香水もお土産としてたくさん売られています。アラブ人にとって、香水は男性でも女性でも普段からつける日常的なアイテムで、持ち歩けるよう小さな瓶に入っています。日本の香水と違い、コーランで禁止されているアルコールの代わりに香油ベースになっているのが特徴。Amouage、Rasasi、Yas Perfume、Swiss Arabian Perfumesなど人気ブランドがそろっています。
エミレーツ航空のオフィシャルグッズ
エミレーツ航空では、普段の生活や旅行の際に役立つグッズのほか、ファーストクラス限定で利用できるアイテムなど、さまざまなオフィシャルグッズを販売しています。それぞれの特色や購入方法を紹介します。
グッズ
インターネットのエミレーツ・オフィシャル・ストアではエミレーツ航空のロゴが入ったキャップやTシャツ、カバン、飛行機の模型、文房具などさまざまなオフィシャルグッズを購入できます。
ファッション
ファッションでは、Tシャツやポロシャツ、キャップのほか、ジャケットやパーカー、スウェットなどのラウンジウェアといったグッズがあります。ラウンジウェアは日常のくつろぎタイムに使うと気分が上がります。ほかに、子供向けのアイテムとして、エミレーツ航空の搭乗員になりきれるパイロットの制服や客室乗務員の制服もおすすめです。
カバン
エミレーツのロゴが入ったトートバッグやビジネスバッグ、リュック、折りたたみバッグなど、旅行から日常生活までさまざまな場面で使えるカバンが販売されています。
キーリング
カギを持ち歩くときに便利なキーリングも、飛行機型のものから、操縦士や副操縦士の肩章型のもの、客室乗務員のマスコットがついているものなど、豊富な種類を取り扱っています。
飛行機模型
飛行機の模型は子供から大人まで楽しめるアイテムです。エミレーツ航空で使用されているA380とボーイング777の2種類があり、限定版やスペシャルエディションなどカラーリングもさまざまで、コレクションにも最適です。
文具類
ロゴの入ったボールペンやノート、航空機の描かれたデスクトップマットやUSBなど幅広いラインナップがあります。日常で使っているときにロゴが目に入ると、ふとフライトのことを思い出してしまうかもしれません。
ファーストクラス席に用意されているもの
オフィシャルサイトの通販では、エミレーツ航空のファーストクラスで提供されているブランケットやパジャマ、ベッド用のマットレスなどもあります。ユーザーからの多数の希望で商品化されたものや特許技術を使った独自商品などもあります。ぜひ、ファーストクラスのラグジュアリーを体験してみてください。
パジャマ
ファーストクラスで使用されているのと同様のパジャマは、エアライン向けに作られた世界初の保湿パジャマで、特許技術マイクロカプセルテクノロジーにより、動くとシアバターとアルガンオイルの天然成分が放出され、肌のうるおいが保護されます。
ブランケット
ピンク、ブルー、オフホワイトの3色があり、生地はとても柔らかく、肌ざわりのいい毛布です。ファーストクラス搭乗者から多くの希望が寄せられたため商品化されたそうです。
旅行用バッグ
オフィシャルグッズには、小物類や着替えを入れられる小型のバッグ、ポーチなど、旅行に便利なバッグ類も豊富にそろっています。
衣類用
衣類を収納するバッグには、ウォッシュバッグやソックス&アンディーズバッグ、シューズバッグなど、旅行中の着替えを整理して入れられる便利なアイテムがそろっています。ジムや温泉に行くときなど日常生活でも役立ちそうです。
小物用
旅行用ガジェットバッグやエブリシングエルスバッグなど、旅行中、カバンのなかでバラバラになりがちな貴重品や化粧品、ケア用品などをまとめておける便利なバッグもあります。
エミレーツ航空でトルコまでのラグジュアリーな旅を楽しもう
エミレーツ航空は、質の高いサービスや充実した機内設備、アメニティで快適なフライトが楽しめる魅力的なエアラインです。日本からトルコに旅行するには、ドバイ空港でのトランジットが必要ですが、ドバイ空港にはラウンジや食事、ショッピングなどが充実しているので、待ち時間にドバイをたっぷりと満喫できるでしょう。
「トルコへの直行便もいいけど、ドバイにも寄ってみたい、ラウンジも体験したい」という方はぜひ、エミレーツ航空で空の上でも地上でもラグジュアリーな旅を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
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