ネヴシェヒルとは?カッパドキアの玄関口の観光情報
更新日:2023.11.20
投稿日:2023.11.20
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ネヴシェヒルは、トルコのアナトリア中央部にあるネヴシェヒル県の県都です。トルコの人気世界遺産であるカッパドキアは、このネヴシェヒル県に含まれており、カッパドキア観光の交通ハブとして重要な機能を担っています。イスタンブールから空路でネヴシェヒルまで行き、バスでカッパドキアのギョレメまでアクセス可能です。
ネヴシェヒルの町自体にはそれほど観光客は訪れませんが、市内にはオスマン帝国時代の歴史的な建物や、古代な貴重な遺産である地下都市などの観光名所もあります。
Contents
ネヴシェヒルの場所・アクセス
ネヴシェヒルは、トルコの首都アンカラから南東へ285km(車で約3時間)、古都コンヤから東へ222km(車で約2時間半)の距離にあります。
トルコの玄関口となるイスタンブール空港からは、ネヴシェヒル・カッパドキア空港(NAV)まではターキッシュエアラインズやペガサス航空などの国内線が就航しており、約1時間半ほどでアクセスできます。ネヴシェヒルからカッパドキア観光の中心となるギョレメまでは車で約40分。ネヴシェヒル・カッパドキア空港からカッパドキアの各所までは航空会社がシャトルバスを運行しています。
なお、同じくイスタンブール空港から国内線でアクセスできるカイセリ・エルキレット国際空港からは、カッパドキアまで車で1時間ほどで行けます。
ネヴシェヒルの観光情報
かつてネヴシェヒルはムスカラと呼ばれる小さな村でしたが、18世紀ごろ、この村出身のオスマン帝国の大宰相ダマット・イブラヒム・パシャがモスクやマドラサを建設し、道路を整備したことで町として発展。1954年にはトルコの州となりました。
ダマット・イブラヒム・パシャが建設したモスク、マドラサ(神学校)、図書館、ハマムなどで構成される複合施設は、ネヴシェヒルの主要な観光名所の一つです。
他にも、町にはセルジューク朝時代の城塞や、ヒッタイト時代・ビザンチン時代・オスマン帝国時代の興味深い展示が見られる考古学博物館もあります。
カッパドキアでは、古代に人々が生活の場としていたり、迫害から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいたりした巨大な地下都市がいくつも見つかっていますが、ネヴシェヒルの町でも2014年に過去最大規模の地下都市が見つかっており、2020年から公開されています。
観光客向けのホテルもいくつかあり、ネヴシェヒルを拠点にカッパドキア周辺を旅行することも可能です。
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