トルコ料理・グルメ旅

真夏に食べたいシャーベット!レシピやルーツから本場トルコのおすすめ店まで大紹介

更新日:2023.04.05

投稿日:2022.07.28

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シャーベット ソルベ

冷たくて甘いシャーベットは、夏の暑い時にこそ食べたい人気のスイーツ。実は、シャーベットのルーツがトルコにあるってご存じですか? 今回は、起源や歴史、簡単なレシピから本場トルコのおすすめ店まで。知っているようで知らない「シャーベット」のあれこれを、まるっと大紹介いたします。

シャーベットとはどんなスイーツ?

アイスクリーム シャーベット

ヒンヤリ冷たくておいしい氷菓、シャーベットとはいったいどんなスイーツなのか?知っているようで知らないシャーベットについてのあれこれを解説していきます。

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シャーベットの定義とは

シャーベットとは、果汁を主材料に糖類や牛乳、卵白、ゼラチンなどを加えて凍らせた氷菓のことです。日本では、乳固形分が3%に満たないものを氷菓に分類しているのですが、シャーベットはここに含まれていて、同じく冷たいスイーツのアイスクリームとは、まったく異なるものと分類されています。

アイスクリームとシャーベットの違い

日本におけるアイスクリームはおもに乳製品を使ったもので、普段の会話で使う「アイス」は、日本では厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」により、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の4つに分類されます。シャーベットは、この4つの分類のなかの氷菓に含まれます。

例えば、アイスクリームは乳固形分が15%以上で、そのうち乳脂肪分が8%と4種の分類の中で最もパーセンテージが高く、栄養的にも優れている食品。ほかに、アイスミルクは乳固形分10%以上で、そのうち乳脂肪分が3%以上。ラクトアイスは乳固形分3%以上でアイスミルクの数値に満たないものを示します。市販されているアイスのパッケージには。4つの分類のどれにあたるのかが必ず表記されていますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

家で簡単にできるシャーベットのレシピ

アイスクリーム シャーベット

ここでは、おうちで簡単に作ることができるシャーベットのレシピをご紹介します。ちょっと甘い物が欲しいときに、ためしてみてはいかがでしょうか?

【2人分の材料】
果汁100%のオレンジジュース200cc、砂糖大さじ2、氷500g、塩100g

【作り方】

  1. 耐熱容器にオレンジジュース50ccと砂糖を入れて600wのレンジで約30秒加熱
  2. 砂糖を溶かしたら残りのオレンジジュースを加えて混ぜる
  3. ジッパー付きの袋に②を入れて密封する
  4. 一回り大きいジッパー付き袋に氷と塩を入れ揉みながら軽く混ぜる
  5. ④に③を入れたらタオルで包んで5~10分振る
  6. 固まってきたら完成

シャーベットのルーツはトルコのシェルベット

トルコのシェルベット

シャーベットのルーツは、実はトルコにあるといわれています。トルコのシェルベットはオスマン帝国時代によく飲まれていた冷たい飲み物。これこそが、シャーベットのルーツといわれているのです。

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トルコ語のシェルベットはもともと「飲む」という意味を持つアラビア語の「シャリバ」が語源となっています。ここから、フランス語の「ソルベ」や英語の「シャーベット」に派生していったのではないかといわれています。

トルコのシェルベットは、バラやハチミツ、フルーツなどの風味の薄いシロップのような甘く冷たい飲み物。色が鮮やかで宝石のように美しいのも特徴的です。

オスマン帝国時代はザクロやイチジク、スモモ、梨、桃、あんず、ブドウなどの果汁や、ラベンダー、ジャスミン、ユリ、蓮の花、すみれなどと砂糖やハチミツを混ぜ、そこに香りづけをしたり、スパイスで効能をプラスしたりしていました。

当時はかなり格式高い飲み物だったようで、皇帝に男子が誕生したときに、金や銀、クリスタルなどの器に注がれ振る舞われていたという記録が残っています。

シャーベットの起源トルコのシェルベットを作ってみよう

ここではシャーベットのルーツとなった、トルコのシャルベットの作り方をご紹介します。甘くて冷たいシャルベットを飲んで、トルコに思いをはせてくださいね。

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リンゴ酢のシェルベット「スィルケジュブン・シェルベット」の作り方

リンゴ酢のシェルベット

スィルケジュブン・シェルベットは、オスマン帝国時代の宮殿で一番飲まれていたというシェルベットです。当時は、滋養、血をきれいにする、熱を下げるなどの効果があると信じられていたようです。

【5杯分の材料】
水1L、リンゴ酢200ml、ハチミツ大さじ1.5

【作り方】

  1. 常温の水にリンゴ酢とハチミツを入れハチミツが溶けるまでかき混ぜる
  2. 好みの冷たさに冷やす

バラのシェルベット「ギュル・シェルベット」の作り方

バラのシェルベット

ギュル・シェルベットは、オスマン帝国の皇帝お気に入りのシェルベットとも伝えられているシェルベットです。宮廷では、魚料理の後に必ず振る舞われたともいわれています。当時は、胸部、胃、胆のうの疾患を和らげると信じられていたそうです。

【8杯分の材料】
シロップ:赤かピンクのバラの花びら250g、グラニュー糖250g
砂糖水:上記のシロップ、水800ml、砂糖大さじ1.5、レモン半分のレモン汁

【作り方】
シロップ作り

  1. バラの白い部分を切りのぞきよく洗ってから乾かす
  2. ①に砂糖を振りかけ、10~15分砂糖が溶けきるまでよく揉み込む
    ※手にバラの色が染みるので手袋などを使用するのがおすすめ
  3. 容器に入れて密封し、冷蔵庫で10~12時間寝ねかせる
  4. きめの細かい布で③を超してシロップを抽出する

砂糖水作り

  1. シロップと水と砂糖を煮立て、沸騰したらレモン汁を加え、再び沸騰する前に火から下ろす
  2. 粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす

トルコでシェルベットが味わえるおすすめ店

トルコのシェルベット

ここではトルコでおすすめのシェルベットが味わえる店をご紹介します。次回のトルコ旅行の際には、ぜひ訪れてみてくださいね。

Şerbetçi Ali Baba(シェルベッチ・アリ・ババ)

1965年創業の、シェルベットが有名なレストラン。店内では、オスマン帝国時代の伝統的な料理も味わえます。ランチやディナーにも。

店舗名 Şerbetçi Ali Baba(シェルベッチ・アリ・ババ)
住所 Hasanpasa Kurbagali Dere Cad No:74/A Kadikoy,
Istanbul
公式サイト https://www.serbetcialibaba.com.tr/

Asitane Restaurant(アシタネ・レストラン)

本格的なオスマン帝国の宮廷料理が食べられるレストラン。当時を彷彿とさせる美しいシェルベットも味わえます。ホテルに併設されていて、ちょっとおしゃれをして出かけたいセレブな雰囲気です。

店舗名 Asitane Restaurant(アシタネ・レストラン)
住所 Kariye Camii Sokak No:634240 Edirnekapi,
Istanbul
公式サイト https://www.asitanerestaurant.com/English/

Şerbet(シェルベット)

バラクヴァなど、伝統的なトルコのスイーツが味わえるカフェで、シェルベットもオーダーできます。

店舗名 Şerbet(シェルベット)
住所 Eyüp Sultan Mah. Osmangazi Cad. P Blok – Lavender No: 152/1H, 34885 Sancaktepe/İstanbul, トルコ
公式サイト https://www.serbet.com.tr/

シャーベットの歴史

シャーベットの歴史

シャーベットはペルシャで飲まれはじめ、アラビア圏内の特に暑い東の文明で「シャルバトゥ」として飲まれていました。その歴史は古く、アッパース朝のハールーン・アッラシード時代を舞台としたアラビア語の説話集『千夜一夜物語』にも記載があるほど。当時はちょっとした体調不良の薬の代わりに処方されていたともいわれています。

冷たい飲み物として定着していったシャルバトゥは、東アジアや中国にも伝わっていきます。元の皇帝クビライハンが、果汁に砂糖を混ぜ、バラの香りをつけた水などで風味をつけ、雪や氷で冷やした飲み物の「舎里八(シャルバトゥの漢字訳)」を飲んでいたという話も伝えられているそうです。

その後、オスマン帝国時代にはシェルベットが広まります。そのおいしさもあってか、シェルベットは瞬く間に西洋圏に伝わり、シャーベットやソルベともなって現在にいたります。

オスマン帝国の宮廷料理の歴史を解説!世界三大料理・トルコ料理を育んだ多様な食文化

世界のシャーベット&氷菓を大紹介

シャーベットやシェルベット以外にも、世界にはさまざまな氷菓があります。ここでは、そんな世界の氷菓のなかから代表的なものをご紹介していきます。

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フランスのソルベ

シャーベット ソルベ

トルコ語のシェルベットが語源となっているソルベは、フレンチのフルコースで、メインの肴と肉料理の間に出されるデザートです。口直しをさせつつ食欲を刺激し、食感やテイストの変化を図る役割も担っています。そのため、〆のデザートのような濃厚さや甘みはなく、フルーツやミントを使ったさっぱりした味のシャーベットが提供されます。

イタリアのグラニータ

グラニータはイタリア語で「粒々した」という意味。粒状にするという言葉のグラニーレが語源ではないかといわれています。シチリア島がアラブ民俗に占領されていた9世紀頃、アラブ人が持ち込んだレモンやサトウキビと、シチリアの山に残っていた雪を使って作ったのがはじまりとされています。

イタリアでは、グラニータとブリオッシュを一緒に食べる習慣があり、夏は朝食にすることもあるのだそうです。

イタリアのジェラード

イタリアのジェラード

ジェラートは果汁や果肉、砂糖、牛乳などを混ぜて凍らせたもので、発祥はフィレンツェ。一般的なアイスクリームと比べて空気含有率が少ないことで密度が高く、濃厚な味わいが特徴的です。

イギリスのシャーベット

イギリスのシャーベットははじけるパウダーの一種。日本の駄菓子にある粉ジュースに近い食べ物です。重曹や砂糖などからできていて、ジュースなどの水分と反応して酸・塩基反応を起こします。市販の炭酸飲料を購入するより家で作ることが普通だった時代には、さまざまな飲み物に混ぜて炭酸飲料を作るために使用されていました。

トルコのドンドゥルマ

トルコアイス ドンドゥルマ スイーツ

ドンドゥルマは、トルコののびるアイスといった方が日本人にはイメージしやすいかもしれませんね。サーレップの球根にヤギミルクや砂糖を加えて作るトルコの伝統的なスイーツで、バニラやピスタチオからバラや唐辛子まで、さまざまなフレーバーがあるのも特徴的です。

知れば知るほど食べたくなる!トルコアイス「ドンドゥルマ」を大解剖

日本のかき氷

日本を代表する氷菓。その歴史は古く、平安時代に書かれた「枕草子」に記録があるほど。長期商品だったかき氷ですが、明治時代になると氷が比較的自由に入手できるようになり、次第に普及していきます。ちなみに、かき氷店の始まりは1869年。横浜の馬車道でアイスクリームと一緒にかき氷を販売したのが最初だといわれています。

トルコでシャーベットの起源シェルベットを味わおう!

シェルベット

今回はシャーベットについて紹介してきました。日本でも人気の氷菓シャーベットは、実はトルコにルーツがあります。トルコでは、オスマン帝国からの歴史がありシャーベットの起源ともいわれるシャルベットという冷たい飲み物があり、現代でも味わうことができますよ。現地トルコのおすすめ店情報も紹介しているので、次のトルコ旅行ではぜひ現地で味わってみてくださいね。

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