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ペルゲ遺跡の歴史や観光の見どころは?トルコの古代都市遺跡

更新日:2023.02.28

投稿日:2022.11.15

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ペルゲ遺跡 アンタルヤ トルコ

ペルゲは、トルコ南西部地中海沿岸のアンタルヤ県に属している、かつてパンフィリアの首都であった古代ギリシャの都市です。アンタルヤ近郊を流れるアクス川の河畔にある丘に、広大なペルゲ遺跡が広がっています。

町の起源は明確になっていませんが、紀元前4世紀にアレキサンダー大王の領土として歴史に名前が登場して以来、ローマ時代を通じて栄えました。原始キリスト教布教の重要拠点ともなり、聖パウロらがこの地で説教したと聖書に記されています。ここでは、ペルゲの歴史や遺跡の見どころをご紹介します。

ペルゲ(Perge)の歴史

ペルゲ遺跡 トルコ

ペルゲはパンフィリア・ギリシャの都市として歴史に登場し、パンフィリアと共にペルシャ人、アテネ人による連続した支配下に置かれるようになりました。アレキサンダー大王はファセリスを去った後に、軍の一部を率いてペルゲを占領しました。

ペルゲはアレキサンダー大王の支配に続き、セレウコス朝のディアドキ帝国、ローマ帝国が支配しました。また、ペルゲの伝説的な起源はギリシャ神話によるとトロイア戦争の後、小アジアを横断してパンフィリアにやってきたギリシャ人移民に遡るとされています。

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パンフィリアとは…?

パンフィリアは、トルコの小アジア南部、リュキアとキリキアに挟まれた地中海からトロス山脈までの間の地方を示した呼称です。

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キリスト教布教の重要拠点

パウロ ペテロ イエス

新約聖書の一書「使徒行伝」によると紀元46年にイエス・キリストの十二使徒のひとり聖パウロは、ペルゲに行った後にアンティオキアに行き、ペルゲに戻って神の言葉を伝えました。その後、アンタルヤに向かいました。ペルゲに最初の教会が建てられたのも、この頃ではないかと考えられています。

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4世紀前半のコンスタンティヌス大帝の時代には、ペルゲはキリスト教の重要拠点となり、ローマ帝国の公式宗教となりました。ペルゲは、5~6世紀にかけてキリスト教の中心地でした。

アルテミス崇拝

ディアナ 月の女神

ペルゲはアルテミス崇拝で有名な町で、丘の上にアルテミス神殿があり、毎年アルテミスを祝したお祭りが行われていました。この神殿はかつて壮大な建築物であったとされていますが、現在はその跡は残っていません。紀元前2世紀頃にペルゲで造られた硬貨には、アルテミスと神殿の両方が刻まれています。

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ペルゲ遺跡の発掘

1946年から1953年にかけて、トルコ歴史協会を代表してアリフ・ミュフィッド・マンセル教授がペルゲで最初の考古学的発掘調査を行いました。1967年には、イスタンブール大学の研究プログラムの枠組みの中で発掘作業が再開されました。

ペルゲ遺跡観光の見どころ

ペルゲ遺跡

海抜50mほどのアクロポリスの遺跡には、城壁やアルテミス神殿、ローマ時代の教会跡が残っています。アクロポリスの丘の麓には、三方を丘陵で囲まれた街区の遺跡が広がっています。この街区には、浴場やビザンツ教会、ガイウス・ユリウス・コルナトゥスの居城跡などがあります。

1世紀から2世紀にかけてペルゲは小アジアで最も大きな都市の一つで、パンフィリアの首都の役割を同じアンタルヤ県に属する町シデ(Side)と競い合っていました。ペルゲ遺跡に残っている建物のほとんどがこの時代のものです。

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劇場跡

ペルゲ遺跡 トルコ

ペルゲ遺跡の中でも印象的な古代劇場は、ギリシャとローマの建築様式の特徴を併せ持ち、120年頃に建てられたと考えられています。丘の斜面にある観客席は、約15,000人もの収容人数を誇ります。2世紀後半に建てられた舞台には豪華な装飾が施されていました。

この劇場は、ギリシャ神話の酒の神・ディオニソスの生涯のエピソードを含む神話の場面を描いたレリーフで装飾された演壇の上に建っていました。このレリーフや発見された多くの彫刻品は、アンタルヤ考古学博物館に現在所蔵されています。

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競技場跡

ペルゲ遺跡 競技場

2世紀に建設されたペルゲの競技場は、とても良い保存状態で残っています。約12,000人の観客を収容できたという234m×34mと圧巻の規模を誇っています。

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ローマの城門

ペルゲ遺跡

ペルゲ遺跡の入口にはローマ時代に建てられた2つの門があります。外側の門は、セプティミウス・セベルス帝の時代に建てられたもので、門の両側は高い塔で保護されていました。内門は南側の城壁を通り、町そのものに通じていました。この門を飾る正面のアーケードは、さらに古くハドリアヌス帝の時代に遡ります。紀元4世紀に新しい城壁が建設されたときに、建物全体が城壁に組み入れられました。

ヘレニズム様式の門と中庭

ペルゲ遺跡

ペルゲの城壁にあるヘレニズム様式の門は、町の中でも象徴的なシンボルです。ヘレニズム時代に建てられましたが、後に再建されています。120年から122年にかけて、プラニカ・マグナが馬蹄形の中庭の再建に資金を提供しました。

壁は大理石のブロックで覆われていて、コリント式の2階建ての柱廊が付け加えられました。上層の柱と柱の間のくぼみには、ペルゲの伝説的な創設者モプソスとカルチャスの像が置かれています。下層には、ヘルメス、アフロディーテ、パンなどギリシャ神話の神々の像が置かれていました。2013年に門が改修され建造物の内部に入ることが出来なくなりました。

中庭の北側には、3つの門をもつ2階建ての建造物が建てられました。建物内のニッチには、ネルウァ帝の時代からハドリアヌス帝の時代までのローマ皇帝とその配偶者などの像が飾られていました。これらのモニュメントのほとんどはペルゲの第一次考古学調査の際に発見されて、現在はアンタルヤ考古学博物館に飾られています。

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ヘレニズム時代の門とローマ時代の門の間には、全長92mの広大な中庭があります。そこには、プランシア・マグナのモニュメントをはじめとする彫像が飾られていました。中庭の西側には、浴場に通じる記念碑的な門があります。この門は、セレーネ、ディオニソス、エロスなどのギリシャ神話の神々のレリーフで飾られていました。碑文によると2世紀末のセプティミウス・セウェルス皇帝時代に建設されたものです。

また、記念門から南側にはニンファエウムの遺跡があり、貯水槽と装飾的なファサードからなる記念碑的な噴水複合施設になっています。この建物は、アルテミス、セプティミウス・セウェルス皇帝、その妻と息子たちに捧げられたものです。素晴らしい状態で保存されている皇帝一家の像は、アンタルヤの考古学博物館に展示されています。

ペルゲ遺跡の場所・アクセス

ペルゲ出身のアポロニウスは古代ギリシャ最大の数学者

ペルゲ出身で最も著名な人物は、優れた数学者・天文学者であるアポロニウスです。彼はアルキメデスに匹敵する古代ギリシャ最大の数学者の一人と考えられています。天文学の分野でも非常に優れていて、月のクレーターの一つはアポロニウスの名前が冠されています。現在のトルコの都市ベルガマ(ペルガモン)で一時期生活していたとされています。

ペルゲ近郊の観光スポット

ペルゲのあるアンタルヤ県には、遺跡のある都市が点在しています。ここで代表的なスポットをご紹介致します。

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アスペンドス

アスペンドス 大劇場 アンタルヤ

アンタルヤから東へ39kmにあるアスペンドス遺跡は、パンフィリアで最も重要な都市だったとされています。ほぼ完璧な状態で保存されている古代劇場が有名で、小アジアの古代都市の例にもれずアクロポリスの丘があり、その裾野にはヘレニズム時代に建てられた街区がありました。

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