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地中海はどこにある?ビーチや料理、気候など魅惑の地中海を紹介!

更新日:2023.04.03

投稿日:2022.02.17

Views: 4024

地中海 サントリーニ ギリシャ

地中海リゾートや地中海料理、地中海産オリーブなど、日本にいても「地中海」という言葉をよく見かけますね。しかし、実際の地中海がどんな場所なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

今回は地中海の位置・気候や人気のリゾート地、地中海料理のレシピなど、地中海の魅力を余すところなく紹介します。

地中海とはこんなところ

一般的に「地中海」と呼ばれるエリアは、具体的にはどんなところなのでしょうか。まずは、地中海の基本情報をおさえておきましょう。

地中海に面した国々

地中海はヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の狭間に位置する、東西に広がる海です。英語で「the Mediterranean(medi=中間、terra=陸)」と言い表されるように、海の周囲はぐるりと陸地に囲まれています。沿岸地域は、その特殊な立地ならではの温暖な気候や実り豊かな土壌が特徴です。

地中海にはヨーロッパや北アフリカ、中東のさまざまな国が隣接しています。沿岸部ではそれぞれの風土を色濃く反映した、異国情緒にあふれた街並みが楽しめます。特に、ターコイズブルーの海と街とのコントラストは息をのむ美しさ!海と街が一望できる各国の絶景スポットは、地中海を旅行するならぜひ訪れてみたい場所です。

地中海に面する国は以下のとおりです。

<ヨーロッパ>

  • アルバニア
  • イタリア
  • キプロス
  • ギリシャ
  • クロアチア
  • スペイン
  • トルコ
  • フランス

<中東・北アフリカ>

  • アルジェリア
  • イスラエル
  • エジプト
  • シリア
  • チュニジア
  • モロッコ
  • リビア
  • レバノン

地中海の海域

地中海 地図 海域

陸に囲まれた内海である地中海は、そもそも大西洋の付属海の一つ。そしてさらに、独立した呼称を持ついくつかの海域に分かれています。

国際水路機関によると、以下の8つが地中海の海域です。

  • ジブラルタル海峡
  • アルボラン海
  • バレアレス海(イベリア海)
  • リグリア海
  • ティレニア海
  • イオニア海
  • アドリア海
  • エーゲ海(多島海)

スペインとモロッコに挟まれたジブラルタル海峡は、大西洋と地中海をつなぐ唯一の海峡です。

ジブラルタル海峡のすぐ東にあるのがアルボラン海。スペイン領のアルボラン島などがあります。また、アルボラン海の北東に位置するのがバレアレス海(イベリア海)です。こちらはスペインの人気リゾート地、マヨルカ島があることでも知られています。

バレアレス海からさらに東に目を移して、イタリア周辺を見てみましょう。南仏地方とイタリアのジェノバにまたがるのがリグリア海。特にリグーリア海岸は、南仏のニースから続く「リビエラ」と呼ばれる海岸に含まれ、海外でも有名なリゾート地です。

そして、イタリア半島を囲むのが西からティレニア海、イオニア海、そして映画「紅の豚」の舞台としても有名なアドリア海です。

ギリシャのクレタ島やロドス島、ミコノス島など、観光・リゾートで人気の島々が浮かぶのがエーゲ海(多島海)。

エーゲ海からダーダネルス海峡を経た北東にはマルマラ海、さらにトルコ・イスタンブールのボスポラス海峡を渡れば黒海へとつながります。

なお、地中海の南東にはアフリカとアジアを分断する人工水路・スエズ運河があり、紅海へと通じています。

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地中海は美しいビーチと白い建物が魅力のリゾート地

地中海沿岸には、美しいビーチや趣のある街並みが魅力のリゾート地が数多くあります。また家々は白壁が多く、鮮やかな海のブルーと相まってフォトジェニックな景色が広がっているのも特徴です。

ここからは、数ある地中海のリゾート地の中でも特に人気のスポットを紹介します。

サントリーニ島(ギリシャ)

サントリーニ 地中海 ギリシャ

ギリシャに隣接する地中海海域のエーゲ海は別名「多島海」とも呼ばれ、数多くの島が浮かんでいます。その中でもサントリーニ島は、ハネムーンでも人気が高いギリシャで指折りのリゾートアイランド。真っ白な壁と鮮やかな青に塗られた教会のドームや建物の扉、島を囲む海と空の青さが、絵葉書のような美しさを感じさせます。

雑誌にもよく掲載される有名な建築物が、ブルードームの教会。中でも3つのブルードームが同時に見られるイア地区は、絶好のフォトスポットとして人気です。

また、サントリーニ島で印象的な風景写真を撮りたいなら夕暮れ時もシャッターチャンス。明かりが灯り始めた街を夕日が赤く染める様子は、他では見られない格別な風景です。

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アマルフィ(イタリア)

地中海に面した南イタリアの街・アマルフィ。1997年にユネスコ世界遺産に登録されたアマルフィ海岸は入り組んだ見事な海岸線を持ち、「世界で最も美しい海岸」とも評されています。急斜面の断崖に密集して建てられた街並みも圧巻の風景です。

古い歴史を持つアマルフィ大聖堂(ドゥオモ)や神秘的なエメラルドの洞窟など、閑静な観光スポットに足を運んでみましょう。由緒ある建築物と美しい自然の両方を、心ゆくまで満喫できるリゾート地です。

アンタルヤ(トルコ)

地中海 アンタルヤ リゾート

アンタルヤはトルコ南部にある屈指のビーチリゾート。1年のうち300日ほどが晴天であるとされ、ビーチリゾートならではの太陽の光を存分に楽しむことができます。

ヨーロッパのサッカーチームがキャンプに訪れることでも知られるアンタルヤは、古代ロマンを感じさせる街並みも特徴です。オスマン朝の名残が色濃く残る旧市街・カレイチに足を踏み入れれば、古代都市に迷い込んだような錯覚に。また、少し足を伸ばせばアスペンドスやスィデなどの古代遺跡も見物できます。

アンタルヤはトルコの地中海随一のリゾート地!観光の見どころを解説

ニース(フランス)

南フランスを代表するリゾートシティとして、まず挙げられるのがニース。トゥーロンからイタリア国境まで伸びるコートダジュール(青い海岸)の一角にあるニースは、19世紀からヨーロッパ中のセレブに愛されてきました。「ニースブルー」と称される美しい海を臨むビーチは、年間を通して多くの観光客でにぎわっています。

ニースは海だけでなく、建築物や色鮮やかな食材も魅力です。地中海の美味が集まるマルシェでは、朝6時から色とりどりの青果を見られます。フレッシュな野菜をふんだんに使用した「ニース風サラダ」は、この地に訪れた際にはぜひとも味わいたいメニューの一つですね。

死海(イスラエル)

イスラエルの観光先として、もっともよく知られている場所の一つがイスラエルとヨルダンの国境に位置する死海です。インパクトの強い名称の由来は、その塩分濃度。一般的な海水の約10倍もの塩分濃度の水にはほとんどの生物が生息不可能であることから「死海(Dead Sea)」と名付けられています。

そんな死海の水ですが、主成分が塩化マグネシウムであることから、赤ちゃんが触れても大丈夫なほど肌に優しいことでも知られています。数十種類のミネラル分が豊富に含まれた死海の水や泥は美容・健康に役立つとされており、かのクレオパトラが愛したことでも有名です。日本で人気のボディケアブランド「SABON」も、死海の塩をベースにしたスクラブを製造・販売しています。

クレオパトラ7世はどんな人?波乱に満ちた生涯と彼女が残した伝説とは

イスラエルはユダヤ教とキリスト教、イスラム教の3つの聖地であるエルサレムも見逃せない観光スポット。死海とともに、深く複雑な歴史を持つエルサレムにもぜひ立ち寄ってみたいところです。

地中海沿岸に多い白い壁の建物のひみつ

地中海 サントリーニ 白い壁

地中海リゾートは真っ白な建物と美しい青い海のコントラストが美しい、フォトジェニックな場所としても人気です。雑誌や旅行サイトなどで、地中海の日差しに輝く白い家々を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし実は、地中海沿岸地域の建物が白い理由は景観だけではありません。使用される建材の機能にも秘密がありました。

1.壁に石灰(漆喰・しっくい)が使われている

地中海沿岸部では石灰が豊富に含まれた土が採れるため、昔から住宅によく利用されていました。手に入りやすい石灰を用いた漆喰の壁は、地中海沿岸では現代に受け継がれるポピュラーな建材なのです。

2.壁を白くすることで建物の内部が高温になることを防ぐ

地中海沿岸地域は年間を通じて温暖な気候が特徴です。その分、夏の日差しはとても強く、地域によっては40度を超えるところもあります。

この環境下で快適に過ごすためには、室内の防暑対策は重要です。白い壁は日差しを反射して、建物の内部が高温になることを防いでくれます。

3.雨水を殺菌する

地中海沿岸地域では、夏場は降雨量が少なく乾燥しています。特に水が手に入りにくい島では、雨水を貯めて生活用水に使っていました。

しかし、落ちた雨は集めて殺菌しなければ使えません。石灰を使用した白壁には防水・抗菌効果があるため、貴重な雨水を建材に吸収させず、清潔に集められます。

なお、石灰の殺菌作用は、過去に疫病が流行した際にも注目されました。一説によると、ギリシャのサントリーニ島ではペストが流行した時代に建物の壁が白く塗られたとされています。

4.美観保持のため

資源や気候など特有の土地柄と長い歴史が、地中海沿岸地域の美しい景観を作り出しました。そして現在では、その美しさを保つためのルールが定められています。

観光地として名高い一部の地中海沿岸地域では、美観保持のために外装を白で統一する条例を施行。地域の取り組みが、訪れる人の心を打つ地中海の絶景を守っているのです。

魅惑の地中海クルーズ!おすすめ5選

地中海 クルーズ MSC

エリアによってさまざまな特徴を持つ地中海の観光スポット。せっかく旅行するなら、できるだけたくさんの土地を訪れたいものですよね。

しかし、地中海は広くいくつもの国にまたがっています。加えて沿岸地域は断崖絶壁という場所柄、アクセスもあまり良くありません。

そこでおすすめなのがクルーズ船です。地中海の観光スポットを効率的に周れるだけでなく、船上では美しい海でのバカンスも心ゆくまで楽しめます。

地中海クルーズにはいくつかの種類があり、寄港する都市も異なります。ここでは、おすすめのツアーを5つご紹介。それぞれ違った魅力があるので、ぜひ見比べてみてくださいね。

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ノルウェージャン・クルーズ

食事の時間やドレスコートなどを気にせずカジュアルにクルージングが楽しめると評判のノルウェージャン・クルーズ。

地中海プランでは、スペイン、フランス、イタリアの各都市を巡るクルーズプランやエーゲ海が中心の周遊プランが用意されています。バルセロナからコルシカ島、ナポリ、ローマ、カンヌ、マヨルカ島などを10日前後かけて周るスケジュールです。

船内では各種レストランやバー、ゲームセンター、劇場、スポーツジム、リラクゼーションサロンなど高級ホテルのような設備・サービスが利用できます。

ノルウェージャン・クルーズ・ライン公式サイト

プリンセス・クルーズ

オードリー・ヘプバーンやソフィア・ローレンなどセレブリティが船の名付け親になったり、アメリカの大ヒットドラマ『ラブボート』に登場したりと、世界中でその名が知られるプリンセス・クルーズ。

地中海周遊プランは、各スポットをバランス良く巡るコースからエーゲ海周辺を満喫できるコースまでさまざまです。

船内でのサービスは、業界最大手の名に恥じないクオリティの高さを誇ります。

プリンセス・クルーズ公式サイト

ロイヤル・カリビアン・クルーズ

ロイヤル・カリビアン・クルーズは26隻もの大型客船を保有する世界最大規模のクルーズ会社です。旅行業界で権威あるニュースリソースの一つ『トラベル・ウィークリー』にて、「ベストクルーズライン」を16年連続で受賞(※2018年時点)するなど、利用者から高い評価を得ています。

ロイヤル・カリビアン・クルーズの地中海プランは、スペインやフランス・イタリアを中心とした西地中海へ寄港するコースが人気。非日常を味わいたいハネムーナーやカップルに特におすすめしたいクルーズ船です。

最先端の設備を誇る超大型客船では、華麗でバリエーション豊かなエンターテインメントも堪能できます。

ロイヤル・カリビアン・クルーズ公式サイト

コスタクルーズ

コスタクルーズはイタリア・ジェノヴァを本拠地とした、ヨーロッパで最大規模を誇るクルーズ会社。「船上のイタリア」と称されるコスタ社では、ラグジュアリーなイタリアンスタイルが楽しめるようサービスから船内の装飾までさまざまな趣向が凝らされています。

地中海クルーズでは、エーゲ海・アドリア海近辺のコースが特に人気です。

コスタクルーズ公式サイト

MSCクルーズ

MSCクルーズはスイス・ジュネーヴに本社を置く、世界でも指折りの大手クルーズ会社です。利用客への上質なサービスだけでなく地球環境、従業員、寄港先などサステナビリティに重点を置いた運営にも力を入れています。

客船は洗練されていながらもカジュアルな雰囲気。日本人コーディネーターが同乗するプランもあるので、クルーズ初心者でも気軽に利用できます。

地中海クルーズでは、寄港先の文化・歴史に触れられるプランがおすすめ。各国の史跡を訪れたり伝統芸能を見学したりと、その長く複雑な歴史に思いを馳せるのも一興です。

MSCクルーズ公式サイト

地中海性気候の特徴

地中海性気候 地中海式農業

地球の北半球を横切る北緯40度線は、スペイン・マドリードやトルコ・アンカラなど地中海エリアや、中国・北京、日本の秋田県などを通っています。しかし、同じ緯度でも地中海周辺は一年中温暖で過ごしやすい気候です。

その理由は、地中海特有の立地にあります。地中海があるのはヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の狭間。気圧配置が変化することで、冬はヨーロッパ特有の偏西風の影響から温暖・多湿、夏はアフリカの亜熱帯高気圧の影響で高温・乾燥という「地中海性気候」が生まれているのです。

夏は降雨量が極端に少なく、冬に雨が多く降る気候を生かし、地中海では独自の農業が発展してきました。

トルコの気候を解説!季節別の服装や観光地のベストシーズンも紹介!

温暖で安定した気候を生かした地中海式農業

地中海性気候に合わせた独自の農業スタイルは「地中海式農業」と呼ばれています。特にイタリア、南仏、スペイン、ギリシャなど地中海沿岸は、地中海ならではの食材が数多く生産されている地域です。

地中海式農業の特徴

地中海では夏と冬、それぞれの季節に合わせた作物が栽培されています。

例えば高温で降雨量が少ない夏は、オリーブやイチジク、トマト、ブドウ、レモンなど乾燥に強い果樹。反対に比較的温暖で降雨量が多い冬には小麦などが作られます。

農産物を始めとする代表的な地中海の食材を、次からもっと詳しく見ていきましょう。

地中海の代表的な食材

オリーブオイル

オリーブオイル

地中海式農業を代表する作物としてまず挙げられるのがオリーブです。地中海周辺のクレタ、キプロス、シリアなどでは約6000年前からオリーブオイルを盛んに生産していた、という記録が残っています。

旧約聖書の「ノアの箱舟」では、鳥が運んできた一枝のオリーブが陸地の存在を知らせるエピソードが有名です。また、ギリシャやローマに伝わる神話にも数えきれないほどオリーブが登場しています。

オリーブの実は塩漬けでも食べられるほか、実から採れるオリーブオイルも非常にポピュラーな存在です。味や香りが良いだけでなく、健康に役立つ調味油や美容オイルとしても注目されています。

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トマト

日照時間が長い地中海の夏はトマトの栽培にも適しています。降雨量が少なく乾燥しているため、地中海のトマトは鮮やかな赤色と旨味・甘味の濃さが特徴です。

イタリア・シチリアを始めとする地中海のトマト名産地では、トマトソースなどアレンジ食材も数多く作られています。

中でもおすすめなのがドライトマト。トマトを干して作られるドライトマトは、生のトマトとは一味違う美味しさです。トマトに元々含まれていた旨味成分のグルタミン酸やグアニル酸がさらに凝縮されており、料理に加えれば味に深みを与えてくれます。

世界が愛する万能野菜・トマトの魅力は?健康効果から絶品レシピまで

魚介類

地中海食 魚介類

海に面した地中海周辺では新鮮な魚介類も豊富に獲れます。代表的なのはタコやイワシ、ムール貝など。日本に比べて生食することは少なく、グリルや煮込み、蒸し料理など加熱調理のラインナップが充実しています。

イワシは塩漬けやオイル漬けなどに加工して、海外にも出荷されています。アンチョビやオイルサーディンなど、こちらもイタリアンや地中海料理には欠かせない食材です。

トルコで味わう絶品シーフードグルメ!おすすめ魚料理まとめ

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ボッタルガ

地中海料理に多用される珍味の代表格がボッタルガです。日本でもよく食される「からすみ」の一種で、塩漬けにしたボラやマグロの卵巣をさらに乾燥させて作ります。

特に味が良いとされているのがイタリア・サルデーニャ産のボッタルガ。肥ったボラがよく採れるサルデーニャのボッタルガは、高級品として知られています。

今でこそ地中海の美味として珍重されるボッタルガですが、元々は漁師の作る保存食がルーツでした。

ワイン

トルコ ワイン 地中海

地中海で採れたブドウはワインにも加工されます。ワインは古代ギリシャの時代から「ぶどう酒」として盛んに生産され、人々に親しまれてきました。現在はイタリア・シチリアや南フランスのワインも人気です。

原料となるブドウの品種はヴェルメンティーノやグリッロ、ネロ・ダーヴォラなど。シーフードと好相性なワインも多いので、ぜひ地中海料理と味わいたいところです。

ちなみに、トルコもブドウ及びワインの産地として知られています。ブドウはトルコ各地で生産されていますが、地中海エリアで作られる品種としてはスルタニエやボルノヴァミスケットなどがあります。

世界トップクラスの味わい!トルコワインの歴史とおすすめ銘柄

セレブも注目!地中海食とは?

地中海食 ダイエット

地中海沿岸の地域は日本と同様、長寿の人が多いエリアとしても知られています。その要因として今、注目を浴びているのが「地中海食」。生活習慣病やがん、認知症予防の有力候補として世界中のセレブから熱視線を浴びている地中海食は、地域の人が日常的に口にする伝統的な食事です。

地中海料理の特徴

地中海料理に厳密な定義はありません。しかし、地中海沿岸地域では以下のような食習慣が根付いています。

  • 果物、野菜、パンなどの穀物食品、豆類、種実類といった、地域で生産された新鮮な旬の食材を使う植物性食品を豊富に摂取する
  • 魚介類を適度に定期的に摂取する
  • チーズやヨーグルトなどの乳製品は、少量を摂取する
  • 卵の摂取量は週に4個未満にする
  • 肉類は鶏肉を多めにし、牛肉や豚肉の摂取はごく少量
  • 食事と一緒に適量の赤ワインを飲む
  • ソーセージやハムなどの加工肉の摂取は最小限にとどめる
  • お菓子などデザートの摂取は最小限にとどめる
  • 調味料として塩、レモン、オリーブオイルを使用

地中海料理にはスパイスも欠かせない

「美食の宝庫」とも称される地中海料理には、スパイスやハーブも欠かせない存在です。タイムやバジル、オレガノ、胡椒、ターメリック、サフランなど、その種類はさまざま。地域によって使われるスパイスが異なります。

スパイスの使用目的は、主に肉や魚の臭み消しや風味付けです。また、カイエンペッパーなど辛みのあるスパイスは食欲増進、ターメリックなど漢方にも使用されるスパイスには消化促進や殺菌作用があるとされています。

さらに、サフランなどには料理の色合いを鮮やかにしてくれる働きもあります。

地中海料理は健康にもおすすめ!

地中海料理には野菜や繊維質の豊富な豆類、穀物が多く使われているものの、オイルが多用された高脂肪食。脂質が多いにもかかわらず“ヘルシー”だとされている理由は、脂肪酸の種類にあります。

オリーブオイルや魚類、ナッツを多用する地中海料理は、血管の健康を保つオメガ3を始めとする不飽和脂肪酸が豊富です。さらに、スパイスや酢を使用する風味豊かなレシピが多いため、塩分が控えめでも満足度の高い食事になっています。

また、繊維質の豊富な地中海のおかずはパンやパスタとの相性も抜群。一緒に食べることで、血糖値の急上昇が抑えられるのも大きなポイントです。

地中海式ダイエット

地中海沿岸地域に住む人が、他の欧米諸国に比べ心筋梗塞や狭心症などの発症率が少ないことは以前から注目されていました。研究が進むにつれて、脂質の摂取量および種類も健康度と相関することが分かっています。

これらをふまえて提唱されるようになったのが「地中海式ダイエット」です。地中海型食事療法とも称されるこのダイエット方法は、「カロリーを減らすことで減量を目指す」というよりは「食事内容を変えてダイエット効果の促進・維持が容易な体づくりを目指す」もの。

地中海式の食事では、タンパク質は魚介を中心に食べ、油はオリーブオイル、乳製品も欠かさず採ります。特に野菜の摂取量が多いのが特徴です。加えて豆やナッツ、穀類もしっかりと食べます。

美容・健康への効果が期待される地中海式ダイエットは、見せかけの痩身ではない、真の健康を手に入れられる手段として世界から期待されている食事療法なのです。

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地中海料理の定番!おすすめレシピ5選

ここからは、日本でも人気の定番地中海料理を紹介します。

ヘルシーなだけでなく、自宅でも手軽に地中海気分が味わえる地中海レシピをぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

ブイヤベース

ブイヤベース 地中海料理

ブイヤベースは世界3大スープに数えられることもある、フランス・プロヴァンスを代表するレシピ。地中海沿岸で獲れる魚介類をトマトやハーブ類で煮込んだ、魚介の寄せ鍋のような趣の料理です。

その昔は、漁師が余った魚介類を大量消費するために塩で煮ただけのスープでした。しかし今では、トマトベースのスープに魚介の旨味が溶け込んだ名物料理として、地中海沿岸の多くのレストランで提供されています。

ブイヤベースの本場、フランス・マルセイユでは「ブイヤベース憲章」( La charte de la bouillabaisse )によって、使用される具材やサーブ方法まで細かく指定されています。

本場マルセイユのブイヤベースには地中海沿岸に生息する魚(カサゴ、足長ガニ、ホウボウ、マトウダイ、アンコウ、アナゴ、オコゼなどの中から4種類)を使用。魚のえぐみを出さないため、短時間で仕上げられます。

アヒージョ

日本でも人気の高いスペイン料理の一つがアヒージョ。魚介や肉、きのこや野菜をたっぷりのオリーブオイルとにんにく、トウガラシで煮込んだ料理です。

オリーブとにんにくの香りが染み込んだオイルをまとった具材は、食べる手が止まらない美味しさ。残ったオイルをパンに浸して食べるのも、アヒージョの楽しみです。

アクアパッツァ

地中海を代表する魚介の煮込み料理として挙げられるのがアクアパッツア。イタリア・ナポリがルーツのこちらは、日本語で「狂った水」と訳されるネーミングも印象的です。

魚と貝類、トマト、オリーブ、ハーブを塩や白ワインと煮込むスープは、シンプルながら魚介の旨味を堪能できる人気レシピです。

ムサカ

ムサカ 地中海料理 トルコ料理

ギリシャやトルコ、エジプトでポピュラーなレシピの一つがムサカです。ムサカは野菜やひき肉を層にして仕上げる、グラタンやラザニアに近い料理。ベシャメルソースを使用するレシピが多く出回っていますが、地域によっては味付けが異なるレシピもあります。ちなみにトルコではベシャメルソースは使わず、トマトの旨味を生かしたあっさりした味わいです。

グラタンのような見た目ですが、野菜がたっぷりと使用されているため比較的ヘルシーなのもポイント。トルコやギリシャに思いを馳せながら作ってみてはいかがでしょうか。

ムサカはギリシャやトルコの人気料理!レシピや国ごとの違い、食べ方

地中海風サラダ(ニース風サラダ)

最後に紹介するのは地中海風サラダ(アックア・サーレ)。地中海で採れた新鮮な野菜を塩やスパイス、オリーブオイルなどで味付けたごくシンプルなサラダです。

また、南仏・ニースの名物料理にはニース風サラダがあります。日本でポピュラーなのはジャガイモやいんげんが入ったレシピですが、本場ニースのレシピはトマトとアンチョビ、オリーブオイルを基本に茹で卵やオリーブ、ツナを適宜加えたもの。

一見シンプルなサラダにも、地元ならではのこだわりがつまっています。地中海をより身近に感じたいなら、こうした本場のレシピにもぜひ挑戦してみたいところですね。

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日本の地中海?!志摩地中海村(三重県)

三重県志摩にある地中海村は、地中海リゾートの魅力を凝縮したヴィレッジ&ホテル。ギリシャやスペイン、イタリアといった地中海沿岸の街並みを再現した客室に宿泊できます。まさに「日本の地中海」として人気の宿泊先です。

近海で獲れた新鮮な魚介を使用した地中海料理や、異国情緒あふれるスパも堪能できる、“パスポートのいらない海外旅行”が楽しめるリゾートとしてとても人気があるので、気になる人はぜひ訪れてみてください 。

名称 ヴィレッジ&ホテル 志摩地中海村
所在地 〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2619番地1
TEL 0599-52-1226
URL https://www.puebloamigo.jp/

地中海は魅力いっぱいの人気リゾート地

本記事では、地中海の位置や気候、各観光スポットの魅力やクルーズツアー、地中海料理などをご紹介しました。

美しい街並みと海、現地で味わえる料理の数々など、魅力あふれる地中海は、一度は訪れてみたい観光スポット。また、海外旅行が難しい時期には国内の志摩地中海村や自宅で作れる地中海レシピで、地中海旅行のエッセンスが楽しめます。

今回解説した内容を参考に、さまざまな形で地中海の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

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