トルコの時間で知っておきたいこと!日本の時差・フライト時間・イスラム暦など
更新日:2023.04.03
投稿日:2022.03.18
Views: 1650
日本から遠い、アジアの西端にある国トルコ。トルコと日本の時差や日本からトルコへのフライト時間は気になるポイントです。また、旅行の際には、トルコで開催されるイスラムの行事や日程についてもチェックしたいところ。
トルコ旅行を楽しむために知っておきたいトルコの「時間」や「暦」に関連する情報を紹介します。
Contents
トルコと日本の時差
日本標準時・JST基準の時差 | JST-6 |
---|---|
協定世界時・UTC基準の時差 | UTC+3 |
トルコと日本の時差は6時間です。トルコの時間のほうが日本より遅れており、日本標準時・JST基準の時差で示すと「JST-6」となります。サマータイムはなく(2022年現在)、トルコと日本の時差は一年を通して6時間です。
【例】
- 日本:2022年4月23日13:00→トルコ:2022年4月23日7:00
- 日本:2023年1月1日0:00→トルコ:2022年12月31日18:00
また、トルコ時間(Turkey Time)はTRTと表記されます。トルコ時間(TRT)と協定世界時・UTC基準の時差は「UTC+3」です。同じUTC+3のタイムゾーンには、アラビア標準時(AST)、モスクワ標準時(MSK)などがあります。
トルコ国内の時差は?
トルコ国内では、時差はありません。ただしトルコは、経度でおよそ東経25度から45度の間に位置する東西に広い国なので、東の地域と西の地域とでは日の出や日の入りの時刻に差があります。
季節によって昼夜の長さは変化しますが、緯度が高くなるほど夏は昼間の長さが長くなり、冬は昼間の長さが短くなるという特徴があります。
- トルコの緯度はおよそ北緯35度から43度の間で、緯度差はおよそ8度。
- 日本の緯度はおよそ北緯20度から46度の間で、緯度差はおよそ26度。
トルコの北と南の地域とを比べると昼間の長さに違いがみられますが、日本ほどの緯度差はないため、その違いはあまり大きくありません。
トルコはどんな国?トルコ共和国の基本情報と魅力を漏れなく解説!
主要地域の夏至、冬至の日の出、日の入りのおおよその時刻
夏至は、昼間の長さが1年で最も長くなる日。冬至は昼間の長さが一年で最も短くなる日です。
地域 | 夏至/冬至 | 日の出 | 日の入り | 昼間の長さ |
---|---|---|---|---|
エルズルム(東部) | 夏至 | 4:46AM | 7:46PM | 15時間 |
冬至 | 7:33AM | 4:53PM | 9時間20分 | |
イズミル(西部) | 夏至 | 5:47AM | 8:38PM | 14時間51分 |
冬至 | 8:25AM | 5:54PM | 9時間29分 | |
イスタンブール(北部) | 夏至 | 5:32AM | 8:39PM | 15時間7分 |
冬至 | 8:26AM | 5:39PM | 9時間13分 | |
アンタルヤ(南部) | 夏至 | 5:38AM | 8:19PM | 14時間41分 |
冬至 | 8:06AM | 5:44PM | 9時間38分 |
東のエルズルムの日の出、日の入りの時刻は西のイズミルよりも1時間ほど早くなります。
北のイスタンブールと南のアンタルヤの昼間の長さを比べると、夏至の頃はイスタンブールがアンタルヤより30分ほど長く、冬至の頃はイスタンブールがアンタルヤより30分ほど短いです。
日本からトルコへのフライト時間はどのくらい?
西アジアと東ヨーロッパにまたがる国・トルコ。東京からトルコの首都アンカラまでの距離はおよそ8,700km、トルコ最大の都市であるイスタンブールまではおよそ8,900kmです。
旅行者が気になる日本‐トルコ間の飛行時間を見ていきましょう。
日本からトルコへのフライト時間
直行便に搭乗した場合と乗り継ぎ便に搭乗した場合とでフライト時間は異なります。
直行便の場合
日本からトルコへの直行便には、ターキッシュエアラインズが就航しています。フライト時間は、往路(日本からトルコ)は約13時間、復路(トルコから日本)は約12時間です。
ターキッシュエアラインズ:https://www.turkishairlines.com/ja-jp/index.html
乗り継ぎ便の場合
トルコの玄関口となるイスタンブール空港(IST)へは、中東やヨーロッパ内などの都市で乗り継いで行くこともできます。
トルコのイスタンブール空港、乗り継ぎからホテル、お土産まで全解説
主な経由地は、アラブ首長国連邦・ドバイのドバイ国際空港(DXB)やカタール・ドーハのハマド国際空港(DOH)などで、成田空港発の場合の往路の合計所要時間は20時間程度です。
また、乗り継ぎ便でイスタンブールに向かう場合は、イスタンブールにあるもう一つの空港、サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)に到着する便で向かう方法もあります。こちらもドバイやドーハ経由で、成田空港発の往路の合計所要時間は20時間程度です。
トルコ国内のフライト時間
イスタンブール空港から、トルコ国内の主な都市へのフライト時間について、いくつかご紹介します。
- アンカラ:最寄りの空港:エセンボーア国際空港(ESB)
→イスタンブール空港から国内線に乗り継ぎ約1時間。ヨーロッパ内の都市からの直行便あり。 - カッパドキア:最寄りの空港:カイセリ空港(ASR)、ネヴシェヒル・カッパドキア空港(NAV)
→イスタンブール空港から国内線に乗り継ぎ、カイセリ空港まで約1時間20分、ネヴシェヒル・カッパドキア空港まで約1時間15分。 - パムッカレ:最寄りの空港:デニズリ・カルダク空港(DNZ)
イスタンブール空港から国内線に乗り継ぎ、デニズリ・カルダク空港まで約1時間。
航空券などに記載されている発着・到着時間
インターネットなどで航空券を検索するとさまざまな時刻表示が出てきます。
時刻の下など近くに表示されている三つのアルファベット表記は空港名を表しています。たとえば、成田空港はNRT、羽田空港はHND、イスタンブール空港はIST、サビハ・ギョクチェン国際空港はSAWと表します。時刻の下にこうした表示がある場合は、その空港を出発、もしくはその空港に到着する時刻を表し、かつその時刻は現地の時刻で表示されています。
また、到着時間の右肩などに「+1」「+2」などが表示されている場合、到着日は出発日の「翌日」「翌々日」の日付になるということを表しています。
トルコで重要なヒジュラ暦とは?
“時”を語るうえで欠かせない事柄のひとつに“暦”があります。
トルコでは現在、日本と同様に太陽暦(グレゴリオ暦)が用いられていますが、ラマダン(断食月)をはじめとするイスラム教行事や祝日などは、太陰暦をベースにした「ヒジュラ暦(イスラム暦)」に従って行われています。
このヒジュラ暦とはどういったものなのか、詳しくみていきましょう。
太陽暦とヒジュラ暦(太陰暦・イスラム暦)の違い
古くから世界各国で使われてきた暦は大きく「太陽暦」と「太陰暦」の2つに分けられ、それぞれ暦を決める際に基準にしているものが異なります。
太陽暦とは、地球の公転運動をもとに考案された暦のことをいいます。今日世界で広く採用されているグレゴリオ暦は太陽暦の一つで、ほかには太陽暦の起源ともいわれるエジプト暦、グレゴリオ暦のもとになったユリウス暦などが太陽暦に属します。
ユリウス暦
ユリウス暦は、共和政ローマ末期の終身独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルが天文学者に命じて作らせた暦法です。
紀元前46年より実施されたといわれ、1582年にローマ法王グレゴリオ13世の命により改暦、グレゴリオ暦が制定されるまでのおよそ1600年間もの長い間、欧州のほぼ全域で採用されていました。
ちなみに、カエサルはアナトリア(トルコ)と深い関わりがあり、「来た、見た、勝った(Veni, vidi, vici.) 」という名言も、現在のトルコのトカットで書かれたものなのです。
グレゴリオ暦
グレゴリオ暦では、ユリウス暦で生じていた暦と天文現象の日時のずれを調整する方法が改良されました。
平年では1年を365日とし、366日となる閏(うるう)年を原則として4年ごとに(400年間に97回)設けることで暦と実際の季節がかけ離れてしまわないように調整しています。
グレゴリオ暦への移行は世界同時ではなく、さまざまな事情から国によって異なっており、トルコでは1926年から、日本では明治6年(1873年)になってからといわれています。
太陰暦
一方、太陰暦は月を基準にした暦で、一般には月の姿が目に見えない朔(新月・月齢0日)となる日を始めの1日として数え、月の満ち欠けの周期で一カ月を定めるものです。太陰という言葉は月を指し、太陽の対義語として用いられます。
太陰暦の1カ月は平均29.5日の月の満ち欠けに合わせてあるため、1年は29.5日×12カ月=354日と太陽暦よりも11日ほど短くなります。
日本でグレゴリオ暦(太陽暦)への改暦直前に採用されていた暦を天保暦といい、これを旧暦と呼んでいますが、旧暦は太陰暦と太陽暦のずれを調整するために、太陰暦を基本としながら太陽の動きも取り入れた太陰太陽暦という暦法でした。
ヒジュラ暦
ヒジュラ暦はトルコをはじめとするイスラム圏で用いられる暦で、イスラム暦とも呼ばれています。太陰太陽暦である日本の旧暦とは異なり、月の満ち欠けのみを基準とした純然たる太陰暦です。
また、月を基準とする暦であるため、1日の始まりは日の出からではなく、日の入り(日没)とともに始まると考えます。
イスラム行事の日程はヒジュラ暦で決まる
イスラム教行事などは、こうした特徴のある太陰暦に従って行われることがほとんどです。先ほども述べたように、太陰暦は太陽暦よりも11日ほど短いため、太陽暦でみると、1年ごとに約11日ずつ早くなっていきます。
そのため、断食を行う期間として知られるラマダン月、断食明けの大祭イード・アル・フィトル、日本では犠牲祭と訳されるイード・アル・アドハーなどのイスラム教行事や祝日などは毎年同じ日にはなりません。
また、開始日などは国によって月の観測状況によって決めたり、計算によって求めた暦に従って決めたりと異なるため、1~2日ほどずれることもあります。観光などでイスラム教国を訪れる際には注意しましょう。
イスラム教とはどんな宗教?歴史・ルール・食事・服装など基本知識を徹底解説
トルコ人が日の出・日の入時間を気にする理由
多くのイスラム教国には、1日は日の入りに始まり日の入りに終わるという社会通念があります。
イスラム教の行事としてよく耳にするラマダンとは、ヒジュラ暦の第9番目の月の名称で、断食月とも呼ばれています。この期間には、イスラム教徒は日の出から日の入りまで飲食することができません。
ラマダンの月が昼間の短い冬にあたることもあれば、昼間の長い夏になることもあります。日の出や日の入りの時刻を知ることは重要な事柄なのです。
日の出前の断食が始まる前に食べる食事を「サフール(スフール)」といい、サフールではデーツやヨーグルトなどの消化がいいものや軽食をとります。日没後の断食明けにとる初めての食事は「イフタール」と呼ばれ、イフタールではまずデーツや果物、水などをとって身体を慣らし、それから伝統料理や豪華な食事などを楽しみます。
断食後に家族や友人たちと過ごすイフタールの時間はラマダン期間の楽しみの一つでもあるため、どちらかというと日の入りの時刻を気にする人のほうが多いようです。
トルコの宗教事情まとめ!イスラム教徒の割合や食事・お酒などの生活面も解説
見たい!実感したい!トルコのイスラム行事を説明
これまで見てきたように、イスラム教行事の日程や時間はヒジュラ暦や日の出と日の入りなどに従って行われるため、旅行で訪れる際には事前に確認しておくことが大切です。
ここからは、トルコ国内のイスラム教行事や祝日について、旅行客が気をつけたいポイントを挙げながら、代表的ないくつかをご紹介していきます。開始日や終了日は前後する場合があるため注意しましょう。
ラマダン(ラマザン)
ラマダンはヒジュラ暦の第9番目の月の名称です。トルコ語ではラマザンといいます。
イスラム教徒には信仰上の5つの義務「信仰の告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼」があり、ラマダンの期間には毎日、日の出から日の入りまで、そのうちの一つである「断食」が行われます。ラマダンは、イスラム教徒にとって神聖で特別な1カ月間です。断食中は、飲食はもちろん、喫煙や性行為、喧嘩なども禁じられます。
断食の義務は高齢者や乳幼児、妊婦などに加え、異教徒の旅行者も免除されていますが、昼間の間は、イスラム教徒の前では飲食を控えるなど配慮が必要です。断食中はイライラしやすかったり判断力が低下したりしやすいケースもあるので、そうした面での心配りも大切でしょう。
また、断食中の時間帯は多くの店が閉まっていますが、観光客が多い地域では、外から見えないように目隠しをして営業している店や持ち帰りを行っている店もあるので、そうしたところを利用するといいでしょう。
ラマダンとは?本当の意味や断食する理由、1日の過ごし方などを解説
2022年のトルコのラマダン期間
- 開始:2022年4月2日頃
- 終了:2022年5月2日頃
※前後する場合があります。
また、断食明けのイフタールは日没とともに行われるため、東の地域から順に食事が始まります。日の入りの時間はトルコ国内でも異なるので、滞在している場所の日没時間を確認しておくといいでしょう。この時間帯には交通渋滞になる場合も多いようです。
砂糖祭
約1カ月間のラマダンの後に開催されるイスラム教の祭りを「イード・アル・フィトル」といいます。トルコでは「ラマザン・バイラム(祝日・フェスティバルの意)」と呼び、祭りは3日間開催されます。
祭りの期間中には、親戚や近所、訪問者などとキャンディやチョコレートなどのお菓子を振る舞い合うという伝統があり、「シェケル(砂糖・甘いものの意)・バイラム」=砂糖祭とも呼ばれています。子どもたちは近所を回ってお菓子をねだったり、外出先の店で飴をもらったりします。
甘くて美しいトルコスイーツの魅力!バクラヴァやハルヴァ、ロクムなど
2022年のトルコの砂糖祭(シェケル・バイラム)期間
- 開始:2022年5月2日頃
- 終了:2022年5月4日頃
※前後する場合があります。
犠牲祭
イスラム教徒による聖地への巡礼が終わりを迎えるヒジュラ暦12月10日からの3~4日間に行われる祭りを「イード・アル・アドハー」といいます。トルコでは「クルバン・バイラム」といい、日本語では「犠牲祭」と訳されます。
イード・アル・アドハーは神に羊や牛といった家畜を捧げる祭りです。自分たちだけでなく、貧しい人たちとも分かち合うというイスラムの教えが説かれています。各家庭で家畜を屠る習慣がありましたが、現在ではカットされた肉をスーパーなどで購入する場合が多いようです。
2022年のトルコの犠牲祭期間
- 開始:2022年7月9日頃
- 終了:2022年7月12日頃
※前後する場合があります。
砂糖祭や犠牲祭の開催期間中は祝日で、仕事や学校も休みになるため、帰省したり旅行に出かけたりする人が多くなります。バスや電車、飛行機のチケットが取りづらい、交通機関の乱れが生じやすくなる、といった場合があります。
街はいつもより静かになり、普段観光客でにぎわうエリアでも休みとなる施設もあります。午前中のみ閉める、2日間休館する、すべて休みとなるところなど、さまざまですので、旅行で訪れる際は注意しましょう。
トルコ旅行でぜひ行きたい!現地の人気イベントや伝統のお祭りを紹介
古代人は暦や時間をどうやって知っていた?
トルコの時間や暦にまつわる事柄をご紹介してきましたが、そもそも人類は、暦をどのようにして作り、時間をどのようにして知っていたのでしょうか。
太陰暦の基を作ったのはメソポタミア文明のバビロニア人
人類は古より、太陽と月がもたらす光を利用して暮らしを営んできました。太陽は出没を繰り返し、月は満ち欠けを繰り返す。明暗をもたらす空の変化に大きな関心を寄せたことでしょう。
メソポタミア文明の担い手となったバビロニア人は季節の移り変わりが太陽高度の変化だけでなく、月の満ち欠けによってももたらされていることを知っていたといわれています。
バビロニア人はもっとも古くから太陰暦を用い、紀元前2000年頃には日や閏月を足すなどして暦と季節のずれを調整した太陰太陽暦を用いていたそうです。
2000年前の時計!アナトリアの日時計
古代から何千年もの間、太陽の光と影から太陽の位置をはかり、時間を知るために日時計が用いられてきました。紀元前4000年頃のエジプトでは、地面に棒を立てて日時計としていたとされ、紀元前2000年頃からは記念碑などを巨大な日時計に見立てていたとされています。
また、最も正確な日時計はイスラムの日時計だといわれています。イスラム教では、礼拝の時間を知るために正確さが強く求められたためだと考えられています。
トルコはアジアとヨーロッパにまたがる国土を有し、トルコのアジア部分にある半島のことをアナトリアといいます。このアナトリアの西部にあるラオディケア遺跡で、近年、季節と月から時間を詳しく示した、2000年前のアウグストゥス帝時代の日時計が発見されました。
世界的にも貴重な標本の一つで、トルコでも昔から、高度な技術で作られた日時計が使われていたことがわかりました。
なお、ラオディケア遺跡は世界遺産であるパムッカレ・ヒエラポリス遺跡群のほど近くにありますので、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
パムッカレ-ヒエラポリスはがっかり世界遺産じゃない!観光の見どころ解説
ドルマバフチェ宮殿の時計が9時5分で止まっている理由
トルコの時間にまつわる話を最後にもう一つご紹介します。イスタンブールにあるドルマバフチェ宮殿の時計についてです。
ドルマバフチェ宮殿はイスタンブールにある人気の観光名所の一つです。1843年にオスマン帝国31代皇帝アブデュルメジト1世により、それまで使われていたトプカプ宮殿にかわる新たな宮殿として建てられ、帝国の最期のときまで使われていました。
トルコ建国の父・初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクは、トルコ共和国が成立した後に大統領執務室として使われていたこの宮殿で亡くなりました。
トルコ国民が尊敬し、人々の心に残り続けるアタテュルク。彼を偲び、アタテュルクの亡くなった部屋の時計は、息を引き取った時間である9時5分で止まったままになっています。
トルコの初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの生い立ちと偉業
ドルマバフチェ宮殿前の時計塔も要チェック
ドルマバフチェ宮殿を訪れたら、宮殿前の時計塔もぜひチェックしましょう。時計塔は、宮殿入口の手前に建てられています。
日本では国宝『迎賓館赤坂離宮』の建築様式で知られるネオバロック様式で造られており、ベイレルベイ宮殿の設計にも携わったアルメニア人建築家によって設計されました。見ごたえのある美しい装飾が施されています。
宮殿内は広く、すべてを見学するには2時間ほどかかります。観光で訪れるときには時間にゆとりを持って行くといいでしょう。
トルコと日本の時差やヒジュラ暦の行事を知って、楽しく便利に旅行しよう
トルコの日本との時差は「-6時間」であり、トルコ国内のイスラム教の行事には伝統的に太陰暦であるヒジュラ暦(イスラム暦)が用いられています。
時間の考え方や“時”にまつわる習慣の違いを理解して、より便利により楽しく旅行しましょう。
関連記事
更新日:2024.10.30
Views: 491
更新日:2023.11.29
Views: 4926
更新日:2023.11.29
Views: 1479
更新日:2023.09.11
Views: 3410
更新日:2023.12.05
Views: 3674
更新日:2023.08.23
Views: 1876