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トルコは一人旅にもおすすめ!雄大な自然と魅惑の文化を味わい尽くそう

更新日:2023.08.24

投稿日:2022.06.10

Views: 2975

カッパドキア トルコ 気球

誰にも気を遣わず、自分の好きなように楽しめる一人旅。その自由度の高さから年々人気の高まる一人旅の先として、実はトルコがおすすめです。この記事では、その理由と現地での楽しみ方を紹介します。

国土が広大な上に、英語も通じるとはかぎらないトルコは、個人旅行よりツアーが主流。ストレスなく、くまなく観光地を回れるツアーのモデルケースもあわせて紹介するので参考にしてください。

魅惑の国トルコは男子旅にも女子旅にもおすすめ

イスタンブール 歴史地区 世界遺産

実は、トルコは一人旅で訪れる人も多い国です。イスラム教とキリスト教の文化が融合した東西文化の交わる魅力的な街に惹かれる人がたくさんいます。特に、トルコ最大の都市・イスタンブールは街全体が世界遺産に指定されている、世界でも屈指の美しい街です。

街並みを楽しむ以外にも、トルコはさまざまな楽しみ方ができます。

「旅行するならとにかくきれいな景色が見たい」という人なら、カッパドキアやパムッカレ、トゥズ湖などの絶景を目指してもよいでしょう。可愛いものが好きなら、キリムのクッションカバーやチャイグラスなど「トルコならでは」の雑貨を探し回るのも一興かもしれません。「いやいや、旅の楽しみはご飯でしょ」という人は、本場のトルコ料理を存分に楽しみましょう。

パムッカレの気球ツアー トルコ

そして何より、トルコは治安が良いという意味でも一人旅に向いています。シリアやイラクとの国境地帯など一部の例外はありますが、それら地域を除けばおおむね安全に旅行することが可能です。

もちろん、女性は夜の独り歩きを避けたり、貴重品は肌身離さず持ったりなど、海外旅行における基本的な注意は欠かさないようにしましょう。

イスタンブール
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トルコ一人旅のポイント

カッパドキア 気球ツアー トルコ

トルコへの一人旅を満喫したいなら、事前にいくつかポイントを押さえた上で準備を始めましょう。準備に先立って押さえておくべきトルコ一人旅のポイントを解説します。

日本語ガイド・デスクのいるツアー

トルコに一人旅をするなら、日本語ガイド・デスクのいるツアーがおすすめです。

まず、トルコは国内の各所に観光地が散らばっています。車でないと行けない場所も多い上に、公共交通機関が使える場所だったとしても慣れないと何かと大変です。オプショナルツアーを使うのが現実的な選択肢ですが、日本語対応のツアーは少なく、現地では予約できないケースも考えられます。

このような背景もあるため、トルコに旅行する際は、日本語ガイド・デスクのいるパッケージツアーを選ぶ人がとても多いです。パッケージツアーの場合、個人手配に比べて価格が安くなる傾向があるため、節約をしながら旅行を楽しめるのも魅力でしょう。

ある程度は自分の自由に旅行をしたいと思うなら、個人ツアー(プライベートツアー)を使うのも1つの方法でしょう。旅行代理店に依頼し、自分の行きたい場所や泊まりたいホテルを組み込んだツアーをオーダーメイドできます。

トルコ旅行・ツアー完全ガイド!人気の都市や世界遺産、グルメ、注意点

予算

ターキッシュエアラインズのラウンジ

トルコ旅行の一般的な予算についても触れておきます。パッケージツアーであれば、8日間で大体20万円~の予算を見込んでおくとよいでしょう。これは、現地への航空券代、現地でのホテル代や食事代も含んだ値段です。個人手配であれば、8日間で大体30万円程度からで考えてください。

なお、飛行機に空席がある便は安くなり、空席が少ない便は高くなります。これを踏まえると、旅行に行ける時期が決まり次第、できるだけ早めに申し込んだほうがお得になるかもしれません。

トルコの物価は安い?スーパーやレストランなどさまざまな料金を解説!

日程

イスタンブール ピエール・ロティ 一人旅

トルコの名所を一通り回ろうと思うなら、8~10日間は欲しいところでしょう。

9日間あれば、イスタンブール、トロイ、エフェソス、パムッカレ、コンヤ、カッパドキア、アンカラなど、主要な観光スポットを回ることは十分可能です。

初日と最終日(9日目)は日本―トルコの移動日に当たりますが、実質1週間でも十分に楽しめるのが、ツアーの利用ならではのメリット。アンカラからイスタンブールへは飛行機で移動するなど、効率的なルートが組めるためです。

なお、日本―トルコ間のフライト時間は往路(羽田~イスタンブール)が約12時間、復路(イスタンブール~羽田)が約11時間半となっています。

トルコ旅行にはどれくらい日数が必要?観光地ごとのおすすめ日数も紹介

シーズン

トルコ 観光 景色

トルコ最大の都市・イスタンブールの年間の平均気温は東京とあまり変わりません。

これを踏まえると、トルコ旅行に適しているのは「暑くもなく、寒くもない時期」の4~5月、9月~10月あたりでしょう。晴れている日も多く、日照時間も長いことから観光しやすいのもこの時期です。

トルコの気候を解説!季節別の服装や観光地のベストシーズンも紹介!

また、トルコ国内で開催されているイベントを狙っていくのもおすすめ。たとえば、毎年3月には「マニサ・メシル・フェスティバル」が開催されます。これはオスマン帝国時代から続く伝統的な祭りの1つで、ハーブやスパイスで作った練りあめをばらまきながら配る豪快なお祭りです。2012年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

トルコ旅行でぜひ行きたい!現地の人気イベントや伝統のお祭りを紹介

治安

イスタンブール トルコ

現在のトルコは過激派組織への取り締まりを含めたテロ対策を厳重に行っているため、主要観光地なら一人でも安心して旅行ができる国です。

例外として、シリア、イラクとの国境に近いトルコ東部に関しては、外務省から退避勧告・渡航中止勧告が出ています。しかし、この辺りは一般的な観光ではまず訪れない場所なので心配しすぎる必要もありません。ただし、他の海外旅行先と同様、ぼったくりや盗難・詐欺は起きているため注意しましょう。

トルコの治安とトルコ観光旅行中の注意点をご紹介

トルコ一人旅におすすめの観光プラン

一人旅の魅力は、自分のやってみたいことを前提に、プランを自由に組める点でしょう。

世界遺産を見たり、グルメを満喫したり、とにかくのんびりしたりなど、人それぞれの楽しみ方があるはずです。ハマム(公衆浴場)に行ってみるなど、日本ではまずできない体験をするのもありでしょう。

そこでここからは、目的別におすすめのプランやスポットを紹介します。トルコに初めて行く人はもちろん、2度目以降の人でも楽しめるものばかりです。

イスタンブール
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世界遺産を巡る

トルコには2022年5月現在、19の世界遺産があります。どれも魅力的で一見の価値ありですが、ここでは代表的なものをピックアップして紹介します。

イスタンブール トルコ

イスタンブール歴史地区

日本でも有名なのが、イスタンブールの歴史地区(文化遺産・1985年登録)やトロイの古代遺跡(文化遺産・1998年登録)です。これらは、トルコ旅行の定番スポットといっても過言ではなく、たくさんの観光客が訪れる場所です。トロイの古代遺跡には、トロイの木馬の巨大レプリカもあり、写真スポットとしても多くの人に親しまれています。

遺跡が好きなら、世界最古の集団墓地とされるギョベクリテペ(文化遺産:2018年登録)や、人類最古の集落跡の1つ・チャタルヒュユクの遺跡(文化遺産・2012年登録)も検討しましょう。

トルコ 温泉 パムッカレ

パムッカレ

自然が織りなす幻想的な風景を見たいなら、パムッカレ・ヒエラポリス(複合遺産・1988年登録)を訪れるのも選択肢の1つです。ここは温泉保養地でもあります。温泉の中の石灰が沈殿して作り出された石灰棚が夕日に輝く姿を見たいとたくさんの人が訪れます。

カッパドキア 気球ツアー トルコ

カッパドキア

トルコならではの景色を見たいなら、カッパドキアの岩窟群(複合遺産・1985年登録)も欠かせません。気球に乗って奇岩群を空から眺めるという、普段の生活ではめったにできない体験もできます。

トルコの世界遺産全19ヶ所を大紹介!イスタンブール歴史地域からカッパドキアまで

世界三大料理の一つトルコグルメを堪能する

食べるのが好きなら、ぜひトルコグルメを堪能してください。トルコ料理は中華料理、フランス料理と並んで世界三大料理の一つとして長い歴史を誇ります。トルコ料理の特徴をいくつか挙げましょう。

エジプシャンバザール スパイス トルコ

まず、タイムやクミン、スマックなどのスパイスをふんだんに使います。イスタンブールにあるエジプシャン・バザールが、かつてはシルクロードを経由した香辛料の販売が盛んな場所であったこともあり、今でも生活に根付いているのです。

シルクロードの歴史や由来、日本との関わり、世界遺産まで徹底紹介!

ドネルケバブ トルコ料理

ドネルケバブ

そして、さまざまな食材を使うのも特徴の一つ。フムス(ひよこ豆のペースト)やドルマ(野菜の肉詰め)などの野菜料理はもちろん、日本でもおなじみのケバブやキョフテ(トルコ風ミートボール)などの肉料理も親しまれています。

また、トルコはシミット(ゴマがまぶされた円形のパン)やピデ(トルコ風ピザ)、バルック・エキメッキ(サバサンド)など、パンが有名な国です。その一方で、ピラウ(ピラフ)などお米を食べる習慣もあります。

トルコアイス ドンドゥルマ スイーツ

トルコアイス(ドンドゥルマ)

甘いものが好きなら、サーレップというラン科の植物の根を使った伸びーるトルコ風アイス・ドンドゥルマもぜひ試してみましょう。トルコ料理についてもっと知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

トルコ料理は世界三大料理!ケバブなど定番有名メニューを徹底紹介

ワイナリー巡りでトルコワインと観光の両方を満喫

トルコワイン

お酒、とくにワインが好きなら、ワイナリー巡りをしてみるのもよいでしょう。

実は、トルコはワインの名産地としても有名です。紀元前4000年からトルコのアナトリア地方でワインが造られていたという歴史もあるほど、昔から広く親しまれてきた飲み物です。ワインの原料であるブドウの生産量も、約420トンと世界第6位(2017年現在)の規模を誇ります。

今でも、トルコ各地にはたくさんのワイナリーが存在し、質の高いワインが作り続けられています。同国最大級のメーカーである「カヴァクリデレ」や古代アッシリア人の末裔が手掛ける「シルーフ」など、トルコワインの一部は日本でも購入可能です。

多くの人にとってトルコ一人旅の拠点となるイスタンブールの近郊にもワイナリーがたくさんあります。日帰りでテイスティングを楽しむのはもちろん、園内の宿泊施設に一泊してゆっくりするのもよいでしょう。

ちなみに、トルコ語でワインは「Şarap(シャラプ)」と言います。赤ワインは「Kırmızı Şarap(クルムズ・シャラプ)」、白ワインは「Beyaz Şarap(ベヤズ・シャラプ)」です。

飲みやすいものも多いため、ワイン好きの人はもちろん、普段はあまり飲まない人でも一度は試す価値があるでしょう。

世界トップクラスの味わい!トルコワインの歴史とおすすめ銘柄

伝統的公衆浴場「ハマム」を体験する

ハマム トルコ式風呂

ハマムとは、トルコに古くからある公衆浴場のことです。地元の人から広く親しまれていますが、もちろん観光客が入ってもかまいません。公衆浴場と言っても、日本人がイメージする「大きな湯船のお風呂がある場所」とはやや異なります。

蒸気で満たされた大理石造りの部屋に入ってくつろぐ、どちらかといえばサウナや岩盤浴に近いものと考えてください。サービスとしてあかすりやマッサージを受けられるため、旅の疲れを癒す場所としても使えそうです。

なお、一口にハマムといっても、高級なお店と格安なお店があるので、目的に応じて選びましょう。高級ハマムは予約が必須ですが、アメニティが充実していたり、エステのような至れり尽くせりのサービスが受けられたりします。

これに対して、格安ハマムは予約がいりません。行きたいと思ったらすぐに行けるのがメリットですが、タオルなどのアメニティは持参しなくてはいけない場合も多いので注意が必要。また、異性の垢すり師がついてトラブルになることもあるため、必ず事前に確認しましょう。

実際にハマムに入る際には、服装のルールや室内での過ごし方を知っておくのが望ましいです。こちらの記事で詳しく解説したので、参考にしてください。

日本人にも人気!トルコ式風呂「ハマム」の入り方やおすすめ店舗を紹介

トルコならではのショッピングを楽しむ

陶器 トルコ 食器

トルコに来たなら、ぜひチェックしてほしいのが、トルコ雑貨です。

トルコはアジアにもヨーロッパにも接し、両方の文化の影響を色濃く受けています。雑貨にも、アジアとヨーロッパの魅力が盛り込まれており、魅了される人は少なくありません。トルコキリム、アクセサリーやキュタフヤ陶器であれば、日本にも持って帰りやすいでしょう。

人気のトルコ雑貨!インテリアや日用品などのおすすめアイテムをご紹介

グランドバザール トルコ

トルコ雑貨を手に入れたいなら、イスタンブール旧市街にあるグランドバザール(カパルチャルシュ)は外せません。4,000軒もの店が入居する、世界最古のショッピングモールと言われる場所です。トルコの文化や歴史を感じる重厚な建物を見て歩くだけでも、ワクワクすること間違いなし。

グランド・バザール徹底解説!トルコ観光で絶対訪れたい巨大市場の魅力

地中海&エーゲ海の美しいビーチリゾートで至福のときを過ごす

アンタルヤ ビーチリゾート 地中海

海が好き、という人は、地中海やエーゲ海に面した美しいビーチリゾートでのんびり過ごすのもおすすめです。日本ではまだあまり知られていませんが、実はトルコには息をのむような美しさのビーチがあります。

たとえば、南西部の街・ボドルムは、エーゲ海を臨むトルコ有数のリゾート地です。古くは地中海交易の拠点や十字軍の要塞都市として栄えましたが、今では欧米各国からバカンスを楽しむ人が集まってきています。

また、ボドルムに負けないほど魅力的なリゾート地として知られるのがアンタルヤです。2019年の時点で「ザ・マルマラ・アンタルヤ」をはじめとした5つ星ホテルがなんと407軒もある一大観光都市。治安も良く、ゆったりと過ごせます。

ボドルムもアンタルヤも、イスタンブールからであれば、飛行機で1時間ちょっとでアクセス可能です。イスタンブールから足を延ばして、1泊2日程度で海を見に行くのも楽しいでしょう。

地中海はどこにある?ビーチや料理、気候など魅惑の地中海を紹介!

トルコ一人旅で一生モノの体験を

トルココーヒー イスタンブール

トルコはおおむね治安が良く、一般的な観光で訪れるエリアであれば過度に心配しすぎることもありません。また、トルコでは世界でも有数の親日国としても有名です。「客人には親切にせよ」というイスラムの教えも根付いているため、親切にしてくれる人もたくさんいます。海外旅行での一般的な注意をする必要はあるものの、一人旅であってもツアーを使えば安全に回れるでしょう。

そして、一人ひとりに合った旅の楽しみ方ができるのもトルコの魅力です。遺跡を見て歴史に思いをはせたり、おいしい料理やワインに舌鼓を打ったり、ハマムやビーチでのんびりしたりなど、自分に合った楽しみ方ができます。バザールでトルコ雑貨を買い、家に飾るのも旅の良い思い出になるはずです。

イスタンブール
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